新型ノートは車体サイズが、4,045mmと旧型よりも55mm短くなりました。
人気のe-Power搭載車のみにしぼられ、先進的なエクステリアデザインとモダンなインテリアなど魅力満載です。
その一方で先代ノートの特徴だった広い室内サイズが、車体の小型化により「どうなったのか?」が気になります。
新型ノートを心待ちしていたファンからは「どうして小さくしたのか?」という声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
この記事では新型ノートのサイズについて徹底調査しました。
短くなったボディサイズの長さ、広くなった室内の横幅や荷室の高さ、ライバル6車とのサイズ比較、サイズの口コミ評判も調べてみましたので、新車選びの参考にご覧下さい。
この記事でわかること
- 新型日産ノートの車両と室内荷室のサイズ(長さ・横幅・高さ)
- 新型日産ノートとライバル6車のサイズ比較
- 新型ノートのサイズの口コミ評価
注:記事中の表の数値は、特に指定のない場合、サイズの単位は「mm」です。
新型日産ノートのサイズをチェック!車体と室内荷室の新旧比較
2020年末、8年ぶりのモデルチェンジで注目を集めた新型日産ノートですが、思いもよらぬサイズの小型化に期待感を削がれた人もいるのではないでしょうか。
旧型ノートは少し特異なキャラクターをもっていて、コンパクトカーとしては長い全長とホイールベースにより、圧倒的に広い後席スペースが自慢でした。
新型ノートのサイズがどのくらい小さくなったのか、基本的な「長さ・横幅・高さ」を中心に、車体と室内荷室をチェックします。
新型ノートの車体の長さ・横幅・高さをチェック!
まずは、新型ノートの車体と足廻りのサイズを、旧型ノートのサイズと比較してみます。
全長は55mm、ホイールベースも20mm短くなっています。
サイズ | 新型ノート(E13) | 旧ノート(E12) | サイズ差 | |
車体 | 長さ(全長) | 4,045 | 4,100 | ▲55 |
横幅(全幅) | 1,695 | 1,695 | 0 | |
高さ(全高) | 1,520 | 1,520 | 0 | |
車両重量 | 1,220kg | 1,220kg | 0 | |
最低地上高 | 120 | 130 | ▲10 | |
足廻り | ホイールベース | 2,580 | 2,600 | ▲20 |
トレッド(前/後) | 1490/1490 | 1480/1485 | 10/5 | |
タイヤサイズ | 185/60R16 | 185/65R15 | 1インチアップ | |
最小回転半径(m) | 4.9m | 5.2m | -0.3m |
注目ポイントは最低地上高が120mmと低いことです。この点は、ライバル車も含めて後ほど詳しく解説します。
小回り性能バツグン!全長ショート化のメリット
新型ノートは小型化により最小回転半径が小さくなりました。
コンパクトカーとして使いやすくなり、旧型ノートよりも小回り性能がアップしています。
旧型ノートのe-Powerは、2016年11月に追加ラインナップされ、電気自動車のようなドライブフィールに人気が集まりました。
e-Powerのユニットは後付けのため、従来のガソリン車の足廻りを大幅に改良して搭載しています。
そのため最小回転半径が5.2mとなり、コンパクトカーとしては、小回りがきかないことが弱点でした。
新型ノートではその弱点を解消すべく、車体の長さやホイールベースのサイズを小さくし、足廻りもe-Power専用に新設計されています。
ぐるっとUターンすると、旧型ノートよりも60cmも小さく回ることが可能です。
新型ノートの室内サイズは横幅が広くなった!
新型ノートの車体サイズは、横幅と高さに変更はありませんでしたが、室内の幅は55mmも増えて大きく広がりました。
残念ながら室内の長さは35mm、高さが15mm小さくなりましたが、シートレイアウトなどが工夫され、前席、後席ともにきゅうくつ感はないようです。
サイズ | 新型ノート(E13) | 旧ノート(E12) | サイズ差 | |
室内 | 長さ | 2,030 | 2,065 | ▲35 |
横幅 | 1,445 | 1,390 | 55 | |
高さ | 1,240 | 1,255 | ▲15 | |
前席 | 座面幅 | 495 | 495 | 0 |
頭上高 | 975 | 995 | ▲20 | |
座面地上高 | 約 510 | 約 590 | ▲80 | |
後席 | 座面幅 | 1,255 | 1,215 | 40 |
頭上高 | 880~930 | 930~960 | ▲50~▲30 | |
座面地上高 | 約 510 | 約 590 | ▲80 |
サイズダウンのマイナス解消?後席リクライニングが可能に!
