ダイハツ ロッキー

ロッキーの維持費を内訳別解説【ガソリン代・車検費用・自動車税・保険料等】

ダイハツから2019年11月5日に発売されたコンパクトクロスオーバーSUVの「ロッキー
。発売当初から人気が高く購入を検討している人も多いのではないでしょうか。
購入を検討する上で重要なのが「購入費用」と「維持費」です。要はどれだけお金がかかるのかということです。

購入費用は一括払いができなくてもローンという分割払いで対応することも可能です。
どちらかの方法でロッキーが購入できたとしても次に必要なのは維持費です。
車は買った後でもいろいろとお金が必要になるものです。
特にロッキーをローンで購入する人は毎月ローンを返済しながら、さらに維持費も用意しなければならなくなります。

そこで今回は、ロッキーを購入した後にかかる年間の維持費についてお伝えしたいと思います。

ロッキーにかかる年間維持費の内訳

ロッキーを所有した後に必要となる維持費は、ガソリン代車検費用自動車保険料が主なもので、場合によっては駐車場代メンテナンス代も必要となってきます。
ロッキーの場合のそれぞれの年間費用を理由を加えてお伝えしていきます。

ガソリン代

ガソリン代は車を走らせた分だけ必要になる費用です。
同じ走行距離でも車の燃費によって費用は大きく変わってくるので、ガソリン代を節約したい場合は、燃費の良い車を選ぶことが大切です。
ロッキーの燃費ですが、JC08モードとWLTCモードがあります。
ここでは実燃費に近いWLTCモードの燃費数値を取り上げてガソリン代を計算します。

WLTCモードの燃費数値は2WDで18.6km/L、4WDで17.4km/Lと違いがありますが、グレードでの違いはありません。
年間走行距離が1万km、レギュラーガソリン1Lあたりの価格を136円(東京平均)と仮定して算出すると、以下の結果となります。

グレード 年間のガソリン代
L 2WD 73,318円
L 4WD 78,161円
X 2WD 73,318円
X 4WD 78,161円
G 2WD 73,318円
G 4WD 78,161円
Premium 2WD 73,318円
Premium 4WD 78,161円

ロッキーの2WDでは年間73,318円、4WDでは年間78,161円のガソリン代が必要となります。

車検費用

車検費用は、法定費用と呼ばれるものと検査費用などの諸費用で構成されており、車両重量やどこで車検を行うのかで費用が変わってきます。
ロッキーの場合はどれくらいかかるのか見てみましょう。

法定費用

法定費用は「自賠責保険」「自動車重量税」「印紙代」の3つに分けられます。
ロッキーの場合のそれぞれの費用を見てみましょう。

自賠責保険

自賠責保険は車を走らせるために必ず加入しなければならない保険で別名「強制保険」とも呼ばれています。
車検を受けるときに必ず加入することとなるので加入を忘れることはないでしょう。
自賠責保険は掛ける期間で保険料が変わってきます。
基本的には次の車検が来るまでの期間で加入することになります。
新車購入時は3年後ですが、2回目以降は2年毎に車検が来るので、24か月もしくは25か月の加入となります。
その費用は24か月で21,550円、25か月で22,210円となります。

ここからロッキーの自賠責保険の年間保険料を算出すると10,775円もしくは11,105円となります。

自動車重量税

自動車重量税はその車の車両重量で税額が決まります。
ロッキーの車両重量は2WDで970kgもしくは980kg、4WDで1,040kgもしくは1,050kgです。
自動車重量税は1,000kg以下と1,000kg以上で税額が変わります。
またロッキーはエコカー減税対象外となりますので、自動車重量税の税額は以下のようになります。

2WD 16,400円
4WD 24,600円

ここからロッキーの自動車重量税の年間税額を算出すると2WDは8,200円、4WDは12,300円となります。

印紙代

印紙代とは、車検を受けるための手数料になります。
印紙代はオンライン申請のワンストップサービスなら1,000円ですが、車検をディーラーや指定工場に依頼する場合は、この手続きにはならないので1,200円となります。

