トヨタから発売されているLLサイズ高級ミニバン、ヴェルファイア。アルファードと姉妹車であり、見た目やコンセプトもよく似ています。
ヴェルファイアを買いたいけど
はてな
- グレードが多すぎてよくわからない
- グレードごとの違いを知りたい
という方も多いのではないでしょうか?そんな方に向けてヴェルファイアのグレードごとの特徴や選び方について紹介していきます。
この記事を読めばヴェルファイアのグレードの違いを理解でき、迷わずに選べますよ!
ヴェルファイアのグレードは17種類
2008年5月に初代ヴェルファイアが発売されました。2015年1月にフルモデルチェンジされ2代目になり、その後マイナーチェンジや一部改良を経て現在の形となりました。同じ高級ミニバンのアルファードと姉妹車であり、見た目やコンセプトもよく似ていることは有名かと思います。
グレードによって300万円台〜700万円台と非常に幅広い価格差があることに加えて、なんと17種類ものグレードが用意されているのでグレードの違いを把握するのも大変です。
しかし1つずつ整理していけば決して難しいことはないので、詳しくみていきましょう。
ヴェルファイアのグレードは「標準タイプ」「エアロタイプ」の2種類
ヴェルファイアには大きく分けると「標準タイプ」と「エアロタイプ」の2つのタイプがあります。
グレード名に「Z」がついているのがエアロタイプです。
標準タイプとエアロタイプの違いは
ポイント
- ホイールサイズの大きさ
- フロントバンパー、リヤバンパー
- オプティトロンメーター
などがあり、機能の違いというよりは見た目の違いになります。標準タイプよりエアロタイプの方が価格は高くなります。
グレードの一覧表
グレードごとの特徴を一覧表にまとめてみました。
ガソリン車
グレード | 値段 | 乗車人数 | 排気量 |
X | 3,520,000円 | 8人乗り | 2.5L |
Z | 3.980,000円 | 7人乗り | 2.5L |
Z | 3,854,000円 | 8人乗り | 2.5L |
Z'G | 4,664,000円 | 7人乗り | 2.5L |
V | 4,539,000円 | 7人乗り | 2.5L |
VL | 5,185,000円 | 7人乗り | 3.5L |
ZG | 5,260,000円 | 7人乗り | 3.5L |
Z GOLDEN EYES | 4,240,000円 | 7人乗り | 2.5L |
Executive Lounge | 7,269,000円 | 7人乗り | 3.5L |
Executive Lounge Z | 7,421,000円 | 7人乗り | 3.5L |
ハイブリッド車
グレード | 値段 | 乗車人数 | 排気量 |
HIBRID X | 4,590,000円 | 7人乗り | 2.5L |
HIBRID X | 4,547,000円 | 8人乗り | 2.5L |
HIBRID Z | 4,799,000円 | 7人乗り | 2.5L |
HIBRID V | 5,344,000円 | 7人乗り | 2.5L |
HIBRID V'L | 5,507,000円 | 7人乗り | 2.5L |
HIBRID ZR | 5,491,000円 | 7人乗り | 2.5L |
HIBRID ZR'G | 5,654,000円 | 7人乗り | 2.5L |
HIBRID Z GOLDEN EYES | 5,040,000円 | 7人乗り | 2.5L |
HIBRID Executive Lounge | 7,599,000円 | 7人乗り | 2.5L |
HIBRID Executive Lounge Z | 7,752,000円 | 7人乗り | 2.5L |
グレードごとの特徴や機能
ここからはグレードごとの特徴や機能についてみていきましょう。ヴェルファイアにはハイブリッド車とガソリン車が用意されていることや排気量の違いなどもあるので、自分が求める機能や特徴を整理しながら見ていきましょう。
エントリーモデルのX / HIBRID X
エントリーモデルの「X」は1番安い価格のグレードです。基本的な機能はついているので、あまりこだわりはないけど、とりあえずヴェルファイアが欲しいという人にはおすすめのグレードです。
ガソリン車のXには7人乗りがなく8人乗りのみですが、HIBRID Xには7人乗りと8人乗りがあります。
ヴェルファイアは8人乗りグレードは少なく、ほとんどが7人乗りになります。8人乗りがよければ「X」か後ほど紹介するガソリン車の「Z」になるので覚えておくといいでしょう。
Xの上位グレード V / HIBRID V
Xの上位グレードが「V」です。XとVは違いが多いので表にまとめました。
X / HYBRID X | V / HIBRID V | |
シート材質 | ファブリック | 合成皮革 |
