ヴィッツ トヨタ

ヴィッツの寿命はいつ?買い替え時期を紹介!

日本では1999年に登場したトヨタのコンパクトハッチバックの「ヴィッツ」。ヴィッツは3世代にわたって実に21年以上も製造・販売され続けられました。ヴィッツという車名は日本国内のみで使用されており、海外では「ヤリス」という車名で販売されています。

2020年に登場した「ヤリス」は車名を海外と統一させたもので、「4代目のヴィッツ」とも言えます。しかしここでのヴィッツの定義は、1999年~2020年に製造・販売された3代目までとします。

ヴィッツの初代は20年も前の車となり、とっくに寿命が来ているのでは?と感じますが、実際にはどうでしょうか。ヴィッツのクルマの特徴や実際の中古車市場を見ながら、ヴィッツの寿命はいつなのか?そして買い替え時期を紹介したいと思います。

車はどうなったら寿命と考える?

ヴィッツの寿命を知るためには、クルマはどうなったら寿命と考えるのかという定義を決める必要があります。走れなくなったら寿命と考える場合と、どこか一か所でも故障や不具合が起きたら寿命と考える場合では、寿命の長さは変わってきます。

ここでは「修理しても走れなくなった」場合や、「修理すれば走れるが修理費用がクルマの価値よりも高くつく」場合をクルマの寿命と定義して、ヴィッツの寿命を見ていきたいと思います。

ヴィッツの特徴

ヴィッツは1999年1月~2005年2月の初代2005年2月~2010年12月の2代目2010年12月~2020年2月の3代目が存在します。今回定義したクルマの寿命と関係するパーツを中心に、ヴィッツの特徴を見てみましょう。

エンジン

ヴィッツに搭載されているエンジンは、1.0L・1.3L・1.5Lの直列4気筒DOHCエンジンです。直列4気筒DOHCエンジンは多くのクルマで採用されている一般的な形式ですが、排気量は1.0L~1.5Lと小排気量になります。ボディが小さく軽いため、小排気量でも十分に走ることができますが、高速走行などでは高回転まで回すことになります。

コンパクトカーという性格上、高速道路を使ってロングドライブを行うよりも、近くのスーパーや子供の送り迎えなど比較的短い距離を繰り返し走行する使われ方の方が多くなります。

トランスミッション

ヴィッツに搭載されているトランスミッションは、4速オートマチックトランスミッション5速マニュアルトランスミッションCVTの3タイプです。4速オートマやCVTは普通に走行している分には簡単に故障することはありません。5速マニュアルはクラッチが必ずすり減ってきますので、だいたい5万kmを目安に交換修理が必要になります。

足回り

ヴィッツに採用されている足回りは、フロントにストラットもしくはマクファーソンストラットリヤにトーションビームもしくはド・ディオン/トーションビームです。どちらも古くから使われている形で複雑でもないため、簡単に故障することはありません。

しかし、快適な乗り心地を維持するためには、ショックアブソーバーで5万km、スプリングで10万kmごとに交換する必要があります。

ヴィッツにおける寿命の基準

世間一般的に言われるクルマの寿命は「10年10万km」とよく言われます。これはヴィッツにも当てはまるのでしょうか?今回定義した寿命とヴィッツの特徴から見ていきたいと思います。

年数

年数が経過するだけでエンジンやトランスミッション、足回りがすぐに故障するわけではないですが、ヴィッツに限らずクルマは年数が経過すると価値が下がるものです。

ヴィッツは新車価格が100万円~200万円なので10年も経過すると、コンディションが良い場合でも40万円以下となります。修理する箇所によっては40万円以上になる場合もありますので、ヴィッツとしても10年がひとつの寿命といえるでしょう。

走行距離

エンジンは低回転よりも高回転の方が劣化が早く、一定速度で長距離を走るよりも短い距離を繰り返し走行する法が劣化が早くなります。ヴィッツのエンジンは1.0L~1.5Lと小排気量のため、比較的高い回転数を使って走行することになります。そして短距離を繰り返し走行する機会の方が多い車種です。