よってロッキーの印紙代は年間で500~600円となります。

その他の費用

先にお伝えした法定費用は必ずかかる費用となりますが、その他の費用は車検の方法や車両の状態によって安くできたり無くしたりすることができます。

検査費用

車検は住んでいる地域の陸運局の車検場で車検を受けるか、車検が許されている指定工場で行うことになります。
一般的にはディーラーや業者に依頼したり、馴染みの指定工場に頼むパターンが多いです。
その場合、検査費用としていくらか支払う必要があります。
代行手数料とも呼ばれる検査費用ですが、金額は依頼する先によって違いがあります。おおよそ15,000円前後が相場になります。

よってロッキーの検査費用は年間で7,500円前後です。

しかし車検は、オーナー自身で車を陸運局へ持ち込み受けることも可能なのです。
オーナー自身で検査を行うので、代行手数料をなくすことができます。
車検の検査項目に対して車をメンテナンスできる方ならチャレンジする価値はあるでしょう。

交換部品

車検に合格するには、基準を満たさなければいけません。
車両がノーマル状態であれば、消耗品が合格基準を満たしているかどうかがポイントになります。
合格基準以下の場合は部品交換が必要になります。

この交換部品がどれだけあるかで車検費用も変わってきます。

自動車税

自動車税は、毎年4月1日時点での車の所有者に対して課税される税金です。
自動車税はエンジンの排気量によって税額が決まります。
自動車税の排気量別の税額は以下になります。

総排気量 税額
1リットル以下 25,000円
1リットル超~1.5リットル以下 30,500円
1.5リットル超~2.0リットル以下 36,000円
2.0リットル超~2.5リットル以下 43,500円
2.5リットル超~3.0リットル以下 50,000円
3.0リットル超~3.5リットル以下 57,000円
3.5リットル超~4.0リットル以下 65,500円
4.0リットル超~4.5リットル以下 75,500円
4.5リットル超~6.0リットル以下 87,000円
6.0リットル超 110,000円

ロッキーは消費税増税後に発売された車種なので増税後の一覧表を用いています。
総排気量が1リットル以下になりますので、年間の自動車税額は25,000円となります

自動車保険料

車を公道で走らせるには、自賠責保険に必ず加入しなければなりません。
自賠責保険の補償内容は対人に対してのみで、死亡で最大3,000万円、後遺障害で最大4,000万円、ケガで最大120万円で、万が一の事故内容によっては十分な補償とは言えません。

そこで必要となるのが「任意保険」と呼ばれる自動車保険です。
万が一の事故などで自賠責保険で補償しきれないところをこの自動車保険でカバーします。
自賠責保険は補償内容と金額が決まっているので保険料も一律で決まっているのですが、自動車保険は補償内容や金額がいろいろとあり、その内容や金額によって保険料が変わってきます。

また自動車保険には「等級」というものがあり、6等級から始まり1年間無事故のたびに1等級上がり、最大20等級まで上がります。
等級が高いほど自動車保険は割り引かれます。
逆に事故を起こすと等級が下がり割引率も下がります。

いろいろな要素で自動車保険料は変わりますので、いくつかの状況を使ってお伝えします。

例1

グレード Premium 2WD
年齢 26歳以上
等級 6等級
免許の種類 ブルー
運転者の年齢制限 26歳以上
年間走行距離 11,000km
運転者の限定 本人限定
対人賠償 無制限
対物賠償 無制限
車両保険 有り
自動車保険料(年間) 154,100円

運転者限定にすることで多少は安くなっていますが、年齢が20代と若く、自動車保険に入るのが初めてで、一番価格が高いPremiumで車両保険にも加入するため、年間の自動車保険料は高めになります。

例2

グレード X  2WD
年齢 30歳以上
等級 15等級
免許の種類 ゴールド
運転者の年齢制限 30歳以上
年間走行距離 11,000km
運転者の限定 配偶者限定
対人賠償 無制限
対物賠償 無制限
車両保険 有り
自動車保険料(年間) 84,000円

