RAV4 トヨタ

RAV4での車中泊を徹底解説!寝心地や快適さはどの程度?

「RAV4での車中泊は快適なのか?」と考え、購入を迷っている人、車中泊をためらっている人はいませんか? 最近では後部座席やラゲージスペースの広さをはじめ「車中泊ができるか?」などが、車選びの重要なポイントになっています。

トヨタRAV4は、広いラゲージスペースを利用することで、特別な改造をする必要もなく車中泊が可能です。しかもマットとシェードを用意すれば、すぐにでも快適な車中泊を楽しめます。

その一方で、RAV4はフルフラットシートにできないことから「車中泊を楽しめないのでは?」と危惧する人もいるようです。「ミニバンと比べて寝心地が悪いのでは?」といった不安の声も聞かれます。

この記事ではトヨタRAV4での車中泊について「寝心地や快適さ」を中心に徹底解説します。

RAV4の車中泊が快適な3つの理由

RAV4に限りませんが、快適に車中泊を楽しむには「寝心地のよいフラットなスペース」が必要です。

ホンダアクセスがドライバー1000人を対象に実施した「車中泊」に関する調査によると、車中泊で困ったことのトップ3は「寝ても身体が休まらない・寝られない・温度調整ができない」でした。

そこで、RAV4の寝心地と快適性についてチェックしてみたところ、次の3つの理由から、車中泊に向いているSUV、ということがわかりました。

快適な車中泊

  • 理由① フラットで足を伸ばせるので寝心地がいい
  • 理由② リヤシートアレンジで快適な空間ができる!
  • 理由③ 電気が使える!AC100Vの給電が可能!

理由① フラットで足を伸ばせるので寝心地がいい

RAV4で車中泊の際は、リヤシートを前方に倒して荷室のスペースを広げると、足を伸ばして寝ることができます

厳密にはリヤシート背もたれの部分が若干斜めになるので、完全なフラットにはなりませんが、車の前方方向を頭にして寝るとちょうどよく寝られる角度です。傾斜は約12°ですが熟睡をさまたげるほどの影響はありません。

実際、医療用介護ベッドの背もたれを上げて眠ることの影響を考察した「臨床生理学の評価」によると、約10°程度の角度はフラットな状態での睡眠と変わらず「寝心地が良い」という結果だそうです。
適度な柔らかさのマットを敷くことは必要ですが、傾斜は欠点にはならないようです。

ラゲージスペース床面の長さは、1620mmと若干短いのですが有効な対策があります。
リヤシート背もたれを倒す前に、ヘッドレストを反対向きに付けて5cmぐらい伸ばしておくと、約150mmほど延長することが可能です。
適度なかたさの枕を用意すれば175cmぐらいの背丈の人まで、十分に足を伸ばして寝ることができます

理由② リヤシートアレンジで快適な空間ができる!

寝るためにリヤシートを倒しましたが、車の中で簡単な食事を楽しんだり、リラックスしたりしてくつろぐなら、リヤシートを有効に活用しましょう

ラゲージスペースの高さは、880mmと大人がくつろいで座るにはやや低く、少しかがんだ状態になる場合もあり、少しきゅうくつに感じられるかもしれません。

そのようなときは、RAV4のリヤシートが頭上高も広く、座り心地が良いのでおすすめです。リヤシートの足元はとても広く、前席シートを前に出しておけば足を組んでくつろぐこともできます

作りの良いセンターアームレストに飲み物も置けて、USBからスマホやタブレットに給電も可能でいたれりつくせりです。座面もたっぷりでリラックスできるリヤシートを有効に使いましょう。

理由③ 電気が使える!AC100Vの給電が可能

RAV4には、AC100Vのアクセサリーコンセントを、メーカーオプションで付けることが可能です。
ガソリン車は、100Wまでなので用途は限られますが、ハイブリッド車では1500Wまで使えます。

スマホやタブレットの充電、PCの利用や湯沸かしなどを使う際にAC100Vの給電が有れば、コーヒーやカップ麺なども作れるのでとても便利です。LEDのランタンや小型の扇風機などの家電品をに使うことも可能です。車中泊の夜も快適に過ごせそうですね。

ハイブリッド車では、家電を同時に使ったり、暑いときや寒いときにエアコンをつかったりできるので(エンジンがときどき始動します)、温度調整ができて車中泊がより快適です。車中泊する場所にもよりますが、無理のない場所を選んで車中泊を楽しみましょう。

ハイブリッド車のアクセサリーコンセントは、1500Wまでの給電の他に車中泊に便利な「非常時給電システム」が付いています。必要に応じてエンジンが始動しますが、比較的大きな電力を長時間使うことが可能です。車中で温かい食事を作ったり、小型家電を使ったりすることもできるようになり、より車中泊を楽しむことができるでしょう。

快適な車中泊のサイズとシートアレンジ!