Xグレードの後席シートには、新たにリクライニング機構が設定され、後席の人もよりくつろげる車になりました。
後席のユーティリティは、前に座る人の身長によって違います。
たとえば身長175cmの人が前席をドライビングポジションに調整した場合、後席シートに175cmの人が座っても十分余裕を持って座れます。
新型ノートは小型化しましたが、コンパクトカーとしては旧型と同様、後席シートが広い車のようです。
新型ノートの荷室は高さと横幅が大きくなった!
新型ノートは、荷室の横幅や広い開口部により荷物が載せやすく、容量も10Lアップして実質的に使いやすさが向上しました。
旧型ノートと比較したところ、荷室の奥行き以外の項目はすべてサイズアップしています。
特筆すべきは、幅と高さが拡張していることです。車体の横幅と高さは増えていないので、日産自動車ノート開発陣の努力がうかがえますね。
サイズ | 新型ノート(E13) | 旧ノート(E12) | サイズ差 | |
荷室 | 長さ(奥行き最小) | 630 | 620 | 10 |
長さ(奥行き最大) | 1,430 | 1,450 | ▲20 | |
横幅(最小~最大) | 1,020~1,230 | 950 | 75 | |
高さ | 920 | 820 | 100 | |
高さ(ボード使用) | 790 | 700 | 90 | |
容量 | 340L | 330L | 10L |
シートアレンジで荷室容量を瞬時に拡大!
コンパクトカーの中では、荷室容量の大きい新型ノートですが、横幅が広くなったとはいえフルセットのゴルフバックの場合、斜め横向きにして1セットしか入りません。
そのようなときは、6:4分割のリヤシートの大きい方を前に倒せば、ゴルフバックが縦に3セット入ります。
つまり新型ノートは、3人乗車でゴルフに出かけることが十分に可能です。
旧型よりも室内の横幅が広がったこともあり、後部座席の人もきゅうくつなことはありません。
ぜひ、ディーラーの展示車に座って試してみて下さい。
荷室の実用サイズがわかる!計測方法VDA方式とは?
近ごろ多くの自動車カタログで見るようになった容量表示「VDA方式」とは、ラゲッジスペースに、基準になる1リットル容量の箱を実際何個載せられるか、を試す測り方です。
車のラゲッジは、タイヤハウスなどのデコボコがあるので、物を乗せるとすきまができます。
VDA方式では、実際に「200mm×100mm×50mm」の箱を荷室いっぱいまで載せて、その数を合計するため、実際に使える荷室容量に近い数値になります。
VDA方式は、車種ごとに異なるラゲッジスペースの大きさや形状でも、載せられる容量を比べることができます。
しかし、載せる物には、さまざまなかたちや大きさがあり、荷室の間口や中の形状により載せられないこともあります。
購入時は、VDA方式の数値は比較の参考程度にして、実際の車で確認してみましょう。
新型日産ノートは旧型ノートよりせまくて使いにくい?!
新型ノートと旧型ノートのサイズを、さまざまなポイントで比べてみました。
全長とホイールベースが短くなったことで、室内の長さにも影響が出ているようです。
しかし、横幅が増えるなどサイズアップして、ユーティリティが改善されたところもあります。
新型ノートのサイズが小型化したデメリットは?
新型ノートでは、全長が短くなったことに加えて、ホイールベースも短くなり、室内長に影響が出ました。
特に、旧モデルで評価の高かった後席の足元空間が狭くなったことは、少し残念なポイントです。
また、全高に違いはありませんが、ルーフラインの後ろが下がっており、地上から荷室開口部の上部までの高さが低くなりました。
身長のある人は、荷物の出し入れでかがむ姿勢を取る必要があり、きゅうくつ感は否めません。
また、見に見えないポイントですが、最低地上高が120mmとかなり低くなりましたが、室内の高さは15mmマイナスとなり、結果として頭上高の余裕が失われています。
新型ノートのサイズダウンで旧型より良くなったポイント?
