ホンダのステップワゴンのバッテリーはどれくらいもつ?交換時期の目安や交換方法、またバッテリーの寿命を短命にする行為なども詳しく解説していきます。ステップワゴンのアイドリングストップが正常に機能しない方向けに、リセット方法の一例もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
✔️ステップワゴンのバッテリーの価格帯
✔️ステップワゴンのバッテリー交換方法
✔️アイドリングストップのリセット方法
ステップワゴンのバッテリーはどのくらいもつの?
ステップワゴン(STEP WGN)のバッテリーの寿命は、おおよそ「2年〜3年」となるでしょう。車のバッテリーの寿命は、通常「保証期間」を目安に考えます。高性能バッテリーのパフォーマンスを、フルに発揮できる期間が「保証期間」です。つまりこの期間を過ぎると、必然的に「性能は低下します」ということになります。
この性能低下の分岐ポイントである保証期間を、ステップワゴンの「バッテリー寿命」の目安として考えるのがもっとも安全です。
ステップワゴンのバッテリーの交換時期はいつ?
ステップワゴンのバッテリー交換時期ですが、車検などで2年ごとの定期交換することをおすすめします。状況的には「まだ普通に使えるのに」、と思うタイミングでの交換の方が安心です。エアコンからアイドリングストップなど、ほとんどの機能が電気に頼るステップワゴン。バッテリーの老朽化は、突然のエンジン停止など、不測の事態を起こしかねません。
車中泊など特殊な環境で、通常よりもバッテリーを酷使する方はなおさら注意が必要です。休日のお出かけ先でエンジンがかからない・・などということにならないように、最低でも2〜3年ごとの車検のタイミングでの交換を心がけましょう。
バッテリーは保証期間を過ぎても使えるの?
バッテリー自体は保証期間を過ぎても、電極からの漏電などがない限り、電解液の補充や充電さえしていれば理論上は使用できます。しかしその耐用年数も、長くて5年が限界といえるでしょう。そしてその間も、正しいメンテナンスや使用方法が守られていることが条件になります。メンテナンスフリーのバッテリーが増えてきたのもあり、一般的な日常利用でこの期間を維持するのは難しいでしょう。
ステップワゴンのバッテリーサイズ
ステップワゴン(STEP WGN)の標準指定バッテリーサイズは次のようになっています。
タイプ |
バッテリーの仕様・適合サイズ |
価格帯 |
ガソリン |
UN−55/B24L |
10,400円~22,000円 |
ハイブリット |
46B24R |
7,680円~26,000円 |
アイドリングストップ機能のついたステップワゴンは、その特性から通常のバッテリーでは短寿命になる恐れもあり、専用のものを使用することになります。
アイドリングストップ機能の付いた車両に、通常のバッテリーを使用すると、寿命が短くなるばかりか、アイドリングストップが正常に機能しない恐れもあります。必ずアイドリングストップ車専用のものを購入しましょう。
ステップワゴンのバッテリーを長持ちさせるには?