車中泊を楽しむために、RAV4のサイズや装備から車中泊性能をチェックしてみました。

RAV4の室内サイズを徹底解説

室内と荷室の各サイズ(単位:mm)をまとめています。太字は、車中泊時の就寝スペースのサイズです。

室内と荷室の各サイズ

室内長さ 1,890mm
室内幅 1,515mm
室内高さ 1,230mm(パノラマルーフ車 1,210mm)
荷室奥行き(5名乗車時) 1,015mm(PHV:996mm)
荷室奥行き(2名乗車時) 1,880mm(PHV:1,855mm)
荷室幅(最大) 1,355mm
荷室幅(最小) 1,000mm(右側600mm・左側400mm)
荷室高さ(デッキボード上段時) 880mm(PHV:845mm)
荷室高さ(デッキボード下段時) 935mm(PHVには無い)

リヤシート背もたれを分割で倒して使う場合、右側を倒したときの有効幅や約60cm、左側の有効幅は約40cmです。

RAV4の車中泊で快適なシートアレンジと工夫

RAV4の車中泊を快適にするポイントは、リヤシートの使い方を臨機応変に使い分けることです。
ここでは、車中泊の就寝時や食事、リラックスタイムのシートアレンジと工夫・注意点をご紹介します。

ラゲージスペースで寝る際の工夫と注意点!

RAV4での車中泊では、ラゲージルームを有効に使うことで、足を伸ばして寝心地の良いスペースを作ることができます
持ってきた荷物の置き場所は、寝るときに必要なもの以外は、フロントシートやリヤシート足元を荷室スペースとして使い、移動しておきましょう。

ラゲージスペースの奥行きは床面の長さが約162cmとなり、標準的な大人の男性が寝るには100mmほど足りません。
そこで、リヤシートのヘッドレストを反対向きに付け替え、さらに5cmほど伸ばしておくと長さの延長ができて、頭を置くスペースが作れます

さらにリヤシートを倒した際に約12°あった傾斜も約9°まで緩やかになるので、ぜひ試してみて下さい。
伸ばした奥行きには、マットを敷いて適度な枕を使いデコボコを解消しておきます。

また、ラゲージルームへの乗り降りの際、デッキボードの端に手や膝をつくと、デッキボードがずれて破損することがあるようです。
これは、1点集中で重さがかかるとデッキボードがずれでしまうからです。車の乗り降りは後部座席の左右のドアからの方が理想的です。

脱いだ靴を置いておくにもその方が便利ですので、ワンポイントで押さえておいて下さい。

車室内でゆったり座って食事できるスペースがつくれる!

RAV4の車中で食事や作業をする、またはリラックスしたいときはリヤシートの利用がおすすめです。
その際は、フロントシートをいっぱいまで前にスライドし、足元を広くして使いましょう。

そうすることで、リヤシートの前に足を組んで座れる広大なスペースを作ることが可能です。
足元が広くなったところに、コンテナケースを積み重ねるなどして簡易のテーブルを設置すれば、簡単な調理や食事をするスペースができます。

ラゲージルームでかがみながら調理作業をしたり、食事したりするとかなり疲れます。大人二人の場合は、とても窮屈です。
就寝時と食事やリラックスタイムは、RAV4のリヤシートを元の位置に戻すことで、快適な車中泊が可能になるでしょう。

普段は使わないリヤシートも、PCやタブレットでの作業や、各種動画やYouTubeを観たりライブ配信したりすると、より車中泊を楽しめるでしょう。

RAV4での車中泊は「快適性&居住性」ともに満足度は高い!

車中泊を快適にするには、第1に寝心地。そしてリラックスできる居住空間の確保が必須条件です。

RAV4には、快適に寝られる適度な傾斜がついたフラットなラゲージスペース、作業や食事・リラックスタイムも楽しめる、ちょっと贅沢なリヤシートもあります。

車中泊旅行では、必ずしも好天に恵まれるわけではなく、雨天や大雨になることもあるでしょう。そんなときでも快適に楽しめるのがRAV4の車中泊です。多少天気が悪くても余裕で走れる走行性能と、190mm以上確保された最低地上高により、水はけの悪い場所での駐車中も安心です。

RAV4は快適で居住性が良く、目的地が雨でも楽しめる、満足度の高い車中泊が体験できるでしょう。

RAV4で車中泊向きのグレードは?