新型ノートは、サイズダウンによる小型化で使いやすく改善されました。
特に最小回転半径が4.9mとなり、ライバル車と同レベルか下回っています。
小回りがきく利便性のよいコンパクトカーに改善されました。
特筆すべきは、室内幅が55mmも増えたことです。5ナンバーコンパクトカーのノートは、もうこれ以上室内幅は広がらないと思っていました。
しかし今回、前席から後席の室内幅、そして荷室に至るまで広くなり、隣の人とのクリアランスも増えました。
リラックスして乗れるようになり、うれしい改善点ですね。
新型ノート4WDのサイズはFFモデルと同じ?
新型ノートにはフロントドライブの2WDのほかに、後輪駆動用のモーターを追加した、E-FOUR仕様に4WDがあります。
ここでは、2WD仕様車とのサイズの違いを比較してみます。
今回の新型ノート4WDには強力なリヤモーターを追加搭載。
前後のモーターをあわせて「最高出力135kW(184PS)最大トルク380N・m」と桁違いのパワーを発揮します。
バッテリーやモーターの搭載により、スペースと重量の増加などサイズアップが見込まれます。
サイズ | 新型ノート(FF) | 新型ノート(4WD) | サイズ差 | |
車体 | 全長 | 4,045 | 4,045 | 0 |
全幅 | 1,695 | 1,695 | 0 | |
全高 | 1,520 | 1,520 | 0 | |
車両重量 | 1,220kg | 1340kg | +120kg | |
最低地上高 | 120 | 125 | +5 | |
足廻り | ホイールベース | 2,580 | 2,580 | 0 |
トレッド(前/後) | 1490/1490 | 1490/1490 | 0 | |
タイヤサイズ | 185/60R16 | 185/60R16 | 0 | |
最小回転半径(m) | 4.9m | 4.9m | 0 | |
室内 |
長さ | 2,030 | 2,030 | 0 |
横幅 | 1,445 | 1,445 | 0 | |
高さ | 1,240 | 1,240 | 0 | |
荷室 | 容量 | 340L | 260L | -80L |
何かとすごい4WD!見た目とサイズに違いなし!
やはり車両重量は120kg増となり、荷室の容量がマイナス80L と大きく減りました。
それ以外は大幅なサイズの変更はないようです。
実際に使う上では荷室の床面が上がるので、リヤシートの背もたれを倒したときにできる段差部分がなくなり、使いやすくなったとも考えられます。
ノートe-Power 4WDは、強力なパワーと引き換えに重量増と荷室容量が減りました。それだけで済んでいるのは奇跡のようです。
しかし、大きなトルクは、かつてのR34スカイラインGT-Rの初期スペック「392N・m」にも迫る数値です。
ノート e-Power 4WDのタイヤサイズは、2WDと同じ「185/60R16」です。大丈夫なのか、とても心配です。
新型ノート購入者は注意!サイズから見た注意点!
新型ノートは、小型化によるネガティブな影響は少なく、サイズ的にはとりまわしのしやすさなどにも繋がり、改善された部分が多いことがわかりました。
しかし、小型化による注意点もいくつかあります。新型ノートに乗る際は、試乗時も含めて次の点にご注意下さい。
最低地上高120mmはかなり低い!
新型ノートは、最低地上高が120mmなので一般的な車と比べてかなり低いです。
旧型のノートe-Powerと比べても10mm低く、後ほど解説するライバル5車と比べても最小の差で10mm以上低くなっています。
たとえばヤリスのスポーツ仕様「GR」が130mmです。
これは、フロントシート下に設置されたバッテリースペースによるものと考えられます。
特にフロントまわりは、バンパーの下部分がブラックになっていることもあり、それほど低く見えないのですが、実際は相当に低くなっています。
段差の乗り越えなどでは特段に注意が必要です。
4WD車も125mmしかありませんので、林道レベルの悪路走破でも期待できる車ではないようです。
最低地上高に余裕があるSUVから新型ノートに乗り換えを検討している人は、特に注意して下さい。
荷室の間口上部が低いので頭に注意!
新型ノートは、荷室から荷物を出し入れの際、後頭部をぶつける場合があるようです。
外から頭を入れるときは視界にはいるので、おでこをぶつけることはほとんどありません。
ノートはデザインと空力性能をあげるためルーフの後端を下がっていて、そのために荷室開口部の高さも低くなっています。
荷室に頭を入れると、室内側のルーフが中央部で高くなっていることで、感覚的にルーフが高いようにさっかくしてしまい、頭の後ろをぶつけることがあります。
慣れればどうということはありませんが、微妙な高さなので、購入後最初のうちは荷物の出し入れの際にご注意下さい。
新型ノートの全サイズをライバル6車と比較!!