例1と同じように車両保険をつけて本人だけでなく配偶者も対象にしていますが、グレードが低いことと、年齢が30歳以上、15等級、ゴールド免許と割引になる要素が多数あるため、自動車保険料は例1よりの約半額となります。

例3

グレード Premium 4WD
年齢 30歳以上
等級 15等級
免許の種類 ゴールド
運転者の年齢制限 30歳以上
年間走行距離 11,000km
運転者の限定 配偶者限定
対人賠償 無制限
対物賠償 無制限
車両保険 無し
自動車保険料(年間) 36,500円

例2よりもグレードをアップさせ駆動方式も4WDにすることで車両価格が高くなりましたが、車両保険を付けないようにすることで、例2よりも半額以上も自動車保険料が安くなります。
ロッキーのグレードは車両保険を付ける場合にのみ影響します。

駐車場代

自宅にガレージがある人には全く費用がかからないのが駐車場代。
ガレージが無い場合は、どこかの月極駐車場と契約して月々の駐車場代を支払う必要があります。
駐車場代は都道府県によって違いがあり、また同じ都道府県でも場所や条件によって違ってきます。

いくつかのウェブサイトに各都道府県の月極駐車場代の平均相場が掲載されていますが、年代が不明であったり金額が違ったりするので信ぴょう性が高くないように思いますが、おおよそはあっている金額になっています。
一部の地域の平均相場をご紹介すると、東京都が約34,000円、大阪府が約32,000円、愛知県が約23,000円、福岡県が約15,000円という感じです。
この4都府県の場合の年間駐車場代は約180,000円~約408,000円となります。

メンテナンス代

車にはあらゆるところに消耗品が使われています。
ある程度消耗すれば新品に交換しなければ車検に通らなかったり、走行する上で大変危険な状態になります。
主な消耗品の一般的な価格と交換時期から年間費用を割り出してみましょう。

エンジンオイル

エンジンには潤滑や冷却、洗浄などの役割を担う「エンジンオイル」が使われています。
走行を重ねるとエンジンオイルは汚れて粘度も落ちるため、定期的な交換が必要となります。
エンジンオイルはエンジンの種類で交換時期が違います。

一般的なエンジンオイルの交換時期は、過給機が付いていない自然吸気エンジン(ノンターボエンジンやNAエンジンともいう)で走行距離1万kmもしくは12か月のどちらか早い方が交換時期となります。
過給機が付くターボエンジンは、タービンが高回転で回り高温になるため、自然吸気エンジンよりもエンジンオイルの劣化が激しくなります。
一般的には走行距離5,000㎞もしくは6ヵ月のどちらか早い方が交換時期となります。

ロッキーはターボエンジンを搭載していますので、後者の走行距離5,000㎞もしくは6ヵ月が交換時期となります。
ロッキーのオイル量はオイル交換のみで2.9L、エレメント交換時は3.1L必要となります。
エレメントはオイル交換2回に1回の交換タイミングになります。オイル代が1Lあたり800円、、エレメント代が1000円、工賃が1000円の場合、1回のオイル交換の費用は3400円、エレメント込みで4400円となります。

よって、ロッキーのオイル交換にかかる年間費用は7,800円となります。

スパークプラグ

ロッキーのエンジンは直列3気筒なので、スパークプラグを3本使用しています。
最近のスパークプラグは白金やイリジウム合金が使用されており、10万kmまで交換不要だと思われているかも知れませんが、それは誤解です。
スパークプラグメーカーで有名なNGKのスパークプラグ商品サイトでは、普通自動車で15,000km~20,000kmを交換の目安としています。

ロッキーのスパークプラグ1本の平均価格は約2,000円、工賃は1本につき500円と想定すれば、1回の交換費用は約7,500円になります。
年間1万km走行すると仮定すれば、スパークプラグの年間交換費用は約3,750円~約5,000円になります