一般的に言われている10万kmはヴィッツよりも大きなクルマもひっくるめて言われている距離です。乗り方によって変わってきますが、平均的にヴィッツは10万kmよりも短い距離で寿命を迎える可能性が高くなるでしょう。

ヴィッツの中古車から寿命を考えてみる

もし、ヴィッツの寿命を「走れなくなるまで」とだけ考えた場合はどうなるのかを、ヴィッツの中古車から見てみたいと思います。

2021年1月現在、グーネットに掲載されている初代~3代目までのヴィッツは合計で4,540台です。ここから世代別にヴィッツの寿命を見てみましょう。

初代ヴィッツ

●年式ベース

年式 走行距離 排気量 トランスミッション 修復歴 本体価格
1999年 14.0万km 1,000cc 5速MT 無し 応相談

●走行距離ベース

年式 走行距離 排気量 トランスミッション 修復歴 本体価格
2004年 19.6万km 1,500㏄ 5速MT 無し 10.0万円

年式は発売当初の1999年と20年以上経過していても中古車として販売され、走行距離では19.6万kmと約20万km走行していても中古車として販売されています。ということで、初代ヴィッツは20年以上経過しても、20万km近く走行しても寿命でない場合があることがわかりました。

2代目ヴィッツ

●年式ベース

年式 走行距離 排気量 トランスミッション 修復歴 本体価格
2005年 11.6万km 1,300㏄ 4速AT 有り 14.8万円

●走行距離ベース

年式 走行距離 排気量 トランスミッション 修復歴 本体価格
2009年 26.3万km 1,000㏄ CVT 無し 18.0万円

年式は発売当初の2005年と15年以上経過していても中古車として販売され、走行距離では26.3万kmと約20万km以上走行していても中古車として販売されています。ということで、2代目ヴィッツは15年以上経過しても、20万km以上走行しても寿命でない場合があることがわかりました。

3代目ヴィッツ

●年式ベース

年式 走行距離 排気量 トランスミッション 修復歴 本体価格
2010年 9.1万km 1,000cc CVT 無し 29.0万円

●走行距離ベース

年式 走行距離 排気量 トランスミッション 修復歴 本体価格
2011年 19.1万km 1,300㏄ CVT 無し 応相談

年式は発売当初の2010年と10年以上経過していても中古車として販売され、走行距離では19.1万kmと20万km弱も走行していても中古車として販売されています。ということで、3代目ヴィッツは10年以上経過しても、20万km弱走行しても寿命でない場合があることがわかりました。

ヴィッツの寿命を延ばすには

ヴィッツの中古車でご理解いただけたと思いますが、ヴィッツにおける「修理しても走らなくなった」という寿命は、世間一般的に言われている「10年10万km」よりも延ばすことができるのです。どのようにすればヴィッツの寿命を延ばすことができるのかを具体的にお伝えします。

定期的にきっちりとオイル交換

クルマは金属でできた多くのパーツで構成されています。またその金属パーツが摩擦することでクルマは走っています。金属パーツが滑らかに、そして壊れないように動くために、オイルが使われていて、それは何か所にもおよびます。

一番みなさんが知っている金属パーツが摩擦しているところは「エンジン」です。エンジンはシリンダー内にあるピストンが上下運動することで動力を生み出し、クルマは走ることができます。このシリンダーとピストンをはじめエンジン内部での金属摩擦を軽減し、故障することなく動かすためにエンジン内部には「エンジンオイル」が入っています。

エンジンオイルは走行距離もしくは期間での寿命があります。必ずこの寿命が来る前にエンジンオイルを交換して新しいものにする必要があります。エンジンオイルを交換しているが寿命に沿って行わないと、エンジン内部の摩擦は激しくなり不具合を起こしやすくなります。もし、交換サイクルを大幅に狂わせたり交換を怠ると、エンジンは確実に壊れます。