RAV4には、ガソリン車とハイブリッド車に2WDと4WDの車種があります。ここでは、全グレードの簡単な案内と、車中泊向きのおすすめグレードをご紹介します。新車時に必須の付けておきたいメーカーオプションもあわせてご案内します。

RAV4のグレードを紹介

RAV4には、基本装備を押さえた「X」が、ガソリン車とハイブリッドにあり、2WDと4WDが選べます。スポーツモデルの「Adventure」はガソリン車のみの設定で、充実装備のGは、ガソリン車からハイブリッド、PHVにまで設定があります。

RAV4のラインナップには、2WDの設定もありますが、グレード全体を見ると4WDがメインのSUVであることがわかります。

車両情報 チェックポイント
グレード 動力 駆動 車両本体価格 給電システム WLTC燃費
Adventure ガソリン 4WD 3,310,000円 AC100V-100W・メーカーオプション 15.2km/L
G Z package 3,539,000円
G 3,391,000円 15.2km/L
X 2,974,000円
2WD 2,743,000円 15.8km/L
HYBRID G HV 4WD 4,029,000円 AC100V-1500W・メーカーオプション・非常時給電システム 20.6km/L
HYBRID X 3,596,000円
2WD 3,463,000円 21.4km/L
G PHV 4WD 4,690,000円 AC100V-1500W 標準装備・ヴィークルパワーコネクターによる外部給電が可能 22.2km/L
G Z 4,990,000円
BLACK TONE 5,390,000円

注目は、ハイブリッドモデルです。ご覧のとおりWLTCモード20.6km/Lと、軽自動車並みの低燃費です。予算も「X」グレードならガソリン車の上位モデル並みの価格で抑えられ、3年から5年後リセールバリューと燃費を考慮すれば、価格差はかなり詰められますよ。

車中泊を楽しむならハイブリッドがおすすめ!

車中泊には、ハイブリッドモデルが低燃費と1500Wの給電も可能になるのでおすすめです。

RAV4のハイブリッドは、AC100V-1500Wの給電システムをメーカーオプションで選ぶことが可能です。
また、非常時給電システムも一緒に搭載されるので、EVモードで給電すれば、エンジンをほとんど始動しないで給電することもできます。
また、HVモードなら満タン時で約6.5日間(消費電力400W時)の電力供給が可能で非常時の電源としても役立ちます。

ガソリン車、PHVにもそれぞれ優れた点があるので単純比較はできませんが、ハイブリッド車が車中泊におすすめのポイントは、燃費面のコスパと給電システムの使いやすさが魅力です。

PHVとの価格比較では、ハイブリッドの「G」4WD(E-Four)の約403万円に対し、PHVの「G」は469万円です。
約66万円の価格差はありますが、PHVにはそれ以上の魅力もあります。しかし2021年2月時点において、PHVは販売停止中です。
ハイブリッドの方が手に入りやすい、という点からもおすすめです。

ガソリン車もフラット&AC100V給電できる

ガソリン車の「X」2WDは、約275万円の車両本体価格なので、低予算でRAV4のクォリティを手に入れることが可能です。
ラゲージルームのフラット機能は、他のグレードと同様になっています。

なお、ガソリン車にもAC100V-100Wの家庭用コンセントを、メーカーオプションで付けることが可能です。
ガソリン車は、エンジンルームに設置されたバッテリーのみで給電するため、上限が100Wだけで利用できる電化製品も限られています。

上記の理由から、ガソリン車は頻繁にエンジンが始動します。対してハイブリッド車にはリチウムイオンバッテリーが搭載されており、蓄電能力が高くなっているのでエンジンの始動率も少なくなります。

車中泊にRAV4を選ぶポイント【サイズ感・収納性・快適性・走行性能・安全性】をチェック

車中泊では車のサイズ感・収納性・快適性・走行性能・安全性など、基本性能の高さが使いやすさとすごしやすさに直結します。

車中泊を楽しむ車を選ぶ際には、次の5つのポイントをチェックしましょう。たとえば車のサイズ感は、運転のしやすさや乗り心地に影響するポイントで、長距離ドライブの際は疲労感にも差が出ます。

RAV4で「車中泊」の車を選ぶポイントをチェックしてみました。

  • 「車中泊」車選びのポイント

    • サイズ感をチェック!
    • 収納性をチェック!
    • 快適性をチェック!
    • 走行性能をチェック!
    • 安全性をチェック!