タイヤ

タイヤは走れば走った分だけ摩耗します。
走らなければ摩耗しないから交換せずに長く使えると考える方もおられるかも知れませんが、タイヤはゴム製品のため走行していなくても劣化は進みます。
消耗していなくてもゴムが固くなったり、サイドにひび割れが入ったりすることで、安全な走行に支障をきたすようになります。

タイヤは車検でもチェックされる部品のひとつです。車検に合格するためにはタイヤの溝が1.6mm以上なければいけません。
この保安基準1.6mmは、タイヤのどこか一部でも1.6mmを切っていると不合格となります。
タイヤには「スリップサイン」というものが必ず設けられています。

タイヤの側面を見ると、だいたい4~9か所に△マークがついています。
その位置の溝のを見ると、溝の底が盛り上がっています。これがスリップサインです。
新品時のタイヤ溝は8mmあるので、スリップサインはだいぶ奥に見える状態です。
そこからタイヤがすり減っていくとスリップサインが表面に近づいてきて、いずれタイヤ表面とスリップサインが同じ位置になります。
こうなると溝の深さは1.6mmとなり、タイヤ交換となります。

タイヤ溝は車検に通らないからという理由だけでなく、雨の日などの走行では滑ってしまい大変危険です。
必ずスリップサインが見える前に交換するようにしましょう。
またスリップサインに届いてなくても、年数が経ちゴムが劣化で固くなったり、ひび割れても交換するようにしましょう。

ロッキーのタイヤサイズは2種類あります。PremiumとGは195/60R17、XとLは195/65R16です。
それぞれのタイヤ1本の価格を価格.comで調べたところ195/60R17は12,066円~15,800円、195/65R16は7,170円~15,022円でした。
交換工賃は安いところでは1本1,200円ほどで行ってくれます。

タイヤの交換費用は33,480円~68,000円となります。タイヤはだいたい5年経過したら交換と言われています。
年間1万km走行すると仮定すれば、年間のタイヤ交換費用は6,696円~13,600円になります。

ブレーキ

ロッキーのブレーキは、フロントがベンチレーテッドディスク、リアがリーディング・トレーリング(ドラムブレーキ)です。
ブレーキはディスクブレーキならディスクをブレーキパッドが挟み、ドラムブレーキならドラムにブレーキシューが押し付けられて運動エネルギーを熱エネルギーに変換し制動力を得ます。

ディスクやドラムに対して、ブレーキパッドやブレーキシューは摩耗しやすい素材で作られているので、交換時期が早くなります。
乗り方の違いなどで交換時期に大きな幅が出てしまいますが、一般的な走行で使用した場合の交換時期はブレーキパッドで3万~4万km、ブレーキシューで5万~10万kmです。

交換費用はディスクブレーキ左右で8,000円ほど、ドラムブレーキ左右で5,000円ほどになります。
年間1万km走行すると仮定すれば、年間のブレーキ交換費用は3,000円~4,000円程度になります。

ロッキーにかかる年間維持費の合計金額

ロッキーにかかる個別の年間維持費をまとめると以下のようになります。

ガソリン代 73,318円~78,161円
車検費用 26,975円~31,505円
自動車税 25,000円
自動車保険料 36,500円~154,100円
駐車場代 0円~408,000円
メンテナンス代 21,246円~30,400円

ロッキーにかかる年間維持費の合計金額は183,039円~726,711円で、平均するとおよそ45万円となります。

維持費をしっかり把握したうえでロッキーの購入を

ロッキーを購入した後に必要となる維持費を個別に調べてたところ、特に大きな差がでるところは自動車保険駐車所代だということが分かりました。
駐車場があり自動車保険料が大きく割り引かれる人であれば、年間で20万円以下の維持費でロッキーを維持することが可能です。
今の自分の状況と照らし合わせてみて現実的な維持費であれば、ロッキーの購入を前向きに考えてみましょう。

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