最近の車の流行りといえば、地球に優しく財布にも優しいハイブリッドカーではないでしょうか?みなさんハイブリッドカーと聞くと、トヨタのプリウスやアクアが思い浮かぶと思います。しかし、現在はたくさんのメーカーがハイブリッドカーを生産しており、その質は向上し続けています。
そこで、今回紹介したいのがスズキが生産しているソリオという車です。ソリオもプリウスと同じハイブリッドカーであり、燃費がとても良いことで知られています。そんなソリオの燃費について徹底解説します。
ハイブリッドカーを購入したいけど、プリウスには手を出せない。そんな方はぜひ見てください。それでは見てみましょう。
ソリオとは?
ソリオはスズキが販売している車の種類であり、2010年に登場しました。軽自動車に見えるのですが、ワゴンRソリオの後継モデルで軽自動車より少し大きなエンジンを搭載した普通車です。
軽自動車のような乗りまわしの軽さながら、車内も広く5人乗りでファミリーカーとしての需要がとても高いのが特徴です。グレードは、「ソリオG」、「HYBRID MX」、「HYBRID MZ」、「HYBRID SX」、「HYBRID SZ」の5つとなっています。
価格はおよそ1,500,000~2,300,000円で普通車の中ではお手頃な価格帯です。
ソリオのカタログ燃費と実燃費
カタログ燃費
一言で燃費といっても、カタログ燃費と実燃費の2種類があります。カタログ燃費とは、自動車のメーカーが車のカタログに、"この車は1リットルでこれぐらい走ります"と記載しているものです。カタログ燃費は、各メーカーが発表しているわけですが、国土交通省が決めている判断基準に則って測定しています。
ソリオのカタログ燃費はこちらです。
フルハイブリッド | 2WD | 32.0km/L |
マイルドハイブリッド | 2WD | 27.8km/L |
4WD | 23.8km/L | |
ガソリン | 2WD | 24.8km/L |
4WD | 22.0km/L |
プリウスのカタログ燃費が34.0km/L~37.2km/Lですので、それほど差がないことがわかると思います。ハイブリッドカーとしては十分な低燃費ですね。
実燃費
カタログ燃費とよく比較されるのが、実燃費です。実燃費とは車のオーナーが実際に走行した時の燃費です。走る道や運転の仕方は人によって違うので、実燃費も人によって異なります。
ソリオの実燃費はこちらです。
フルハイブリッド | 2WD | 19.14km/L |
マイルドハイブリッド | 2WD | 18.41km/L |
4WD | 16.75km/L | |
ガソリン | 2WD | 15.75km/L |
4WD | 17.60km/L |
見てみるとカタログ燃費とは大きく差があり、少し残念に思います。この数値はe燃費がオーナーの実燃費を集計したデータなので、正確です。ソリオの購入を検討している方は参考にしてください。
しかし、ソリオに乗っている方の全員がこのような燃費になるわけではありません。運転の仕方を気をつけるだけで、この数値を上回る低燃費を実現することができます。
ライバル車との燃費を比較
みなさんが知りたがっているのは、やはりライバル車との燃費の違いではないでしょうか?そこで今回はトヨタ、日産、ホンダのライバル車とその燃費を比較してみました。
ライバル車①タンク(トヨタ)
まず1台目のライバル車は、2016年にトヨタが販売を開始したタンクです。とても馬力があり、高速道路でもパワー不足を感じさせないタンクですが、その燃費はどうなのでしょうか?
タンクのカタログ燃費はこちらです。
1.0LNAガソリンエンジン(2WD) | 24.6km/L |
1.0LNAガソリンエンジン(4WD) | 22.0km/L |
1.0Lターボガソリンエンジン(2WD) | 21.8km/L |
というふうになっています。ソリオと比べてみるとほとんど差はありませんが、ソリオの方が少し上回っています。しかし、ハイブリッドカーがある分、ソリオの燃費の方がはるかに優秀であることがわかりますよね。
しかし、あくまでカタログ燃費なので実燃費は少し変わってきます。また、ソリオはカタログ燃費と実燃費に差があるので差はもう少し小さくなるかもしれません。
ライバル車②キューブ(日産)
2台目のライバル車は日産が販売しているキューブです。キューブは1998年に日産のミニバン•ワンボックスタイプとして、登場しました。車名の通り、箱(CUBE)を2つ繋げたような形が特徴の車ですが、その燃費はこちらです。
CUBE | 19.0km/L |
ソリオのガソリン車の燃費が22.0km/L~24.8km/Lなので、ソリオの方が低燃費であることがわかります。しかし、キューブはカタログ燃費と実燃費の差がほとんどなく、実燃費だけでいうとソリオとあまり変わりません。
ソリオのハイブリッド車と比較すると、ソリオの方が断然低燃費ということになります。
ライバル車③フィット(ホンダ)
最後にソリオと燃費を比較する1台はホンダが販売しているフィットです。フィットはホンダのコンパクトカーとして2モーターハイブリッドシステム(e:HEV)が初めて採用された車です。
e:HEVとは、EVドライブモード、ハイブリッドドライブモード、エンジンドライブモードを搭載し、普段はモーターで走行するのですが、高速道路などエンジンの方がパワーを発揮できる場面では自動で切り替わるシステムです。これにより、モーターとエンジンのお互いの長所だけをいかした効率の良い走行が可能となったのです。
そんなフィットの燃費がこちらです。
ガソリン車
BASIC | 2WD | 20.4km/L |