2列目シート | リラックスキャプテンシート(7人乗り) 6:4分割チップアップセット(8人乗り) |
リラックスキャプテンシート |
タイヤサイズ | 16インチ | 17インチ |
ヘッドランプ | 2眼 | 3眼 |
LED | - | LEDシーケンシャルターンランプ LEDコーナリングランプ |
コンソールボックス | スタンダードコンソールボックス | 大型ハイグレードコンソールボックス |
シート機能 | - | 快適温熱シート |
ご覧の通り多くの違いがありますね。Xにも基本的な機能はありましたが、さらに充実したものがVになります。
LEDシーケンシャルターランプとは最近外車などによく見られるウインカーが流れるものです。LEDコーナーリングランプとはライト点灯走行時、ウインカー操作やステアリング操作と連動して点灯するもので歩行者や障害物の視認性を上げるためのものになります。
XとVの価格は以下の通りです。
X | 3,520,000円 |
V | 4,539,000円 |
HIBRID X(7人乗り) | 4,590,000円 |
HIBRID X(8人乗り) | 4,547,000円 |
HIBRID V | 5,344,000円 |
3.5Lエンジン「VL」
このほかにグレード名にVがつくものとして「VL」があります。VLとVの違いは以下です。
V | VL | |
シート | リラックスキャプテンシート | エグゼクティブパワーシート |
ステアリング | - | ステアリングヒーター |
排気量 | 2.5L | 3.5L |
価格 | 4,539,000円 | 5,185,000円 |
2つの大きな違いは排気量です。VLは3.5Lエンジンなのでより力強い走りを求める方にはおすすめです。
HYBRID V"Lエディション
上記のVLとほとんど同じのHIBRID V"Lエディションがあります。ハイブリッドには2.5Lの排気量しかないので、VLとHIBRID V"Lの違いは排気量のみです。
2つの価格差は以下です。
VL | 5,185,000円 |
HIBRID V"L | 5,507,000円 |
エアログレード
ヴェルファイアには標準タイプとエアロタイプの2つのボディタイプがあると説明しました。
グレード名に「Z」がついているグレードを見ていきましょう。
Z / HIBRID Z
エアロタイプの基本的なグレードが「Z」です。
エントリーモデルの「X」と比較すると異なる点はエアロ専用バンパーがついている以外に
- タイヤサイズ
- オプティトロンメーター
となっています。
ガソリン車のZは7人乗りと8人乗りが選べますが、HYBRID Zは7人乗りのみとなっています。エアロが付く分、Xより価格は高くなります。
X | 3,520,000円 |
Z | 3,908,000円 |
HYBRID X | 4,547,000円 |
HYBRID Z | 4,799,000円 |
HIBRID ZR / HIBRID ZR"Gエディション
Zよりも機能が充実したものがHYBRID ZRです。
HYBRID ZとHYBRID ZRの違いは以下です。
HYBRID Z | HYBRID ZR | |
シート材質 | ファブリック | 合成皮革 |
LED | - | LEDシーケンシャルターンランプ LEDコーナーリングランプ |
シート | - | 快適温熱シート |
HIBRID ZRの上位グレードがHIBRID ZR"Gエディションになります。2つの違いは以下です。
HYBRID ZR | HYBRID ZR"Gエディション | |
2列目シート | リラックスキャプテンシート | エグゼクティブパワーシート |
LED | - | LEDシーケンシャルターンランプ LEDコーナーリングランプ |
ステアリング | - | ステアリングヒーター |
価格 | 5,491,000円 | 5,654,000円 |
Z"Gエディション / ZG
Z"GエディションはZより装備が豪華になっています。ZとZ"Gエディションの違いは以下です。
Z | Z"Gエディション | |
シート材質 | ファブリック | 合成皮革 |
2列目シート | リラックスキャプテンシート | エグゼクティブパワーシート |
LED | - | LEDシーケンシャルターンランプ LEDコーナーリングランプ |
ステアリング | - | ステアリングヒーター |
コンソールボックス | スタンダードコンソールボックス | 大型ハイグレードコンソールボックス |
シート | - | 快適温熱シート |
ZGは排気量が3.5Lとなっている以外は、Z"Gエディションと装備は変わりません。
それぞれの価格は以下です。排気量が多いZGが1番高くなっています。
Z | 3,908,000円 |
Z"Gエディション | 4,664,000円 |
ZG | 5,260,000円 |
特別仕様車Z GOLDEN EYES / HIBRID Z GOLDEN EYES
