最近の車はグレードが細分化されていて、その一つひとつ、違いをきちんと理解するのは一苦労ですよね。
ヴィッツも例に漏れず、多彩なグレードが多数揃っています。
多すぎ!そして複雑すぎて訳が分からない!という人も多いのではないでしょうか。なぜこんなにも数が多いのか。
その理由はこうです。
ヴィッツには4つの基本グレードがあり、それぞれに選べる仕様やパッケージモデルがあります。
加えて特別仕様車もあります。
各グレードから次々と派生していき数が増えているという訳ですね。
ここでは分かりやすく、4つの基本グレードと、各グレードに存在するパッケージモデル、そして特別仕様車の特徴を解説していきます。初めて車を選ぶ人、車のことは詳しくないという人にも分かりやすく説明していくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ヴィッツの基本グレードは4種類
ヴィッツの基本グレードは、
・ベースグレードの「F」、「F」をベースに少しグレードを上げた「Jewela」、上位グレードの「U」、そしてスポーツカー仕様の「GR SPORT」。以上の4種類です。この4つの基本グレードの特徴を順番に押さえていきましょう。
ベースグレードの「F」
ベースとなるグレードの「F」。最もシンプルで基本的な装備のみが搭載されています。
「F」は以下のようにハイブリッド車とガソリン車が選べます。
・ハイブリッド F【1.5L(2WD)】
・F【1.0L(2WD)/1.3L(2WD・4WD)】
「F」のパッケージモデルは2種類
「F」にはガソリン車のみに2種類のパッケージモデルがあります。
・F “Mパッケージ”【1.0L(2WD)】
・F “SMART STOPパッケージ”【1.0L(2WD)】
ちなみにパッケージとは分かりやすく言うと、いくつかのオプションがセットになったものです。
F “Mパッケージ”
F “Mパッケージ”は、全グレードの中で最も低価格なグレードです。装備も通常の「F」からさらにそぎ落とされます。「価格をとにかく抑えたい」、「車は走れば良い」という人におすすめのグレードですね。実際は法人向けやレンタカー向けの車と言えます。
F “SMART STOPパッケージ”
F “SMART STOPパッケージ”は、通常の「F」にアイドリングストップ機能が付いたグレードです。
アイドリングストップとは、渋滞や信号待ちなどで一時的に車を停車させる際、自動的にエンジンを停止させる機能です。環境に優しく、何より燃費を良くするためには外せない機能ですね。
「F」をベースにプラスαの要素が入った「Jewela」
「Jewela」も以下の通りハイブリット車とガソリン車が選べます。
・ハイブリッド Jewela【1.5L(2WD)】
・Jewela【1.0L(2WD)/1.3L(2WD・4WD)】
「Jewela」はベースグレードの「F」をベースに、もう少しだけグレードを上げたいという人向けのグレードです。Jewelaとは“Jewel(宝石)”から作られた造語で、その名の通り華やかでラグジュアリーな雰囲気が特徴的。おしゃれに敏感な大人の女性をターゲットにしています。
「F」との違いとしては、高級感のあるステンレス製のドアベルトモールディングや、専用のファブリックを使用した肌触りの良いシートなどが挙げられます。シートのカラーは、上品な色合いの“マルサラ”が選択可能に。一気に個性的でおしゃれな雰囲気に変わり、自分らしく車を楽しみたいという女性に人気です。
スイッチ1つで髪や肌に優しい「ナノイー」が放出されるのも、女性にとっては嬉しいポイントですね。
「Jewela」のパッケージモデルはJewela “SMART STOP パッケージ”
「Jewela」には、ガソリン車のみに1種類のパッケージモデルがあります。
・Jewela “SMART STOPパッケージ”【1.0L(2WD)】
Jewela “SMART STOPパッケージ”は通常の「Jewela」にアイドリングストップ機能が付いたグレードです。
上位グレードの「U」
「U」も以下の通りハイブリット車とガソリン車が選べます。
・ハイブリッド U【1.5L(2WD)】
・U【1.3L(2WD・4WD)】
「U」はひと通りの機能や装備が揃っている、ほぼフル装備の上位グレードです。黒を基調をとしたインテリアは細部にまでのこだわりが行き届いていて、まさにワンランク上の空間。
シートは「ハイグレードファブリック」が使用されています。ハンドルやシフトレバーは本革で、ウレタン製を採用している「F」グレードのものと比べてみても、見た目、質感共に違いは歴然です。
さらに、前席の左右にあるサイドレジスター(エアコンの吹き出し口)や、内側のドアハンドルにはメッキ調の加飾が施されていて、さりげなく華やかさがプラスされています。
また、快適装備にも大きな差が。「快適温熱シート」や「運転席アームレスト」が付いていて、走りだけでなく、走行中の快適さにもこだわったグレードと言えます。
「U」のパッケージモデルは“SPORTY パッケージ”
「U」には、ハイブリッド車、ガソリン車にそれぞれパッケージモデルがあります。
・ハイブリッド U “SPORTYパッケージ”【1.5L(2WD)】
・U “SPORTYパッケージ”【1.3L(2WD)】
“SPORTYパッケージ”は名前の通り、通常の「U」グレードよりもスポーティなグレードです。
タイヤのサイズも16インチと大きくなり、さらにアルミホイールに変わります。その他にも「サイドマッドガード」や「リヤルーフスポイラー」が付くなど、ビジュアルだけでもスポーティでちょっと攻めたデザインだと分かります。