新型ノートには、コンパクトカーのライバル車が数多くあります。
ここでは、新型ノートe-Power X(FF)と、国内外のライバル6車のサイズと項目別に徹底比較します。
以下のコンパクトカー6車種は、新型ノートと同クラスのサイズ感ですが、それぞれに個性があり魅力的な車です。
購入時の比較検討では「どれを選ぶか?」悩むところですね。
比較対象の車は、ハイブリッドのライバル3車種、次にSUVとディーゼル車・輸入車から各1台を厳選して3車種です。
長さ・横幅・高さの基本サイズ3項目のほかに、10項目のサイズを加えて比較してみました。
新型ノートのライバル車
- ホンダ フィット e:HEV ネス
- トヨタ ヤリス ハイブリッド Z
- トヨタ アクア ハイブリッド G
- 日産 キックス e-Power X
- ルノー ルーテシア テックパック
- マツダ MAZDA2 XDプロアクティブ
国産ハイブリッドのライバル3車とサイズ比較
新型ノートのライバル車といえば、コンパクトカーでハイブリッド車の設定がある、ホンダフィット、トヨタヤリス&アクアが思い浮かぶでしょう。
各社のサイズを比較チェックしてみましょう。
サイズ | 新型ノート | フィット | ヤリス | アクア | |
車体 | 全長 | 4,045 | 3,995 | 3,940 | 4,050 |
全幅 | 1,695 | 1,695 | 1,695 | 1,695 | |
全高 | 1,520 | 1,540 | 1,500 | 1,455 | |
車両重量 | 1,220kg | 1,200kg | 1,090kg | 1,090kg | |
最低地上高 | 120 | 135 | 145 | 140 | |
足廻り |
ホイールベース | 2,580 | 2,530 | 2,550 | 2,550 |
トレッド(前/後) | 1490/1490 | 1485/1475 | 1480/1475 | 1470/1460 | |
タイヤサイズ | 185/60R16 | 185/55R16 | 185/60R15 | 185/60R15 | |
最小回転半径(m) | 4.9m | 5.2m | 5.1m | 4.8m | |
室内 | 長さ | 2,030 | 1,955 | 1,845 | 2,015 |
幅 | 1,445 | 1,445 | 1,430 | 1,395 | |
高さ | 1,240 | 1,260 | 1,190 | 1,175 | |
荷室 | 容量 | 340L | 330L | 209L | 305L |
※赤文字は「ノート>ライバル車」、または「ノート<ライバル車」と優位性を示しています。
ホンダ フィット
新型ノート対ホンダフィットのサイズ比較は、ノートの全長が50mm、ホイールベースも同様に50mm長く、フィットより勝っています。
室内もノートほうが35mm長く、車体と室内のサイズは、ノートのほうがすこし大きいようです。
一方でフィットは、高さとシートレイアウトなどの工夫もあり、室内のせまさは数値の違いを感じさせないほど広く、使いやすくできています。しかし、全長とホイールベースが短い割に、回転半径が大きく、ノートより小回りが不得意なようです。
トヨタ ヤリス
新型ノート対トヨタヤリスのサイズ比較は、ノートの全長が105mm長く、ホイールベースも30mm長くなっています。
室内もノートほうが185mmも長く、車体と室内のサイズは、ノートのほうがかなり大きくなっています。
ヤリスはノートと比べて小型なので、燃費や走りのよさにも通じる「車重が軽い」メリットがあります。
しかし、ヤリスは最小回転半径が大きく小回りがノートよりできません。短い全長とホイールベースを活かしきれていないようです。
サイズ的に後席や荷室のせまさも気になりました。
トヨタ アクア
新型ノート対トヨタアクアのサイズ比較は、ノートの全長が5mm短く、ホイールベースは30mm長くなっています。
室内の長さはノートが15mm長いのですが、ほぼ同じぐらいのサイズ感です。
アクアは高さが1455mmと低くスポーティデザインですが、その分室内の高さがノートよりも65mm低いです。
先代ノートと同世代の車両設計のため室内の横幅が50mmもせまく、横方向と頭上は、きゅうくつな感じがするようです。
荷室容量も35Lほど少なくなっています。
アクアと新型ノートの車体サイズはほぼ同等です。
しかし、アクアは車高と室内高が低いので新型ノートを見た後では、きゅうくつに感じるかもしれません。
SUVとディーゼル&ガソリン車のライバル3車とサイズ比較