サイズ感をチェック!

RAV4は、北米生まれのボディデザインのミディアムサイズSUVで、ワイドなサイズ感が特徴です。

そのためか、日本で使うには少し大柄なボディサイズで、特に車幅は1,865mmとかなりワイド感があります。
全長は、4,610mmなので5ナンバーの全長基準以下となっています。
また、ホイールベースは2,690mmとなり、同一のプラットフォームで作られているトヨタハリアーと同じですが、RAV4は全長が短いせいもあって取り回しがしやすいのが特徴です。

また室内は、ラゲージルームに寝心地の良いフラットな空間を作ることが可能です。また、リヤシートのアレンジで大人二人が十分快適に過ごせるスペースを確保できます。車中での食事や作業でも、きゅうくつな思いをすることなく楽しめるでしょう。

ハリアー同様のミディアムサイズSUVということから、長距離ドライブの乗り心地はよく運転の疲労感は少ない車です。ワイドな車幅から駐車時には多少気を使いますが、それ以外はリラックスしてドライブを楽しめます。総合的に見て大人二人までの「車中泊」なら、十分に楽しめるSUVです。

収納性をチェック!

リヤ側とラゲージの収納スペースは、車中泊時に見失いがちなスマホや小物の保管や、ドリンク類を入れておくなど便利に使えます。車中泊時に、リヤシートやラゲージルームから使える収納スペースを太字で表記しました。

豊富な収納スペース

  1. 助手席オープントレイ
  2. グローブボックス
  3. センターオープントレイ
  4. フロントカップホルダー(2個)
  5. センターコンソールボックス(インナートレイ付き)
  6. 運転席オープントレイ
  7. カードホルダー
  8. フロントドアポケット・リヤドアポケット(左右)
  9. 助手席シートバックポケット
  10. リヤセンターアームレストカップホルダー(2個)
  11. 荷室デッキサイドポケット(左右)

リヤシートに座ってくつろぐ際は、運転席と助手席を最大限前にスライドして前方に倒しておくと、フロントのセンターアームレストが小さなテーブル代わりに使えて便利ですよ。

快適性をチェック!

RAV4は、室内も広く車中泊を快適に過ごせます。
車中泊の快適さは、寝心地を左右するフラットで足を伸ばせるスペースを確保できることが重要です。
RAV4では、リヤシートを前方に倒してラゲージルーム側にフラットな空間を作ることができます。

ハイブリッド車にはメーカーオプション、PHVには標準装備でAC100V-1500Wの給電システムがあります。
ハイブリッド車とPHVには、電動エアコンも装備されており、エンジンをかけずに冷暖房を効かせることが可能です。

バッテリーシステムには、必要に応じてエンジンが始動し充電されます。
車中泊でも必要に応じてエンジンをかけても良い場所を選べば、快適な車中泊になること間違いなしです。

また、純正オプションには、脱臭や除菌の効果があるといわれている「プラズマクラスター搭載 LEDルームランプ」があり、19,140円で装備できます。車の中に長時間滞在する車中泊がさらに快適になり、おすすめのオプションです。

走行性能をチェック!

車中泊において求められる走行性能は、低燃費と長距離運転で疲労感が少ないことです。

燃費が悪ければ毎週末車中泊を楽しもうとしても、毎回ガソリン代が気になり楽しめません。
また、長距離運転で疲れる車なら車中泊に出かける気も失せてしまうでしょう。

RAV4のハイブリッドならWLTCモード燃費が総合で20.6km/Lと、軽自動車並みの低燃費です。
長距離ドライブの疲労軽減のために、運転支援システムも充実しています。

全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロール、車線を自動的にキープしてくれるレーントレーシングアシストなど、長距離運転の疲労軽減に期待できる必須機能が標準装備です。

G ハイブリッドに標準装備される「パノラミックビューモニター」は、車両周辺の確認をカメラによるリアルタイムで見ることができます。駐車の際から、車中泊で就寝中など窓を目隠ししているとき、車両の周りを確認するのにも便利ですよ。

安全性をチェック!

