新型ヤリスはBセグメント規格に分類される「コンパクトカー」のジャンルに入る車です。軽自動車以上、従来の普通車未満といったサイズは運転のしやすさも考慮した「生活に適したジャストサイズ」を意識して作られるボディタイプになります。
このジャンルの車両は価格帯も比較的安い中で、ハイトールなスタイルにより車載量は軽自動車以上でありながら、普通車よりも運転がしやすく日常的に使いやすいサイズというのが5ナンバー小型乗用車の特徴と言えるでしょう。
そんなヤリスの実際のサイズは一体どのようになっているのでしょうか?今回は新型ヤリスの全長・全幅・全高などあらゆるサイズについて、他車との比較も交えてご紹介していきます。
ヤリスのサイズ
ヤリスのカタログサイズは全長:3,940mm×全幅:1,695mm×全高:1,500〜1,515mm(ホイールベース:2,550mm)となっています。
まず先代の「ヴィッツ」と比べてどうなったかと言えば以下のようになります。
ヤリス |
ヴィッツ |
|
全長 | 3,940mm | 3,945mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1,500〜1,515mm | 1,500mm |
ホイールベース | 2,550mm | 2,510mm |
先代のヴィッツに比べて、全体のサイズは全長が5mm短縮された以外殆ど変わっていない中でホイールベースを約40mm程間隔を伸ばしています。これはTNGAプラットフォームでの「低重心」を叶えるために、よりタイヤを四隅にしっかりと収める設計を行っているためです。
最小回転半径は4.8m〜5.1mとなりますが、先代ヴィッツが4.5m〜5.1mでしたので殆ど変わらないと言えるでしょう。ヤリスでは5ナンバーサイズに収めることを前提とした中で、発想の基礎から全てを一新して全体を引き締めつつも、走行の安定性を重視した新設計でしっかりとした走りを提供しています。
それではヤリスのサイズ数字は一体どのようなものかを、それぞれ解説していきましょう。
ヤリスの全長について
ヤリスの全長は3,940mmとなっています。
5ナンバーサイズコンパクトカー(4,700mm以上は3ナンバー)の中でも、ライバル車のFITが4,000mm前後ということを踏まえると更に短い部類に入ると言えます。全長が短いということは、それだけ運転がしやすいということにも繋がります。
通勤や通学、またお買い物や行楽に至る日常的に行動を共にするクルマとして、運転のし易さはとても重要なポイントですので、初心者や主婦の方からベテランドライバーまで幅広く対応できると言えます。
ヤリスの全幅について
ヤリスの全幅は1,695mmとなっています。
こちらは先代ヴィッツと共通サイズとなりますが、1,700mmを超えると3ナンバーの規定に入ってしまうためこの数値は5ナンバーサイズを維持する限界値となり他車も同様となります。しかし同じ数値内でも運転席と助手席の間隔をヴィッツよりも10mmほど広くとっているので、数値では分からないレベルであってもドライバーにとってはより環境が快適になったと言えるでしょう。
ヤリスの全高について
ヤリスの全高は1,500mm(※4WD車は1,515mm)となっています。
3ナンバーとの境界線は2,000mmですので5ナンバーサイズとしては充分に余裕はありますが、ヤリスでは低重心を意識した設計になっていますので、居住スペースの最低限の確保を意識した上でのサイズとなります。見た目はハイトールな形のヤリスですが、一般的な立体駐車場では2,000mm〜2,500mm程の高さまで利用でき特殊な場合でも1,550mmが最低ラインになりますので、ヤリスの全高は充分に対応できるサイズと言えます。
乗り降りもしやすい高さでもあるので、お出かけの際にも安心して行動できます。
参考3ナンバーと5ナンバーの範囲
5ナンバー(小型乗用車) |
3ナンバー(普通乗用車) |
|
排気量 | 2,000cc以下 | 2,001cc以上 |
全長 | 4,700mm以下 | 4,701mm以上 |
全幅 | 1,700mm以下 | 1,701mm以上 |
全高 | 2,000mm以下 | 2,001mm以上 |
次にヤリスとライバル車とのサイズ比較をしていきましょう。
他車との比較
ライバル車HONDAのFITや日産ノート、同じTOYOTA車のアクアやスズキのスイフトと比較してみましょう
車両サイズ比較一覧
ヤリス |
FIT |
ノート |
アクア |
スイフト |
|
全長 | 3,940mm | 3,995mm〜4,090mm | 4,100〜4,165mm | 4,575mm | 3,840mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm〜1,725mm | 1,695mm | 1,760mm | 1,735mm |
全高 | 1,500〜1,515mm | 1,515〜1,565mm | 1,520mm〜1,535mm | 1,470mm | 1,500mm |
こうして他車の比較対象を並べてみると、ヤリスが最も小さい部類であることがわかります。「軽く・小さく・扱いやすく」が開発コンセプトになるヤリスではこの部分は勿論しっかりと反映され、日常的に使う車両としての手軽さを求める場合、このサイズは取り回しも良くかなり有利になってくると思われます。
他車との比較で見るヤリスのこの全体のサイズ感は、狙い通りの優秀なポイントと言えるでしょう。
次に室内の環境はどうなっているでしょうか?
室内サイズ比較一覧
ヤリス |
FIT |
ノート |
アクア |
スイフト |
|
室内長 | 1,845mm | 1,935mm | 2,065mm | 2,015mm | 1,910mm |
室内幅 | 1,430mm | 1,450mm | 1,390mm | 1,395mm | 1,425mm |
室内高 | 1,190mm | 1,280mm | 1,225mm | 1,175mm | 1,225mm |
室内空間についてはやはり全体的なコンパクトな作りが影響して他車に比べ、全体的に数値は小さめになってしまいますが、数字以上にドライバーユースな設計が施されており、実際に運転する際に違和感を覚えるほどの狭さではありません。
次にラゲッジスペースのサイズを検証してみましょう。
ラゲッジサイズ一覧(VDA方式)
ヤリス |
FIT |
ノート |
アクア |
スイフト |
|
ラゲッジスペース | 209L | 427L | 330L | 305L | 265L |
ラゲッジスペースに関しては他車に比べヤリスの圧倒的な劣勢となりますが、実際に使用する上で支障を感じるレベルの狭さではありません。
設計上の段階で後部座席からラゲッジは割り切った作りになっている以上、これは致し方ない部分になりますが、ヤリスではリアシートを前方に倒す事ができる6:4可倒式を採用していますので、一時的に大量の荷物を積むときにはリアシートを倒して積載量を上げることは可能です。
ヤリスのサイズについて
今回はヤリスの全長全幅全高カタログサイズから、室内やラゲッジのサイズを他車との比較も交え検証してみました。
他車との比較でもわかるように、ヤリスの総合的なサイズは5ナンバー車両内でも特に小さい部類になりますが、これは開発コンセプトがそれを狙ってのものになりますので成功と言える内容です。
ヤリスはあくまでも「ドライバーファースト」の車両設計であることをお忘れなくお願いします。
全体のサイズ感は日常利用において僅かな差が取り回しなどに大きく影響していきますから、ヤリスのサイズ感は日本の道路状況や、ユーザーの利用環境に適したサイズとしておすすめできるものです。幅広い年齢層に広くおすすめできるヤリスのお手頃なサイズを、是非実際に乗って体感してみてください。
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