新型ノートのライバル車は、コンパクトカーのハイブリッドだけではありません。
同じ日産自動車のコンパクトSUV「キックス」は、新型ノート同様にe-Power専用車で、サイズ感などは近いものになっています。
一方で輸入車に目を向けると、新型の「ルノー ルーテシア(欧州名クリオ)」がライバル車になるでしょう。
この車には「ルノー・日産・三菱アライアンス」が開発した、新型ノートと同じ「CMF-B」プラットフォームが使われており、車体のサイズ感は同等です。
もう1台は、同じコンパクトカーでもかなりコンセプトが違う、1.5Lディーゼルターボを搭載した「MAZDA2」です。
サイズ的にノートのライバル車となるので比較してみました。
寸法 | 新型ノート | キックス | ルーテシア | MAZDA2 | |
車体 | 全長 | 4,045 | 4,290 | 4,075 | 4,065 |
全幅 | 1,695 | 1,760 | 1,725 | 1,695 | |
全高 | 1,520 | 1,610 | 1,470 | 1,500 | |
車両重量 | 1,220kg | 1,350kg | 1,200kg | 1,110kg | |
最低地上高 | 120 | 170 | 135 | 145 | |
足廻り |
ホイールベース | 2,580 | 2,620 | 2,585 | 2,570 |
トレッド(前/後) | 1490/1490 | 1520/1535 | 1505/1495 | 1495/1480 | |
タイヤサイズ | 185/60R16 | 205/55R17 | 205/45R17 | 185/65R15 | |
最小回転半径(m) | 4.9m | 5.1m | 5.2m | 4.7m | |
室内 | 長さ | 2,030 | 1,920 | - | 1,805 |
幅 | 1,445 | 1,420 | - | 1,445 | |
高さ | 1,240 | 1,250 | - | 1,210 | |
荷室 | 容量 | 340L | 423L | 391L | 280L |
※赤文字は「ノート>ライバル車」、または「ノート<ライバル車」と優位性を示しています。
日産 キックス
新型ノートが少しせまいと感じる人には、ほとんどのサイズが上回る、日産 キックス e-Powerを比較検討してみてもよいでしょう。
ノートよりひと回り大きなSUVゆえに、運転がしにくくなるほどではありません。
室内は、新型ノートのほうが110mmも長いのですが、着座位置などの違いからせまい印象はないようです。
車重は1,350kgとなりますが、ノートとほぼ同等の動力性能をもつ、e-Powerにより力不足を感じることはないでしょう。
新型ノートのもっとも強力なライバル車は、同じe-Powerのキックスかもしれません。
ルノー ルーテシア
ルノー ルーテシアは、新型ノートと同じ「CMF-B」プラットフォームを採用している、兄弟車でサイズ的にライバル車です。
輸入車なのでデザイン上に5ナンバーのこだわりなどがなく、車体サイズは高さを除いては全てのサイズが少しずつ上回ります。
メーカーのカタログ公表値は出ていませんが、室内は頭上高を除いて、奥行きや幅にも余裕があり、シートのたっぷり感やつつみこみ感、またサイズやスペックでは見えてこないドライブフィールなど、ノートとは真逆の魅力も満載です。
サイズとは関係ありませんが、ルーテシアに搭載されている1.3リッター4気筒ターボエンジンは、ダイムラーとの共同開発ということもあり、高品質でとても秀逸です。
今後、世界的に自動車の電化が進む中で、こうしたガソリンエンジンは最後の世代になりつつあり、これを逃すと一生乗れないかもしれません。ルーテシアをライバル候補として見ておかないと後悔するかもしれません。
マツダ MAZDA2
サイズ的には、新型ノートよりも全体的に小型のマツダ MAZDA2は、110kg軽い車重と145mmの最低地上高で、軽快な走りとコンパクトで小回り性能が高いのが魅力です。
パッケージデザインは、かたまり感がつよく、ヤリスと同じ様にEU市場を強く意識しているようです。
EUのコンパクトカーは、ルノー クリオ(ルーテシア)が強く、サイズ感やデザインは異なるコンセプトでつくられているようです。
サイズでは長さ・横幅・高さのどれを見ても、新型ノートe-PowerのほうがMAZDA2よりも優位ですが、軽油による燃費性能や走りの魅力をMAZDA2は持っています。
新型日産ノートはライバルと比べて大きい!