オイルが使われているのはエンジンだけではありません。駆動力を伝達する「トランスミッション」や「デフ」、ハンドル操作を軽くするための「パワーステアリング」、クルマを制動させるための「ブレーキ」などにもオイルは使われており、すべてに寿命があります。

自分では交換できない箇所にもオイルは使われています。それはクルマの挙動を制御して安定した走行に貢献している「ショックアブソーバー」です。ショックアブソーバーは基本的に分解ができませんので、内部に充填されているオイルを交換することは不可能です。ショックアブソーバーの場合は、パーツごと交換することになります。

これらクルマに使われている各種オイルの寿命を理解し、寿命が来る前に定期的にオイル交換することで、その箇所の不具合や故障を起こさないようにすれば、ヴィッツの寿命を延ばすことが可能です。

定期的なメンテナンス

先ほどお伝えしたオイル交換もメンテナンスのひとつです。定期的なメンテナンスにおいてオイル交換は基本であるため、詳しくお伝えしました。クルマにはオイル交換以外にも定期的に点検し、不具合が生じたら修理などの対応をしなければなりません。

代表的なものでは「タイヤ」です。タイヤはクルマの重さに耐えて支えることと、回転してクルマを走らせる仕事をしている重要なパーツです。タイヤ内部には空気を入れているのですが、その空気は何もしなくても徐々に減っていきます。空気が減った状態で乗り続けると、危険でありタイヤを早く劣化させてしまいます。最低でも2か月以内に1度は空気圧をチェックして、空気を規定量まで補充するようにしましょう。

消耗パーツとなる「ブレーキパッド」も定期的にメンテナンスする必要があります。ブレーキが利かなくなるとクルマが止まれなくなり非常に危険で、放置すると周辺のパーツも故障してしまいます。交換時期を過ぎないようにするために、定期的にチェックしましょう。

クルマにはこれ以外にもチェックする箇所が多岐にわたります。クルマに詳しくない人やメンテナンスする環境がない人は、必ずクルマを購入したディーラーや整備工場で定期的にメンテナンスしてもらうようにしましょう。

丁寧な運転を心がける

ヴィッツの劣化や消耗を最小限にして、寿命を少しでも延ばすためには「丁寧な運転」を心がけることです。以下のようなことは避けるようにしましょう。

暖気せずすぐにクルマを走らせる

ヴィッツは暖気しなくてもすぐに走行できるクルマですが、エンジンをかけてすぐに走らせるとエンジンをはじめ、多くの箇所に負担を与えることになります。

近くまで買い物など、短距離の走行を繰り返すような走り方は「シビアコンディション」と呼び、エンジンオイルの寿命を縮めたり、エンジン自体に負担をかけたり、その他足回りなどにも何らかの影響を与えます。

ウインドウ乾いた状態でワイパーを動かす

雨の日に視界を確保するために使用するワイパーを、晴れた日などのウインドウが乾いた状態で作動させるとガラスにキズが入ります。ワイパーは雨の日か濡れている状態以外では絶対に動かさないようにしましょう。

クルマが停止状態でステアリング操作を行う

俗にいう「据え切り」とも呼ばれる行為です。ヴィッツはパワーステアリングのため、クルマが停止状態でも簡単にステアリング操作ができるのですが、この操作を行うとタイヤやステアリング関係に大きな負担を与えてしまいます。車庫入れや駐車をするときには気を付けて、少しでもクルマを動かしながらステアリングを切るようにしましょう。

半クラッチを多用する

5速マニュアルミッションのヴィッツの場合に注意することです。マニュアルトランスミッションは、クラッチを使って動力を車輪に伝達・切断を行っています。このクラッチを中途半端につなげることを「半クラッチ」と呼ぶのですが、この状態を長時間続けるとクラッチの摩耗は激しくなり、すぐに寿命がきてしまいます。クラッチが滑るとクルマは走れなくなりますので、半クラッチの使用は最小限にとどめるようにしましょう。

