「タンクで車中泊はできるの?」「キャンプに使い勝手はよいのか?」などと気になっていませんか。タンクはコンパクトカーですが、このカテゴリーとしては室内空間に余裕があるので、工夫次第で車中泊にも使えるでしょう。
今回はタンクで車中泊を試してみたい人のために、耳よりな情報を教えます。この記事を読めば、タンクで車中泊をするためのポイントや、キャンプの一環でやりたいことの可能性を調べられるでしょう。
タンクによる車中泊の可能性を知るポイント3つ
タンクで車中泊をしたいと思ったら、特徴をつかむことが大切です。車全体や室内のサイズはメーカーや中古車サイトなどの情報からチェックできます。それだけでなく、シートのカスタマイズについても確かめましょう。
ポイント
- メーカー発表によるタンクのサイズ
- 後部座席は前後にスライドできる
- フロントシートの背もたれを倒してフルフラットモード
この章で上記3つに分けて、タンクの車中泊につながるポイントを解説します。
1.メーカー発表によるタンクのサイズ
トヨタが発表しているタンクのサイズは、2WDベースグレード基準で以下のとおりです。
長さ | 3700mm |
横幅 | 1670mm |
高さ | 1735mm |
ホイールベース | 2490mm |
フロントトレッド | 1465mm |
リヤトレッド | 1475mm |
最低地上高 | 130mm |
室内長 | 2180mm |
室内幅 | 1480mm |
室内高 | 1355mm |
タンクの特徴は長さと高さです。室内でも長さは2mを超え、高さは子どもなら立てるレベルになっています。軽自動車ではないので規格制限も受けておらず、余裕のある室内空間を実現できました。
このようにタンクは、コンパクトカーとしても余裕のあるサイズが特徴です。
2.後部座席は前後にスライドできる
タンクの後部座席は前後にスライドできます。おかげで荷室や後部座席のスペースを自由自在に調整できるでしょう。これにより、寝るためのスペースも作りやすいとといえます。
後部座席は6対4分割方式で、一座席ごとに独立しています。スライド幅は約240mmで、ソリオよりも動かしやすいでしょう。これは家族連れだけでなく、仕事やアウトドア用の荷物を運ぶ人も想定したつくりと考えられます。
後部座席のスライドだけでなく、折りたたみによっても荷室のスペースを増やせます。キャンプは大量の荷物を積み込む人が多いため、スペースの調整は助かるでしょう。
後部座席のカスタマイズ次第で、リラックスして眠れる空間を実現できます。
3.フロントシートの背もたれを倒してフルフラットモードに
後部座席だけでなく、フロントシートの背もたれを倒せばフルフラットモードを実現できます。
フロントの背もたれは90度、後部座席の背もたれは70度まで倒せるので、感覚的にはリクライニングシートに近いでしょう。後部座席の座面とフロントの背もたれをひっつけることで、ひとつの就寝スペースが完成です。
キャンプで一泊するときは就寝用のシートを座席に敷いてデコボコを解消できますし、仮眠としても足を伸ばせます。タンクはシートアレンジ次第で、リラックスしやすい就寝スペースを作り出せるでしょう。
タンクでの車中泊は少し厳しそう
タンクには、車中泊につながるさまざまなポイントがあります。しかしミニバンより制約があるので、有意義な車中泊はしづらそうです。一泊の仮眠なら難なく対処はできますが、キャンプ目的には使いづらいでしょう。車中泊の可能性について見ていきます。
大人2人で使えるが、体格が大きいと窮屈
タンクはフルフラットシートを実現できるので、これを生かせば大人2人での車中泊には使えそうです。しかしコンパクトカー特有の制約から、体格次第では窮屈かもしれません。
後部座席の背もたれは70度までですが、身長が高い人だと頭が後部座席の背もたれにあたります。この影響から首が窮屈になるかもしれません。
政府統計の総合サイト『e-Stat』調べでは、2017年調査における成人男性の平均身長は167.6cm、女性は154.1cmです。平均的な体格なら女性はタンクのフルフラットシートに収まりやすいといえますが、男性では少し窮屈でしょう。
以上からタンクは大人2人の車中泊ならシートアレンジ次第で使えますが、姿勢などの工夫がカギになりそうです。
キャンプでの実用性はフリード+やシエンタには劣る
キャンプでの実用性を考えると、タンクはフリード+やシエンタより劣勢でしょう。3車種のサイズと室内スペースを比べてみます。比較値は2WDベースグレード基準です。
タンク | フリード+ | シエンタ | |
長さ | 3700mm | 4265mm | 4260mm |