RAV4は、現在考えられる予防安全運転支援システムと、衝突安全システム(6エアバッグ)が標準装備です。
さすがに自動車の安全支援システムに厳しい北米生まれのSUVらしく、安全装置はフル装備になっています。

予防安全運転システムでは、昼夜の歩行者検知が可能なプリクラッシュセーフティ(ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)は、衝突回避支援タイプが搭載されています。そのほかにもレーントレーシングアシスト(LTA)やオートマチックハイビーム(AHB)も装備されています。

駐車時に役立つ装備では、静止物への駐車支援ブレーキや後方接近車両の検知と自動ブレーキも備えています。
安全性能も万全でドライバーの疲労負担を軽減します。

RAV4の車中泊マットの選び方

車中泊で快適に眠るには、マット選びが重要です。
RAV4には、フラットなラゲージルームと広い空間がありますが、それを生かして寝心地を良くするために、必須のマットを準備しましょう。

はじめて車中泊用のマットを選ぶ人は、Amazonや楽天、ヤフーショッピングなどの通販サイトで選ぶとよいでしょう。
ただし「車中泊 マット」や「RAV4 マット」で検索すると、かなりの商品がヒットします。

どれがRAV4の車中泊によいのか? はじめての方には基準がよくわからないと思います。
ここでは、RAV4におすすめの車中泊マットの選び方をご紹介します。

車中泊用マットの種類

車中泊に使えるマットの種類は、エアマットやウレタンマット、両方の良いところをあわせ持ち自動インフレーター付きマットなど、大きく分けて3種類あります。

それぞれの特徴とRAV4の車中泊にどれがマッチするのかを解説します。

エアマット

エアマットは、使うときに空気を入れて膨らませるマットです。
ポイントは、膨張時に十分な厚みとクッション性が高いことから、フルフラットシートで段差の大きな車に重宝します。

長さや幅のバリエーションも多く、厚みが約100mm~200mmを超えるものまであります。大きさの割に軽く、たたむとかさばらないことから、大きな面積をカバーする広いマットが必要なミニバンなどに向いています。

デメリットは、ポンプを使って手動でふくらませるものがほとんどで、車中でふくらませるのは室内の広いミニバンでもちょっと面倒です。車外でふくらませる場所が必要な場合もあり、悪天候のときなどはとくに厄介と感じるかもしれません。

RAV4で使う場合は、あまりおすすめできません。手動でふくらませる作業が車内ではむずかしく、ふくらませると厚みがあることから、ラゲージルームの高さがせまくなります。RAV4は、床面がフラットなのでエアマットを使って解消したいほどの段差はなく、メリットはほとんど感じられないでしょう。

ウレタンマット

ウレタンマットは、ベッドのマットレスでもおなじみの硬質ウレタンフォームを使った、ベッド用マットです。
ポイントは、厚さ50mm程度でも十分なクッション性があり、段差の解消にも役立ちます。形がしっかりしていて敷くだけで車中泊の準備が可能です。

裏面に滑り止め加工を施したり、表面に肌触りのよい素材を使ったものもあり、車中泊を前提に作られた車種別の専用品(社外品)も販売されています。車の下からの冷気や熱気を遮断する性能も高く、快適に眠れるでしょう。

ウレタンマットの多くは、整形されたブロックごとに折りたたんで収納しますが、圧縮できないためかさばります。ポリウレタンフォームは、アマットに比べて重たくなるため、持ち運びにはちょっと苦労します。

RAV4で使う場合、長さ190mm✕幅100mmのマットレスを載せていくと、荷室の半分近くが埋まってしまいます。また、その大きさから載せたままにしておくとじゃまになるかも知れません。駐車場が近ければ、車中泊で使うときに家から持っていけばよいのですが、遠い場合は、ちょっと面倒に感じるかも知れません。

厚さ20mmぐらいで巻いて収納するものもあります。クッション性や断熱性は劣りますが、比較的低価格でなので、簡易で使うくらいならよいでしょう。ただし、RAV4のように床面が平らな車以外にはおすすめできません。

エア+ウレタンの自動インフレーター付きマット

エアマットとウレタンマットのいいとこ取りで、自動で膨らむ機能を搭載したマットが人気です。
テント内にフロアに石や砂利でできるデコボコを解消するためにつくられたもので、車中泊のマットとしても機能的に使えます。

ウレタンフォームとエアマットを複合で使っているため、50mm~100mm程度の厚さでもクッション性が高く、床面のデコボコの解消、断熱効果も期待できます。自動インフレーターマットの多くは、エアを抜きながら巻いて収納できるので、かさばらず軽量で持ち運びもしやすいことも特徴です。