ヴィッツの買い替え時期

ヴィッツの買い替え時期を決めるのは「修理すれば走れるが修理費用がクルマの価値よりも高くつく」時です。

このタイミングを知るためには「高額になる修理とその費用」と「その時のヴィッツの買取価格」を知ることが重要になります。では、高額になる修理とその費用をベースに、ヴィッツの買い替え時期を調べてみたいと思います。

エンジン修理

エンジン修理は内容にもよりますが、最低でも10万円は見るべきでしょう。エンジンの修理は他の箇所に比べて複雑なため、工賃も高くなるのです。もし、エンジンが動かなくなってしまったらエンジンごと乗せ換えるという方法もあります。この場合は、中古のエンジンでも30万円以上、新品のエンジンなら60万円以上は必要になります。

ヴィッツの買取相場と照らし合わせてみると、11年落ちで最低6.2万円、7年落ちで25.9万円、3年落ちで54.1万円となっていますので、11年経過のヴィッツはエンジン修理に10万円以上かかるとき、7年経過のヴィッツは中古エンジンに載せ替えを検討したとき、3年経過のヴィッツは新品エンジンに載せ替えを検討したときが、ヴィッツの買い替え時期となります。

トランスミッション修理

トランスミッションの修理は5万円~40万円ほどになります。5速マニュアルトランスミッションの場合はクラッチ板の交換が主で相場は5万円ほどオーバーホールまですると10万円前後になります。4速オートマチックトランスミッションやCVTになると、丸ごと交換になり中古品で20万円ほど、新品で40万円ほどになります。

ヴィッツの買取相場と照らし合わせてみると、12年落ちで最低4.3万円、11年落ちで最低6.2万円、10年落ちで13.1万円、6年落ちで35.6万円となっていますので、12年経過のヴィッツはクラッチ交換を検討したとき、11年経過のヴィッツはMTのオーバーホールを検討したとき、10年経過のヴィッツは中古のATもしくはCVTに載せ替えを検討したとき、6年経過のヴィッツは新品のATもしくはCVTに載せ替えを検討したときが、ヴィッツの買い替え時期となります。

足回り修理

足回りのパーツであるショックアブソーバーやスプリングなどは、交換修理となります。その費用はディーラーで行った場合、おおよそ15万円ほどかかります。

ヴィッツの買取相場と照らし合わせてみると10年落ちで13.1万円となっていますので、足回の交換修理を検討する場合、10年経過したときがヴィッツの買い替え時期となります。

ボディ修理

ボディの修理は程度によって費用が異なってきます。ちょっとしたキズや凹み程度なら1万円程度からですが、走行中にぶつけたような衝撃が大きいものだと30万円以上になることもあります。

ヴィッツの買取相場と照らし合わせてみると7年落ちで25.9万円となっていますので、大きなボディ修理を検討する場合、7年経過したときがヴィッツの買い替え時期となります。

ヴィッツの寿命と買い替え時期まとめ

ヴィッツの寿命は、走行距離で10万km以下、年数で10年くらいがひとつの目安だということがわかりました。しかし、この目安は「修理しても走らなくなった」を寿命とするならば20年以上、20万km以上でも寿命とならない場合もあることも知ることができました。ヴィッツの寿命は、大切に乗る気持ちで定期的なメンテナンスや丁寧な乗り方を心がけることで延ばすことが可能です。

ヴィッツの買い替えは走行距離や年数ではなく、修理費用と修理となる時期、そしてヴィッツの買取価格の3つを知ることで、損をしないベストな時期を割り出すことが可能です。

ヴィッツオーナーの方はこの記事を参考にして、ヴィッツを大切に乗り続けるのか、買い替えを検討するのかを決めてみてはどうでしょうか。

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