スポーツカー仕様の「GR SPORT」
「GR SPORT」には、「GR SPORT」と「GR SPORT “GR” 」、2種類のグレードが存在します。以下のように「GR SPORT」のみハイブリッド車も選べます。
・ハイブリッド GR SPORT【1.5L(2WD)】
・GR SPORT【1.5L(2WD)】
・GR SPORT “GR”【1.5L(2WD)】
「GR SPORT」と「GR SPORT “GR” 」の違いが気になりますよね。
簡単に言うと「GR SPORT」の方がより手軽にスポーツカー仕様を楽しめるグレード。
そして「GR SPORT “GR” 」の方がより本格的なスポーツ走行が楽しめるグレードです。
タイヤの大きさも「GR SPORT “GR” 」の方が17インチと大きく、専用のアルミホイールが付いています。他にもアルミペダルやシルバープレートのメーターなど、スポーツカーのようなクールで洗練されたデザインが随所に光ります。
まさに運転席に座った瞬間からワクワクしてしまうような車。
とことん走りにこだわりたい人におすすめのグレードです。
2つの特別仕様車
最後は特別仕様車です。ヴィッツには2つの特別仕様車があります。どちらも「F」グレードをベースに、ハイブリッド F、Fから派生した
・ハイブリッド F Safety Edition Ⅲ【1.5L(2WD)】
・F Safety Edition Ⅲ【1.0L(2WD)/1.3L(2WD・4WD)】
・ハイブリッド F Amie【1.5L(2WD)】
・F Amie【1.0L(2WD)/1.3L(2WD・4WD)】
です。ちなみに特別仕様車とは、既存のモデル、グレードに装備やオプションを追加して、特別感やお得感を高めた車のことです。
特別仕様車「Safety Edition Ⅲ」
「Safety Edition Ⅲ」には、いくつかの安全装置が付いています。まずは駐車場などでアクセルペダルを踏み間違えた際に自動ブレーキで衝突を回避する安全機能「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」。
そして歩行者(昼間)検知機能を備えた「自動ブレーキ」、「車線はみ出しアラート」、「自動ハイビーム」の3つの先進安全機能が付いた衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」です。
特に安全性を重視した特別仕様車ですが、見た目にもこだわりが。黒を基調としたシックで落ち着いたインテリアは、誰からも好感が持たれそうなデザインです。
特別仕様車「Amie」
「Amie」は、分かりやすく言うと「Jewela」をさらに上級にしたグレードです。「Amie」も「Jewela」同様、主に女性をターゲットにしています。
所々にカッパー色がポイントに散りばめられたおしゃれなインテリアは、いかにも女性から好まれそうなデザイン。豊富なカラーバリエーション、さらにスエード調×合皮の上質なシートも人気です。
見た目にこだわり抜かれた特別仕様車ですが、「Safety Edition Ⅲ」同様、「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」や「Toyota Safety Sense」は特別装備されています。
ヴィッツの人気グレードは「F」
見てきた通り、ヴィッツの4つの基本グレード、特別仕様車は、それぞれに全く異なる特徴、強みを持つグレードであるということが分かりました。
調べたところ、そんな数あるグレードの中で最も人気の高いグレードは、ハイブリッド車、ガソリン車共にベースグレードの「F」。
その最大の理由はコストパフォーマンスの良さにあります。
デザイン、性能共に上位グレードと比べると劣りはするものの、装備や機能に関して、特に大きな問題はなさそうです。「F」をベースにオプションを絞り、価格を抑えて購入できるというのが嬉しいポイントですね。
ヴィッツのおすすめのグレードは特別仕様車「F Safety Edition Ⅲ」
人気のグレードは「F」ということは納得ですが、最後に独断と偏見で勝手におすすめを発表しちゃいます。
それはずばり特別仕様車「 F Safety Edition Ⅲ」。
理由は、安全性とデザイン性の高さ、どちらも兼ね備えているのに、通常の「F」と比べても価格差はそれほど大きくならないから。
特別仕様車というだけあってコスパが抜群なのです。
やはり「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」や「Toyota Safety Sense」が標準装備されているのは安心ですよね。
燃費やリセールバリューを考えるとハイブリッド車もおすすめですが、ハイブリッド車には落とし穴も。価格が上がってしまうこと、そして年間走行距離や乗り方、何年所有するのかをしっかり考慮しなければ、高く付いてしまう場合もあるのです。
ということで、特別仕様車「 F Safety Edition Ⅲ」を推しグレードとします!
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「近くの中古車販売専門店にとりあえず行ってみようかな」
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これだとディーラーや中古車販売専門店の思うツボです。。
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