RAV4で車中泊をするなら、ウレタン+エアの自動インフレーターマットがおすすめです。膨張したときの厚さが50mmもあれば、RAV4のフラットなフロアなら十分快適な寝心地になるでしょう。

RAV4の場合、ピロ―一体型が使いやすいです。後部座席のヘッドレストを伸ばしてフロアの長さを延長させた部分に、ちょうどよく収まるのでおすすめですよ。

汎用と専用マットの違い

車中泊で使うマットには、先にご紹介したキャンプ用品のマットや家庭用マットレス、布団など汎用品を流用する方法と、RAV4のフロア形状に合わせて作られた専用品があります。

どちらがよいのかは、使う人それぞれの印象の違いもあると思います。結論からいうと汎用品なら1万円以下から選ぶことが可能で車中泊を手軽に始められます
汎用品は、車中泊以外にも利用可能で、将来アウトドアでキャンプをするような場合や災害時の緊急用など、持っていても無駄になることはありません。

汎用品のマットなら車が変わっても転用が効くので便利ですし、災害時にも使えるでしょう。
何よりも専用品より価格が安く、豊富な製品から選べます

専用品は、通販で販売しているような低価格のものは少なく、RAV4の専用品を調べてみたところ約3万円でした。
汎用品と比べて3倍ほどになりますが、敷いたときのピッタリ感は専用品だけに満足できますね。専用品は、車中泊の頻度が高く本格的に楽しむようになってから検討したほうがよいでしょう。

1人用・2人用マットの選び方

汎用品のマットは、テント内や車中泊で使う想定から豊富にサイズがあります。
長さは、約1800mm~2100mm、幅が約450mm~1800mmを超えるサイズまで、豊富にそろっています。
ピローが付いている製品もあり、自分の車中泊スタイルにあったマットを見つけましょう。

RAV4の車中泊におすすめは、自動インフレーター付きのエア+ウレタンのマットです。
使う人数に合わせて、1人用、2人用マットがありますが、室内幅を基準に選ぶと良いでしょう。

たとえば、リヤシートを全部倒した場合なら、幅1000mmのマットがジャストサイズです。
運転席の後ろ側シートの背もたれを倒す場合は、幅600mm~650mmぐらいのマットがよいでしょう。
いずれの場合もピロ―の付いたものが便利で使いやすく、一体型の方がずれないのでおすすめです。

初心者は汎用マットで簡単な車中泊から試してみよう

車中泊の初心者は、高額な専用品の車中泊マットをいきなり買うことはおすすめできません。
本格的に車中泊を楽しみたい場合でも、まずは、安価な汎用品のマットを上手に利用して、自分の車中泊スタイルを見つけましょう。

車中泊は、アウトドア・レジャーやキャンプの延長考える人も多いようですが、まずは日常生活の延長くらいで考えましょう。
外食や日帰り旅行で楽しむ際に「車中泊することで旅行日程に余裕をもたせる」ぐらいから始めると疲労感も少なくなります

寝心地よく車で休める状態を作ることからはじめて、外食や観光を楽しむところから試してみてはいかがでしょうか?

RAV4の車中泊シェード・カーテンの選び方

RAV4での車中泊を快適にするために、マットと同様に用意したいのが、シェードまたはカーテンです。

RAV4をはじめ多くの車には、後部座席より後ろのウインドウに濃い色が付けてあり、日中は外から見えにくくなっています。
しかし夜になり、室内に明かりをつけると車内は外から丸見えです。

そのためシェードやカーテンなどの目隠しがないと、人の目が気になり落ち着いて眠ることができません。
シェードとカーテンには、目隠しのほかに遮光や冷気を遮断する効果も期待できるので車中泊の必須アイテムになっています。

結論からいうとRAV4には、シェードの方がおすすめです。ミニバンのようなボックス形状の車ならカーテンの使い勝手も良いのですが、RAV4のようなSUVのドアにはマッチングが悪く、設置もむずかしいからです。

それぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。

カーテンは設置が大変!冷気遮断もむずかしい

目隠しや遮光にカーテンを使うメリットは、開け閉めするだけなので、実際に使うときに便利です。
また、一度設置してしまえば車に付いているので荷物としてかさばることはありません。

一般的には室内の内装側にレールを設置して、吊り下げるように取り付けます。
カーテンを閉めておけば、サイドドアやバックドアを開けても、室内が丸見えになることも避けられます。

