「パッソの維持費を知りたい」「持ち続けるとどれだけお金がかかるの?」などと気になっていませんか。パッソは購入費だけでなく、買ったあとの維持費も事前に計算し、本当に生活に耐えうるかのチェックも大切です。
今回はパッソの管理にかかるお金を知りたい人のために、ガソリンや車検、税金など購入後も要するお金について解説します。これを読めば、買ったあとにパッソを持ち続ける生活を、お金というポイントから分かりやすくイメージできるでしょう。
パッソの年間維持費に関する口コミを紹介
パッソの年間維持費のトータルを手っ取り早く知りたい人もいるでしょう。この章では実際に維持費を計算し、ネットに公開した例を挙げます。計算例から維持費の相場を学べることがポイントです。
維持費の計算例3つ
1つ目の記事では、パッソの年間維持費を28万9960円としています。走行距離は年間1万km、ガソリン代は135円/Lによる計算です。
出典:トヨタ・パッソの月・年間の維持費は?軽自動車や他社とも比較!
2つ目の参考記事では、ベースグレードのM700A型パッソで年間15万7775円と見積もっています。年間1万km走行で、ガソリン代はレギュラーとして130円/Lによる計算です。
出典:【型式別】トヨタ・パッソの維持費と中古車価格帯
3つ目の参考記事では、21歳以上がパッソを購入した場合、22万8215円かかると見積もっています。年間走行距離は1万km、燃料は1Lあたり120円の想定です。
出典:パッソは大学生におすすめ?大学生のパッソの維持費をリサーチ!
パッソの維持費は車体価格の何%に相当する?
上記3つの計算の平均値は22万5316円になります。現行のパッソの車体価格は119万9000円~190万3000円なので、年間維持費の相場は車体価格の約12~19%はかかる計算です。
平均以上の余分な出費も見込み、年間でパッソの管理に25~30万円、月あたりでは2万円~3万円の確保が望ましいでしょう。
パッソにかかる維持費は主に6つ
パッソに要する維持費の内訳として、主に6つのカテゴリーが挙がります。
- 自動車税
- ガソリン代
- 重量税
- 保険料
- メンテナンスや車検費用
- 駐車場や高速道路などの生活利用費
以上の6つについて、それぞれの詳細情報を見ていきましょう。
自動車税
自動車そのものにも税金がかかり、排気量に応じて決まっています。毎年4月1日に車を持っている人は、年に1度自動車税を払わなければなりません。
パッソの排気量は996ccなので、軽自動車以外における1L以下の自動車税として、本来は毎年2万9500円が発生します。しかしパッソは2021年3月31日まで「グリーン化特例」として税金を割り引いてもらえ、取得年の翌年分は半額の1万4750円を払うだけで充分です。
パッソはエコカーの認定を受けていることから、自動車税の負担が軽くなるメリットがあります。
ガソリン代
パッソに限らず車にはガソリンが必要で、長距離走行により減ったら足してあげなければなりません。2020年9月30日時点のレギュラーガソリンの全国平均単価は128.1円です。
パッソの年間走行距離を1万kmとすると、ベースグレードのWLTCモードの燃費である21.0km/Lで計算すれば、476.2L必要です。9月30日時点のガソリン価格で掛けると6万1001円になります。
別の日になればガソリンの単価は変わりますし、持っている人の習慣によって走行距離が1万kmに満たないこともあるので、ここでのガソリン代はあくまでも目安です。しかしガソリンの単価や走行距離を定期的にチェックしながら、いくらかかるかを予測しましょう。
重量税
車の重量に応じて重量税もかかります。パッソは全グレード1トンに満たない非軽自動車です。車検時に有効期限の間にかかった重量税をまとめて支払うので、対象年数に応じて以下のように変わります。
パッソの車検有効期間 | 重量税の支払額 |
1年 | 8200円 |
2年 | 1万6400円 |
3年 | 2万4600円 |
基本的に車検有効年数に応じて重量税が倍で増えていくと考えましょう。
保険料
車の保険には、自賠責保険と任意保険の2種類があります。
自賠責保険は所有者が必ず加入しなければならず、加入期間に応じて以下のようにかかります。
加入期間 | 保険料 |
12カ月 | 1万5520円 |
13カ月 | 1万6380円 |
24カ月 | 2万5830円 |
25カ月 | 2万6680円 |
36カ月 | 3万5950円 |
37カ月 | 3万6780円 |
多くの場合、新車のパッソを買ったら36~37カ月分の自賠責保険を契約します。車検時に加入した場合は24カ月~25カ月が多数です。
