みなさんは毎年5月ごろに送られてくるの自動車税に頭を悩ませていませんか?それに比べて軽自動車は維持費が安いので、購入や普通車からの乗り換えを検討する人も多いのではないでしょうか?
軽自動車の中でも、ダイハツから発売されているムーヴは人気があり、走りにも定評があるのでおすすめです。「ムーヴを新車で買ったら、一体いくらかかるんだろう?」という疑問をお持ちの方に、ムーヴの新車乗り出し価格を解説します。安く購入する方法も合わせて説明します。
新車を買うときに必要なお金
新車を買うときに必要なお金は、なにがあるかご存知でしょうか?そもそも、新車乗り出し価格の内訳がなにか知らない人も多いかもしれません。
新車乗り出し価格は、車両価格+諸費用
新車乗り出し価格というのは、車両価格に諸費用を合わせた金額で、支払い総額になります。公式サイトに大きく書かれている価格は車両価格なので、その値段に諸経費が必要です。
諸経費の中には、法定費用や代行費用があります。公式サイトに載っている金額ではないことを覚えておきましょう。
新車乗り出し価格の内訳
新車乗り出し価格に含まれるものの、内訳を見ていきましょう。諸経費は車種や販売店によって差がありますので、1つずつ解説します。
車両価格
先ほどから説明している車両価格は、メーカーが大々的に公表している車の価格のことです。カタログや公式サイトで「◯◯万円〜」などと書かれていることもありますね。
当然ですが、車両価格は車種やそのグレードによって異なります。一般的に排気量が多いほど高くなり、軽自動車などの排気量が少ない車は安くなります。
販売店次第ではありますが、値引きしてもらえるケースもあります。
諸費用(法定費用・代行費用)
車両価格に諸費用を合わせたものが乗り出し価格になるわけですが、諸費用とはどういうものなのでしょうか?
諸費用には、法定費用と代行費用があります。
法定費用とは、
- 自動車税
- 重量税
- 自賠責保険料
- 環境性能割(自動車取得税)
- リサイクル料
- 消費税
などの税金です。法定費用は車種によって違いますが、国によって定められていて、必ず必要なものなので値引きなどはできません。
毎年5月ごろに自宅に振り込み用紙が届くのが自動車税です。コンビニで支払う方も多いのではないでしょうか?
自動車税は排気量によって料金が違います。増税のタイミングで自動車税が引き下げられ、2019年10月以降に新規登録された車は以前より安くなっています。(軽自動車は除く)
排気量 | 増税前 | 2019年10月以降 |
660cc以下 | 10,800円 | 10,800円 |
1,000cc以下 | 29,500円 | 25,000円 |
1,000cc超〜1,500cc以下 | 34,500円 | 30,500円 |
1,500cc超〜2,000cc以下 | 39,500円 | 36,000円 |
2,000cc超〜2,500cc以下 | 45,000円 | 43,500円 |
2,500cc超〜3,000cc以下 | 51,000円 | 50,000円 |
3,000cc超〜3,500cc以下 | 58,000円 | 57,000円 |
3,500cc超〜4,000cc以下 | 66,500円 | 65,500円 |
重量税は車の重量によって変わり、新車の際は3年、以降は車検時に支払います。
燃費の基準達成率により割引されるエコカー減税が適用される場合があるため、重量税の計算ツールを使って計算してみるといいでしょう。
自賠責保険料は強制保険とも呼ばれるもので、車の所有者に加入が義務付けられている保険です。
12ヶ月 | 13ヶ月 | 24ヶ月 | 25ヶ月 | 36ヶ月 | 37ヶ月 | |
普通車 | 15,520円 | 16,380円 | 25,830円 | 26,680円 | 35,950円 | 36,780円 |
軽自動車 | 15,130円 | 15,960円 | 25,070円 | 25,880円 | 34,820円 | 35,610円 |
1ヶ月単位での加入が可能ですが、長期の方がお得になるため一般的には新車購入時に3年、以降は車検時に2年で加入することが多いです。
2019年10月に自動車取得税が廃止され、新たに環境性能割が導入されました。車の燃費性能によって課税される仕組みで、燃費の良い車ほど税率が軽減されます。そのため電気自動車は非課税で、登録者は0〜3%、軽自動車は0〜2%の課税率になります。新型コロナの経済対策で、2021年3月31日まで1%軽減される措置が取られています。
リサイクル料とは、自動車が正しく処分されるように事業者に支払われるものです。料金は各メーカーにより異なりますが、軽自動車であれば7,000円〜16,000円ほどです。
代行費用の内訳は
- 検査登録代行費用
- 車庫証明手続き代行費用
- 納車費用
などになります。この代行費用は自分で手続きをすれば省けます。
検査登録代行費用は、車検および新規の登録手続きを販売店が代行してくれる費用になります。自分でできないことはありませんが、必要書類を集めるのが大変なため、販売店に任せた方がいいでしょう。だいたい15,000〜30,000円ほどです。
車庫証明とは自動車保管場所証明書と言われるものです。そのままの意味で、車をどこに保管するかの証明になります。販売店で申請書をもらって必要事項を記入し、警察署で手続きを行います。販売店に代行してもらうと15,000円ほどかかりますが、自分でやれば3,000円ほどで済みます。
納車費用は、購入した車を自宅や希望した場所に届けてもらうと発生するものです。販売店から距離が遠いほど料金は高くなります。自分でお店まで出向けば、納車費用は必要ありません。
ムーヴの新車乗り出し価格は?