カーテンのデメリットは、設置の際、車の内装にネジや強力な両面テープで加工して、レールを設置する必要があります。
また、遮光カーテンは価格が高いです。シェードほどの密閉度がないため、断熱効果は下がります。とくに冷気を遮断する性能は、断熱素材でできたシェードよりも劣ります

窓枠取り付け型シェードがおすすめ

シェードは低価格で導入もしやすく、社外品ですが車種専用のモノが発売されています
2020年2月時点でRAV4専用の製品がAmazonや楽天などで数種類販売されていて、約1万円前後で入手可能です。

シェードは選択肢も多く、遮光・断熱効果も高く、プライバシーも守られます。導入時の価格も手軽で、むずかしい設置の準備はいりません

デメリットは、使うときには窓のそれぞれに吸盤などを使って取り付ける必要があり、少々めんどうで時間もかかります。
また、まとめて積載するとそれなりのサイズ感があるので、荷物になる点も考慮しましょう。

かさばらない薄型のものもありますが、遮光・断熱性能を重視したほうが、冷気の遮断や日光を遮る効果が高いのでおすすめです。

シェード・カーテンは、価格と設置の手間、遮光・断熱の優先順位を検討して選びましょう。

車中泊での注意点

手軽に始められるのが魅力の車中泊ですが、車を停める場所の利用のルール・マナーは、ほかの人も利用しているので、シッカリ守る必要があります。

「日本RV協会」が2018年に実施した「クルマ旅のスタイル」についての意識調査によると、車中泊をしたときの場所は、第1位「道の駅」、第2位「サービスエリア・パーキングエリア」、第3位「キャンプ場」、第4位「RVパーク」でした。

4つの場所で約9割以上の人が利用しており、その中でも道の駅が6割を超えていました。いずれも公共の施設で、道の駅やSA・PAでは、多くの人が車中泊以外の目的で利用しており、リール・マナーを逸脱すれば、ほかの人に迷惑を掛けるばかりかトラブルにもなりかねません。

車中泊をするときは、利用のルール・マナーを守り、気持ちよく施設を利用しましょう。

注意ポイント

  • 車中泊の現地情報は事前にチェック!
  • 悪天候のときは車中泊を中止する
  • 車内での火の取り扱い
  • ゴミは持ち帰りが基本

車中泊の現地情報は事前にチェック!

車中泊をする場所の情報は、事前に集めましょう。車中泊が可能かどうかについてはもちろんですが、トイレや売店、レストランの営業時間などをあらかじめ調べるようにしましょう。

たとえば、道の駅に併設されたレストランや売店は、17:00に閉店ところもあり、19:00ごろ現地に着いてみたら「お店が閉まっていた!」などということもあります。シーズンオフの観光地に近い道の駅では、ほとんどのお店が期間休業の場所もあります。

事前情報はネットで調べて出かけましょう。人気の道の駅は「YouTube」で検索するとヒットします。動画だと雰囲気もよくわかるので情報集めにおすすめです。

悪天候のときは車中泊を中止する

悪天候が予想されるときは、車中泊を含めた旅行日程は中止、または変更しましょう。
2020年末には想像以上の大雪により、高速道路上で多くの車が立ち往生する異例の災害がありました。

大雪の状況下で車中泊をしていると、車中に閉じ込められて遭難する危険もあります。
たとえ降雪中にエンジンをかけていても雪は融けずに積もってしまいます。場合によっては、車内に排気ガスが流れ込んで、一酸化炭素中毒になる恐れもありとても危険です。

そのほかにも風や大雨による、交通災害、土砂災害なども考えられ、悪天候のときは、宿に泊まらない車中泊だからこそ危険も拡大します。
幸い大雨や大雪を理由に車中泊を中止しても「キャンセル料」は取られません。悪天候のときは無理をせず、気楽に予定を変更しましょう。

車内での火の取り扱い

車中泊を楽しみ方のひとつに車中での食事があります。屋外キャンプのように本格的にコンロを持ち込んで車の中で調理をする人もいるようです。
しかし車の中で火を使うことは、おすすめできません。

車の中では、電気でお湯を沸かしたりするほうが安全です。車の中で火を使うと一酸化炭素中毒を引き起こす原因にもなり、せまい車内では火災の危険もあります。そこまで大事に至らなくても、調理中、何かのひょうしに器具を倒してしまえば、シートを汚したりやけどを負ったりする危険もあるでしょう。

車の中での調理は、電気でお湯を沸かしレトルトを温めたり、麺類やご飯を炊くなどで食事する程度の方が無難です。できれば車中泊で浮いた費用を使って、現地の美味しい食べ物を外食することをおすすめします。