それではこのステップワゴン(STEP WGN)のバッテリーについて、使用環境によっては2年も持たずに寿命になってしまう場合もあります。ここでは寿命が近い時の症状や、寿命を短命にしてしまう状況などをご紹介していきましょう。
バッテリーの寿命①|寿命が近い症状
バッテリーが弱ってくると、次のような症状が現れます。
注意ポイント
- ヘッドライトが暗くなる
- アイドリングストップが正常に機能しない
- エンジンのかかりが悪くなる
- パワーウインドの開閉に時間がかかる
このような症状が現れたら、一度バッテリーの電圧をチェックすることをおすすめします。バッテリーの電圧チェックには、ディーラー・整備工場などでテスターによる計測が1番良いでしょう。ガソリンスタンドなどでも整備士さんがいるところも増えてきましたので、気軽に相談してみましょう。
バッテリーの寿命②|短命にする行為
バッテリーの寿命を短くする行為には、次のようなことが挙げられます。
注意ポイント
- ACCの過剰利用
- ライトや室内灯の消し忘れ
- 長期間乗らない
- 短距離の繰り返し
ACCの過剰利用
ACCの過剰利用はバッテリーに負担をかけます。エンジンをかけられない環境で電装品を使用するには、ACCの活用は必須ですが、充電ができない環境で放電ばかりさせるのはバッテリーの老朽化にもつながるので気をつけましょう。
ライトや室内灯の消し忘れ
ヘッドライトや室内灯の消し忘れによる放電は、バッテリー上がりに繋がります。バッテリー上がりは繰り返すと寿命を縮める行為になるので、降車の際には車を離れる前にライトのチェックしておきましょう。
長期間乗らない
お仕事の都合などで、長期間乗らない場合は要注意です。バッテリーを繋いだまま1ヶ月以上放置していると、自然放電によりバッテリー上がりを起こす可能性も高くなります。
短距離利用の繰り返し
短距離しか乗らない場合は、十分な充電ができないままバッテリーを酷使することになるので、バッテリーの短命化にも繋がります。そういったことにならないよう、毎日は短距離でも、最低月に一度くらいはステップワゴンでどこかお出かけしてみましょう。
ステップワゴンのバッテリー交換方法
ステップワゴン(STEP WGN)のバッテリー交換方法をご紹介しておきます。ステップワゴンのバッテリー交換時の、主な注意点は次のようになります。
注意ポイント
- バックアップを忘れない
- 車両の電気など全てオフにしておく
- アイドリングストップ対応のバッテリーを使用する(純正指定が理想)
交換前にはこれらの確認を行ってから作業に入りましょう。
バッテリーの交換方法
ステップワゴンのバッテリー交換手順になります。
交換手順
- エンジンルーム内の吸気ダクトの導入口側にあるクリップ2箇所を外す
- バッテリー固定金具のネジを緩める(10mm)
- バッテリー端子をマイナス側から外す(10mm)
- バッテリー端子プラス側も外す
- 古いバッテリーを引き抜き、新しいバッテリーを装着
- プラス側→マイナス側の順で端子を繋ぎます
- 固定金具を留めてバッテリーの固定をします
交換方法としては以上になります。ステップワゴンは吸気ダクト(エアクリーナーに繋がる配管)を外す際に、クリップピンを引き上げる必要がある点に注意が必要です。他にも端子を外したり付ける際の順番や、固定金具のフックが正しく留まっているかなど、しっかりと確認しながら作業しましょう。また工具や端子が、直接ボディに触れないように配慮することも必要です。
バッテリー交換時のバックアップ
ステップワゴンのバッテリー交換時には、各種設定やコンピューターの制御記録、ナビなどのメモリー機能のデータを消失してしまわないように「バックアップ」をしておくことをおすすめします。
バックアップの方法は市販のメモリーバックアップ装置を使って行うのが一般的です。直接バッテリー端子につなぐタイプや、OBD端子経由で行うものなど様々なものがあります。
アイドリングストップのリセット方法
バッテリーの劣化により、アイドリングストップが正常に機能しなくなった場合、バッテリー交換後もリセットしなければ正常になりません。通常はディーラーで行ってもらう作業ですが、ここでそのやり方の例をお伝えしておきます。
交換手順
- 「ACC」状態にする
- もう一度スタートを押して「ON」状態にする
- ブレーキを踏んでもう一度スタートを押しエンジンをかけます
- アイドリング状態で1分程度待機
- エンジンをオフにします
この①〜⑤の流れを3〜4回繰り返すとリセットされ、アイドリングストップ機能が復帰するようになります。うまくいかない場合は、ディーラーに持ち込んでリセットしてもらってください。
ステップワゴンのバッテリー交換時期のまとめ
ホンダのステップワゴン(STEP WGN)のバッテリー寿命や交換時期についてのまとめは次のようになります。
まとめ
✔️交換時期は「2〜3年」に一度
✔️「アイドリングストップ対応」バッテリーを必ず使用
✔️長期間乗らない・短距離しか乗らないはバッテリーの寿命を短くする
✔️アイドリングストップ機能の復帰にはリセットが必要
ステップワゴンは、アイドリングストップをはじめ主要な装備品に電気が使われています。HondaSENSINGを含めて、これらの機能が正常に作動するように、常にバッテリーには気を配りましょう。少しでも異常を感じたら、お近くのディーラーや整備工場でバッテリー電圧のチェックをおすすめします。
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