幅 | 1670mm | 1695mm | 1695mm |
高さ | 1735mm | 1710mm | 1675mm |
室内長 | 2180mm | 3045mm | 1900mm |
室内幅 | 1480mm | 1455mm | 1490mm |
室内高 | 1355mm | 1285mm | 1280mm |
タンクはフリード+やシエンタと比べてスペースに制約があります。高さでは勝っていますが、長さでは2車種より短いからです。室内の長さはシエンタより優勢ですが、フリード+より劣勢になっています。
以上からタンクはコンパクトミニバンよりは、車中泊に使いづらいでしょう。どうしても車中泊に使うなら、限られたスペースを有効活用する工夫が重要です。
タンクの車中泊におすすめアイテムを紹介
タンクの車中泊に役立つアイテムを5つ紹介します。どれも車中泊では重要なアイテムなので見ておきましょう。
おすすめアイテム
- フラットシート「くるマット」
- 防寒タイプの寝袋
- サンシェード
- USB扇風機
- 充電式ランタン
フラットシート「くるマット」で座席の段差解消
フラットシート「くるマット」は、車中泊の定番アイテムです。タンクのフルフラットシートの上に敷けば、座席や背もたれのデコボコをカバーできます。
くるマットなしで眠ると、デコボコが気になって眠れないかもしれません。背中や肩口にものが当たる不快感から、イライラする人も多いでしょう。
しかし「くるマット」を敷いてから眠ると寝つきが良くなり、ストレス軽減に役立ちます。背中もスッキリした感触になり、疲れを取りやすいでしょう。
「くるマット」を使えば、座席のデコボコを解消できます。タンクは車中泊向けに作られたモデルではありませんが、専用マットを敷くことで特有の環境を実現できるでしょう。
寒い日には防寒タイプの寝袋がおすすめ
冬の寒い日に車中泊をするなら、防寒タイプの寝袋を使いましょう。寝袋は登山にも活躍するので、アウトドアの万能アイテムとして要注目です。
寝袋にはセンタージップ型やマミー型などがありますが、マミー型がおすすめです。こちらは体を寝袋に収めている間も手を出せます。寝ているときの姿勢を切り替えやすいのがメリットです。
最近は収納サイズが小さくて高性能な寝袋も多いといえます。コンパクトサイズなら片づけにも困らないでしょう。以上からタンクの車中泊でも寝袋は役立ちます。
暑い日はサンシェードで日差しをカット
暑い日はサンシェードを窓に張りましょう。車内に熱気がこもらないので熱中症対策に役立ちます。
サンシェードは日差しをガードするアイテムなので、赤外線や紫外線などによる肌のダメージが気になる人にもおすすめです。
夏の車内でクーラーをつけっぱなしにしたまま一夜を過ごすと、バッテリー上がりが気になるでしょう。冬にエアコンを放置すると一酸化炭素中毒のリスクがあります。車内でエアコンを使わずに眠るなら、サンシェードで外気をシャットアウトしましょう。
この意味でも、サンシェードは外部環境の影響を防ぐうえで重要です。
USB式扇風機も装着できる
夏の車中泊には、USB式扇風機も使いましょう。扇風機の風で暑さを防げるからです。
このような携帯型扇風機のメリットとして、USBを使ってかんたんに充電できることが挙がります。左右の首振り機能で車中に風を当てられ、クリップで車内のサイドバーに装着できることもポイントです。ひとつのサイズが小さいので複数を使ってもよいでしょう。
夏の暑さをしのぐアイテムとして、USB式扇風機は役に立ちます。
充電式ランタンは避難用にも活躍する
タンクの車中泊キャンプでは、充電式ランタンも有用です。キャンプに限らず非常時の避難用としても活躍するでしょう。
車内だけでなく車外での灯りにも役立ちます。キャンプ地は照明が少ないので、ランタンのおかげで柔軟に行動できるでしょう。車以外でも停電時に使えるので万能です。
車中泊が好きなら充電式ランタンがおすすめです。ランタンは非常時にも役立つので、この記事をきっかけに早速注文してみませんか。
まとめ
タンクは車中泊にも使えますが、工夫がいるでしょう。大人2人がフルフラットシートを使って寝られるスペースですが、体格の大きな人にとっては窮屈に感じるかもしれません。
しかしくるマットのような車中泊アイテムを使えば、就寝時の環境を向上できます。車高が高いので、アイテムのセッティングにはそれほど苦労しなさそうです。
タンクは、フリード+やシエンタより長さが限られているのが欠点です。それでも人によっては工夫次第で車中泊に使いこなせるでしょう。
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