新型ノートのサイズは、ライバル車との数字を比較して見たところ、車体の長さ・幅・高さは平均より大きいようです。
室内も長さと横幅は最大クラスでした。
小型化されたとはいえコンパクトハッチバック車の中では、車体、室内ともにサイズはトップレベルの大きさということがわかりました。
ノートは、車体やホイールベースをわずかながら縮めたことで、最小回転半径4.9mと、ライバルのハイブリッド車の中でも、小回りのきくコンパクトカーです。
新型ノートの各サイズは、コンパクトハッチバッククラスもっとも大きく、余裕とバランスに優れた1台でした。
新型ノートのサイズ関連の口コミ評価
日産ノートe-Powerのサイズに関わる、一般の口コミ評価を集めてみました。
新型ノートは、デザインが立派になった印象もあり、見た目で小さくなった感じはしません。むしろ、大きく感じる人のほうが多いようです。
コンパクトカーの場合、乗車人数が1人から2人のパーソナルユースが多く「運転席助手席の広さで、サイズ感に高評価が集まりやすい」という点も含んでご覧下さい。
車体サイズの口コミ評価
- 車体サイズが扱いやすく、小回りできて運転がしやすい
- カタログで見るサイズよりも見た目が大きく見える
- 小回りがきくので、駐車場での取り回しや車庫入れが楽になった
- コンパクトカーとしてちょうどよいサイズ感
- 数値は旧型よりも小さいが、実物は大きく感じる
- サイズ以上の大きな車に乗っている安心感がある
新型ノートの車体サイズへの口コミ評価は高く、ネガティブなコメントは見つかりませんでした。
旧モデルよりも小型化されたとはいえ、洗練されたボディデザインに高評価が集まったようです。
室内サイズの口コミ評価
- 運転席は質感も上がり、メーターまわりが広くなった
- 助手席との距離が離れた感じがする
- リヤシートの足元がせまくなった
- ヤリスより広いが、フィットよりもせまい印象
- 後席リクライニングすると頭上が狭くなる
- 後席足元のセンタートンネルが邪魔
フロントシートの口コミ評価は高く、横幅が増えたことで肩まわりにゆとりができたことが好印象のようです。
リヤシートは、前後方向に縮まった長さの影響を受け、足元や頭上がせまいことへのコメントが見られました。
後席足元のセンタートンネルは、本当に目立ちます。大人4人乗車までが適切なサイズだと実感するポイントです。
荷室サイズの口コミ評価
- コンパクトカーとしては結構積める
- コンパクトハッチなので積載量はあまり期待できない
- 旧モデルとあまり変わらない印象
- 容量が同クラスの中ではトップレベルらしい
- 後席を倒したときフラットにならず使いにくい
- 2人ぐらいで出かけるなら積載量も十分
「コンパクトカーとしては大きい」という意見もありますが、口コミ評価を見る限り、多くの人が荷室サイズにあまり期待していない印象でした。
実際は、コンパクトカークラスでは最大値で、ライバル車のヤリスとの比較では、1.5倍以上の容量を誇ります。
リヤシートの居住性と荷室積載量のバランスを取った結果、横幅を広げて大人4人分のスーツケース(550mm×400mm×250mm)を4個が載せられるようにするなど、相当な工夫が施されたラゲッジスペースです。
サイズにかかわる口コミ評価をまとめると?
注目の新型ノートは、旧型モデルと比べて小型化したとはいえ、サイズ感に関わる口コミ評価は高いようです。
まとめると、車体のサイズ感は満足度が高く、室内のフロントシートは高評価、後席は以前と比べてせまくなったが、ライバルと比べれば十分広い。荷室の期待感は薄いが「十分な広さ」と捉えている人が多いようでした。
まとめ:新型ノートはサイズダウンして使いやすく!
新型ノートは、旧型モデルと比べると小型化されましたが、コンパクトカーのハッチバック車の中ではバツグンに広い車です。
ライバル車と比べても、大きく立派に見えるデザインと広い室内空間を持っています。
車はサイズだけで選ぶわけではありません。
確かにコンパクトハッチバックのハイブリッド車だけで比べれば、優れたサイズ感と「e-Powerの走りのよさ」が加わり、ノート一択の結論に近づくかもしれません。
しかし、今回ご紹介したライバル車のように少し視点をずらすと、SUVや輸入車などほかのもユーティリティの高い車種があるので、後悔のないように新型ノート購入の検討を進めるようにしましょう。
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愛車を手放す際にどのような方法を考えますか?
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