ゴミは持ち帰りが基本

車中泊の際のルールとして、外部から自分で持ち込んだゴミは、施設で捨ててくるのではなく、持ち帰るのが基本です。

もちろん例外として、RVパークなどの有料施設の利用では、ゴミを捨てることが許可されているところもあります
また、道の駅やSA・PAなどで、購入した食べ物やん飲み物の容器などは、設置されている指定のゴミ箱に捨てることが可能です。

ゴミは臭いが出ないように二重でパッキングして、ラゲージルームのデッキボード下のボックス内などに収めると良いでしょう。

車中泊を楽しく快適にするポイントは、食べ物や飲み物を現地調達することです。ご当地の味も、車中泊ならではの楽しみになるでしょう。それならば、ゴミも遠慮なく現地で処分できますね。

まとめ:RAV4の車中泊は快適で寝心地もよい!

RAV4の車中泊は、ラゲージルームとリヤシートのアレンジで快適にすごせます。
特にフラットになるラゲージスペースには、マットを敷くことで寝心地が格段に良くなり、熟睡も可能です。

また、車中泊を快適にする「電気」の使用については、グレードをハイブリッド車から選び、AC100V-1500Wの給電システムを装備しておけば、ポータブル電源なしでも給電が可能になり大変便利です。

車中泊にRAV4を選ぶポイントを【サイズ感・収納性・快適性・走行性能・安全性】の5項目でチェックしました。また、快適な車中泊に必須のマットとシェードについて、種類と選び方を解説し、おすすめをご紹介しています。

さいごに車中泊の注意点をご案内しました。RAV4での車中泊なら他人との接触も最小限で済むので、安全で快適な旅行が楽しめます
春から秋までの車中泊シーズンには、準備をして出かけましょう。

損をしない賢く愛車を高く売る方法!

愛車を手放す際にどのような方法を考えますか?

「とりあえずディーラーに下取りを出す方が良いのかな〜」
「近くの中古車販売専門店にとりあえず行ってみようかな」

上記のように検討されている方も多いかと思います。ただ、この方法だと他社と比較するにも時間もかかるし、ほかも後で検討しようと思っても途中で面倒になって「まーいいや!」と妥協して売却されるケースが多いように感じます。

これだとディーラーや中古車販売専門店の思うツボです。。
そうならないためにはどうしたら良いのか・・・
ズバリ!最初に「自分の愛車の相場を知る」ことが一番重要になってきます!!

初めて自分の愛車を売却する際は、どうすればよいのか右も左も分からない方も多く、費用の相場もまちまちで余計にわからなくなられる方が多いのが現状です。
もちろん、初めての経験だとわからないことは無理もないのですが、そこを上手く業者につかれてしまうと損することにもなります。

そこで、まずは自分の愛車の相場が実際いくらなのかを知ることによって、足元を見られることもなくなります。

「車査定比較.com」を利用することであなたの愛車の相場を把握することできます!

「車査定比較.com」ってどんな会社?

「車査定比較.com」とは、どんな会社なのか下記にポイントをまとめました。

ポイント

  • 高く車を売ることができる!(車を売った人の77.5%が高く売れている)
  • 利用者が200万人以上!
  • 全国200社以上から最大10社に一括査定依頼ができる!
  • 査定時の満足度80%以上(2018年9月〜12月データ)

この「車査定比較.com」を利用して、まずは自分の愛車の相場を把握してみてください!
買取会社によって、費用が異なってくることも理解できるかと思います。

相場が分かれば、ディーラーや中古車販売専門店に行ってみてください。
そこで「車査定比較.comのサイトを利用したところ、この車は〇〇万円が相場のようです。ここだと、この車はいくらで買い取ってくれますか?」と聞いてみてください。
この時に他の買取業者にも既に確認していたら、「A点では〇〇万円で買い取ってくれるそうです」と付け加えてみるのがオススメです!

「車査定比較.com」を利用したからと言って絶対にこのサイトで売却しなければならないかと言うと、答えはもちろんNOですのでご安心ください。

このように対応することで、ディーラーや中古車販売専門店に足元を見られることもなく、ご自身が希望する金額に最も近い価格で売却することができるかと思います。

少し手間だと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この少しの手間を挟むだけで何万円〜何十万円の金額を損すること可能性を減らすことができるので、是非利用してみてください!

車査定比較.comはコチラ

-RAV4, トヨタ

Copyright © 1997-2021 Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.