4WD | 18.2km/L | |
HOME | 2WD | 20.2km/L |
4WD | 18.0km/L | |
NESS | 2WD | 19.6km/L |
4WD | 17.0km/L | |
CROSSTAR | 2WD | 19.4km/L |
4WD | 17.4km/L | |
LUXE | 2WD | 19.6km/L |
4WD | 17.0km/L |
ハイブリッド車
e:HEV BASE | 2WD | 29.4km/L |
4WD | 25.6km/L | |
e:HEV HOME | 2WD | 28.8km/L |
4WD | 25.2km/L | |
e:HEV NESS | 2WD | 27.4km/L |
4WD | 23.2km/L | |
e:HEV CROSSTAR | 2WD | 27.2km/L |
4WD | 24.0km/L | |
e:HEV LUXE | 2WD | 27.4km/L |
4WD | 23.2km/L |
このようになっています。グレードがたくさんありますが、ガソリン車はどのグレードもソリオの方が低燃費です。しかし、ハイブリッド車となると、どのグレードもソリオとあまり変わりません。
ソリオにはハイブリッドが2種類
ソリオにはハイブリッド車が2種類あります。フルハイブリッド車とマイルドハイブリッド車です。フルハイブリッドとマイルドハイブリッドの設定があるのもスイフトとソリオだけで、どちらにしようか悩む方も多いと思います。
そこでフルハイブリッドとマイルドハイブリッドを1つずつ解説します。
HYBRID MV(マイルドハイブリッド)
マイルドハイブリッド車の大きな特徴は、発進や加速の時にモーターがエンジンのサポートをするマイルドハイブリッドを採用しているということです。一般的にはSエネチェージといって、ハスラーやワゴンRに搭載されているものと全く同じです。
ハイブリッド車ではありますが、エンジンの始動はガソリン車ならではのエンジン音があります。ストロングハイブリッドと呼ばれているプリウスやアクアは、発進をモーターの力のみで行いますが、マイルドハイブリッドは他の車と同じように、エンジンの力で行います。
発進してすぐ、加速をモーターがアシストしてくれるのですが、振動などはなく不快感はありません。加速をアシストしてくれるマイルドハイブリッドですが、ガソリン車と加速のパワーは変わりません。
マイルドハイブリッドは燃費効率を良くするためのもので、加速力をアップするためのものではないのです。
HYBRID SV(フルハイブリッド)
フルハイブリッドはマイルドハイブリッドと大きく異なるわけではありません。フルハイブリッドも加速時や発進時は、モーターがエンジンのアシストを行い燃費効率を向上させます。
では、フルハイブリッドとマイルドハイブリッドの違いはあるのでしょうか?それは、フルハイブリッドのみ、モーターのみで走行するEVモードが搭載されているということです。フルハイブリッドもマイルドハイブリッドの燃費は4.2km/Lも違うのです。
搭載されているミッションもフルハイブリッドとマイルドハイブリッドでは違いがあり、乗り心地も全く違うので気になる方はぜひ試乗してみてください。
ソリオが人気の理由
近年、ソリオのような5ナンバーサイズのコンパクトトールワゴンの需要が高まっています。2019年度(2019年4月から2020年3月)の登録車販売台数ランキングでは、ソリオが21位(44,408台)にランクインしました。先程紹介したタンクが11位(75,499台)にランクインしているのですが、ソリオも十分に人気車種だと言えます。
なぜソリオは人気があるのでしょうか?
それは、低燃費、低価格、ファミリーカーと車を購入したい方が真っ先に思い浮かぶ判断基準が全て含まれているからです。ソリオの低燃費についてはここまで、たくさん解説してきました。
次にソリオの価格帯です。ソリオやタンクなどの5ナンバーサイズのコンパクトトールワゴンは、軽自動車より少し大きく5人乗りですが、価格帯は軽自動車とほとんど同じなのです。その上、ファミリーカーとしての需要が高いので人気なのも納得できます。
ライバル車と圧倒的な差をつける燃費性能
ソリオは、フルハイブリッド車をラインナップしライバル車とも圧倒的な差をつけています。他のハイブリッドカーは走行をモーターがアシストし、燃費効率を向上させるシステムが多いのですが、ソリオはモーターのみで走行できるEVモードを搭載しています。
しかし、フルハイブリッドでなくてもマイルドハイブリッドやガソリン車の燃費も良いのがソリオの特徴でもあります。カタログ燃費と実燃費にやや差がありますが、実燃費は運転の仕方でいくらでも向上させることができます。
ソリオの燃費についてのまとめ
今回は、ソリオの燃費について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?ソリオの燃費は、他メーカーのライバル車と比較してもとても低燃費であることがわかったと思います。
ソリオは燃費が良く、価格が安く、ファミリーカーとしての需要が高いという人気になる要素を全て含んでいる車です。ソリオの購入を検討している方や、ここまで読んで少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひディーラーに足を運んでください。そして、ソリオの燃費の良さを体感していただきたいです。
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