エアロタイプには特別仕様車のGOLDEN EYESというグレードがあります。名前の通りゴールドをアクセントに、内外装が特別仕様になっています。
- ウルトラスエードのシート表皮
- 高輝度塗装のアルミホイール
- 漆黒メッキのフロントグリル・バックドアガーニッシュ・リヤランプガーニッシュ・LEDフロントフォグランプ
などが装備されています。価格は以下です。
Z GOLDEN EYES | 4240,000円 |
HYBRID Z GOLDEN EYES | 5,040,000円 |
最上級グレードExecutive Lounge / HIBRID Executive Lounge
ヴェルファイアの最上級グレード「Executive Lounge」です。こちらが冒頭に説明した700万円台のグレードになります。
Executive Lounge の特徴は
ポイント
- 2列目シートはエグゼクティブラウンジシート
- プレミアムナッパ本革を使用したシート
- 排気量3.5L
- T-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステム
となっています。Executive Loungeの最大の特徴はやはり2列目シートのエグゼクティブラウンジシートでしょう。アームレストに格納された集中コントロールスイッチでリクライニングやオットマンの調整が可能です。
天井には読書灯がついており、格納式テーブルもあるのでちょっとしたパソコンなどの作業もできそうです。
また、ナビはT-Connect SDナビゲーションシステムを採用。10.5インチの大画面でスマホ連携やトヨタのつながるサービスT-Connectも利用できる多機能ナビです。このT-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステムは他のグレードにもオプションで付けられますが、約72万円と高額です。Executive Loungeはそんな高額なナビが標準装備なので車体価格が700万円なのも納得です。
エアロタイプのExecutive Lounge Z / HIBRID Executive Lounge Z
Executive LoungeのエアロタイプがExecutive Lounge Zです。
エアロ専用バンパーが付くだけでそのほかの違いはありません。
ヴェルファイアのグレードの選び方
たくさんのグレードを紹介しましたがいかがでしたか?たくさんあって決められないという人は、グレードを選ぶ基準を自分の中で決めておくともっとグレード選びが楽になりますよ。
グレード選びの方法を紹介するので参考にしてみてください。
ハイブリッドかガソリン
最近は同じ車からハイブリッド車とガソリン車の2種類発売されていることが多いです。街中でもハイブリッド車をよく見かけますよね。
ハイブリッドはエンジンとモーターを併用するので燃費が良いことやエンジン音が静かなことがメリットですが、車体価格がガソリン車よりも高いので損をすることもあります。
まずはハイブリッドかガソリンどちらが自分の生活スタイルに合っているかを決めると選択肢がグッと狭まり、グレードを選びやすくなるかと思います。
排気量は2.5Lそれとも3.5L?
ヴェルファイアには排気量が2.5Lと3.5Lのグレードがあります。排気量が多い方がパワーがあるので、3.5Lの方が力強い走りが期待できます。しかしその分車体価格が高くなるのでよく考える必要があります。
標準タイプかエアロタイプ
ヴェルファイアにはボディタイプが2種類あり、標準タイプかエアロタイプかを選べます。見た目の違いなので好みの問題かと思います。エアロタイプの方が価格が高いです。
ヴェルファイアのおすすめグレードは「Z"Gエディション」
ヴェルファイアのおすすめグレードは「Z"Gエディション」です。
エアロタイプなので専用バンパーがついています。ヴェルファイアの中で1番大きな18インチのホイールに加え、2列目シートはエグゼクティブパワーシートになっていて、LEDシーケンシャルターンランプなどの機能がついた3眼LEDヘッドランプを装備しています。
グレード選びに迷ったら申し分ない装備が満載のZ"Gエディションをおすすめします。
人気グレードなのでリセールバリューにも期待できますよ。
まとめ
ヴェルファイアは姉妹車のアルファードと同様グレードの種類が多く、グレード選びで迷う方も多いかと思います。
グレードそれぞれに特徴があり、少しの差しかないものから大きな差があるものまで様々です。
中にはオプションで付けられる装備もあるので調べてみてください。
グレードの選び方の部分で触れましたが、予算はもちろんですが自分に必要な機能をしっかり決めて後悔のないグレード選びをしてくださいね。
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