ムーヴの新車乗り出し価格はいくらになるのか気になりますよね。どの費用にどれぐらいかかるのか見ていきましょう。
ムーヴのグレードごとの車両価格一覧
ムーヴには6種類のグレードがあります。それぞれの車両価格を比較してみます。
2WD | 4WD | |
L | 1,130,000円 | 1,259,500円 |
L "SA lll" | 1,199,000円 | 1,325,500円 |
X | 1,232,000円 | 1,358,500円 |
X "SA lll" | 1,298,000円 | 1,424,500円 |
特別仕様車X”リミテッド Ⅱ SA lll” | 1,276,000円 | 1,402,500円 |
Xターボ”SA lll” | 1,375,000円 | 1,501,500円 |
1番安いLは、必要最低限の装備といった感じで、特にこだわりがない人やとりあえずムーヴに乗りたい人にはおすすめです。
2WDは2輪駆動、4WDは4輪駆動なのでアウトドアが好きな人や雪道をよく走る人は、4WDが向いています。普通に乗るなら2WDで問題ないでしょう。
SA lllとついているものはスマートアシスト搭載グレードです。スマートアシストは、衝突回避支援ブレーキ機能や誤発進抑制制御などで安全運転をサポートしてくれます。スマートアシスト非搭載のグレードとの差額は66,000円と、そこまで高額なものではないのでつけておくと安心でしょう。
ムーヴの法定費用の内訳
ムーヴの法定費用の内訳をみていきましょう。
L、L"SA lll”、X、X"SA lll"、特別仕様車 | Xターボ”SA lll” | |
自動車税 | 10,800円 | 10,800円 |
重量税 | 5,600円 | 9,900円 |
自賠責保料(37ヶ月分) | 29,550円 | 29,550円 |
環境性能割 | 0円 | 12,200円 |
リサイクル料 | 8,300〜8,650円 | 8,300〜8,650円 |
グレードごとに変わる費用
上の表からわかるように、ターボ車は重量が重くなるため、重量税が少し高くなります。環境性能割は本来1%、ターボ車は2%課税になります。しかし、新型コロナの経済対策により1%減税されているので非課税、ターボ車は1%課税になります。
グレーによる違いは以上で、そこまで大きな金額の違いはないと言えます。
新車乗り出し価格を安くするためには
「ムーヴの乗り出し価格もう少し抑えたい」「もう少し安く買いたい」と思う人もいるでしょう。車は高い買い物ですからできるだけ安くしたいですよね。
では、どうすれば安くなるのでしょうか?
車両価格を値引きしてもらう
とても基本的なことなのですが、車両価格を値引きしてもらうことが手っ取り早いですね。しかし、大幅な値引きは期待できないのと、販売店によって値引額が変わってくることが注意点です。
同じディーラーでも販売店によってサービスや金額が変わるので、何店舗か交渉してみるといいでしょう。
ただし、客だからといって横柄な態度は禁物です。お互いが嫌な気持ちにならないよう、値段交渉してくださいね。
オプションでサービスしてもらう
車両価格の値引きには限界があります。そこでしつこく粘ってもお互いが消費してしまうだけです。それよりも、オプションでサービスしてもらえないか相談しましょう。ディーラーオプションは、販売店がぞれぞれ仕入れを行うため裁量があり、安くしてもらえる可能性があります。
自分でできる手続きは代行しない
車庫証明は自分でも比較的簡単に取れますが、大抵の場合は見積もりの中に入れられていることがほとんどです。車庫証明は自分で取りますと言えば、取り方も教えてくれますし、調べればわかるので自分で取りましょう。それだけで1万円ほどは節約できますよ。
そのほかにも、見積もりの中に自分でできそうなものがあれば、自分でやってしまいましょう。
まとめ
ムーヴには6種類のグレードがありますが、グレードごとの諸費用の差はターボ車かどうかです。ターボ車はほかのグレードと比べ、燃費が良くないことと重量が重いことから、環境性能割と重量税が少し高くなっています。
ターボ車の購入を考えている人は、その点に注意が必要です。
費用を抑えたい人は、車庫証明を自分で取りましょう。何も言わなければ見積もりに入れられていますが、自分で手続きをすれば1万円以上節約できる可能性があります。しかし、警察署での手続きとなり平日のみになるので、平日休みが取れない人は要注意です。
また、値引き交渉やオプションサービスの交渉も合わせて行ってみてください。できるだけ費用を抑えてお得にムーヴを購入しましょう!
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