任意保険への加入も重要です。自賠責保険で補償できるのは、相手のケガに対する治療費だけだからです。任意保険に入らないと、自身のケガや、車や周辺のものを壊したことに対する弁償費などを補償できません。
自身の経済的な状況も考えながら、任意保険でカバーする補償範囲を決めましょう。事故による損害賠償や治療費の支払いは多額の出費になるので、任意保険で財産的なリスクを減らすことが重要です。
メンテナンス・車検費用
メンテナンスや車検にかかる費用も大切です。パッソも時間が経ったり、長く走らせたりすると、パーツのあちこちが傷んできます。メンテナンスや車検などでダメージをチェックすることで、いつも安全に運転できるようにしてあげましょう。
車検は新車としてのパッソを買ってからは3年後、前の車検を受けてからは2年後に行わなければなりません。車の検査代だけでなく、自賠責保険料や重量税もここで支払います。
車検の依頼先もディーラーや中古車販売店、ガソリンスタンドなど人によって異なり、地域事情や業者の方針によっても費用が違うことがポイントです。事前に車検の依頼先を決めたら、支払総額を見積もることで、コストを想定できます。
駐車場や高速道路など生活利用費
駐車場や高速道路など、車のある生活で必要な場所を使うにもお金がかかります。
自宅の敷地内に駐車場がないときは、近くにある月極の駐車場を借りなければならず、そこでも費用を払わなければいけません。長距離運転をするときは、高速道路の利用料金もかかります。
このようにカーライフで必要な場所を使うときのコストも、車の維持費につながるでしょう。
パッソの維持費を下げられるポイントを紹介
パッソの維持費を少しでも節約したい人のために、コストダウンのポイントを4つ紹介します。以下を実践することで、車の管理に払うお金を減らせるかもしれません。
車検費用を節約する方法
車検費用には、法定費用と点検整備代に分かれますが、このうち点検整備のコストをダウンできます。こちらは車検に合格できるように車を整備することで必要なコストです。
パッソのオーナーがこまめに車を整備し、傷んでいるパーツがあれば交換したり、汚れがあれば洗車してあげるなどしましょう。良好な状態をキープできれば、整備にかかるお金を減らせます。
「ユーザー車検」として、自身で車を最後まで整備してから車検場に持ち込む方法もありますが、車に詳しい人でも一人ではダメージを見過ごすリスクもあります。結果として車検に通らず追加検査費用がかかったり、致命的なダメージを見過ごしてトラブルや事故につながる可能性もあるため、おすすめはできません。
パッソの車検はなるべく自身できれいに管理しながらも、業者の協力を受けながらクリアを目指すように考えましょう。
急発進や急停止を控え、車に優しい運転を
ドライブ中は急発進や急停止をなるべく控えましょう。アクセルやブレーキを深く踏み込むことで、ガソリンを余分に消費するだけでなく、関連パーツも消耗しやすくなるからです。
パッソは幸いにもアイドリングストップ機能がついていて、時速が9km/h以下まで落ちると自動的にエンジンが止まります。そのため急発進や急停止による燃費への影響は少ないでしょう。
しかし加速や減速以外でも、無理な運転はせず、車を優しく扱いながら走らせることで良好な状態を長く保てます。安全運転も維持費節約の一部と考えてください。
ネットショップで消耗系パーツを安く買う
ネットショップで消耗系パーツを探すことで、良質かつ安価な商品を見つけられるでしょう。
たとえばタイヤが消耗してきたら、パッソに適合するタイヤを検索することで、安価で購入できます。特に台湾の「ナンカン」やインドネシアの「ATRラジアル」などは、タイヤの相場が日本の大手メーカーよりも安いのが特徴です。そのうえタイヤの性能が優秀なので、パッソにも通用するでしょう。
このように消耗品の交換が必要になったら、安くて良質なものに交換してみるという選択肢もあります。
まとめ
パッソの新車乗り出し価格ばかり気にする人が多いようですが、購入後も維持費などに気をつけなければなりません。税金やメンテナンス、保険などさまざまな事項でお金がかかることを学びましょう。
しかし車の状態を良好に保ったり、消耗品の交換を安く済ませたりなどで、維持費を節約できる可能性もあります。パッソを大切に扱い、無駄な維持費がかからないように努めましょう。
パッソは維持費に年間20万円強、月に2~3万円はかかる計算です。自身の財政的状況で確保を続けられるかを見てから、新車の購入を判断した方がよいでしょう。
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