低価格がウリで人気のダイハツ「ミライース」。新車価格はカタログで確認できても、実際に乗り出すには保険や税金などの諸経費もかかります。
また「エコカー減税」で減税されるのか?いくらくらい安くなるのか?などの疑問もあるでしょう。
今回はミライース新車乗り出しまでにかかる税金・保険・諸経費や、値引きについても詳しく解説していきます。
ミライースの新車乗り出し価格はいくらから?
ダイハツ「ミライース」の新車乗り出し価格は、「B」グレードで約908,000円からです。これは税金・保険・諸経費を含め、値引きを考慮した新車の乗り出し想定価格になります。詳しい内容をお伝えする前に、まずはカタログ新車価格から見ていきましょう。
新車カタログ価格
ミライースの新車カタログ販売価格は以下のようになります。
グレード | 2WD | 4WD |
B | 858,000円 | 990,000円 |
B−SAIII | 924,000円 | 1,056,000円 |
L | 891,000円 | 1,023,000円 |
L−SAIII | 957,000円 | 1,089,000円 |
X−SAIII | 1,100,000円 | 1,232,000円 |
X−リミテッドSAIII | 1,116,500円 | 1,240,800円 |
G−SAIII | 1,232,000円 | 1,364,000円 |
G−リミテッドSAIII | 1,248,500円 | 1,372,800円 |
新車価格はエントリーモデルの「B」で858,000円からと、とても低価格なのが魅力のミライース。しかし実際に乗り出しまでにかかる費用は、新車の車両代以外にも税金などがあります。
ミライースはエコカー減税対象車ですが、グレードにより「免税」か「減税」かの違いがあるのでご注意ください。
次はミライースの税金や保険について、詳しくみていきましょう。
エコカー減税対象表
ミライースのグレードに応じた環境性能に合わせて、以下の内容で税金の免税や優遇措置がとられます。
グレード | 環境性能割 | 重量税 |
B〜L−SAIII(2WD) | 非課税 | 免税 |
XーSAIII・G−SAIII | 50%軽減 | |
全グレード4WD |
環境性能割については全車基準を満たしており、「非課税」扱いになります。自動車重量税がグレード「B〜L−SAIII」までが免税、「X−SAIII・G−SAIII・全4WDモデル」が50%軽減措置となる違いにご注意ください。
それでは新車購入時にかかる、「税金」や「保険」の金額も詳しくみていきましょう。
ミライースの新車購入時にかかる税金・保険など
ミライースの新車購入時の税金・自賠責保険・リサイクル預託金についての項目です。
項目 | 詳細 |
自動車重量税 | ミライース新車購入時の重量税は「エコカー減税対象車」で購入時は「免税」または「減税」になります。 |
環境性能割 | ミライースの環境性能割は燃費基準を満たしているので課税率は「0%」になります。 |
軽自動車税 | ミライースの新車購入時の「軽自動車税」について、660cc以下料率に基づく所定の自動車税「10,800円」が必要です。 (※「購入翌年」はグリーン化特例措置により減税対象となります。) |
自賠責保険 | ミライースの新車購入時の自賠責保険は、次回車検までの3年間(37ヶ月)で「29,550円」になります。 |
リサイクル料 | ミライースの新車購入時にはリサイクル法に基づく「リサイクル料」を納める必要があります。車両を解体する際のシュレッダーダスト・エアバック処理・フロン回収などの処理費用として、装備により「7,010円」必要です。 |
グリーン化特例による「軽自動車税」の減税については、新車購入翌年の税金に対して適用されます。上記の内容を踏まえたミライースの税金などに関する項目のまとめは以下のとおり
ミライース新車購入時の法定諸経費
グレード | 環境性能割 | 重量税 | 軽自動車税 | リサイクル料 | 自賠責保険 |
B〜L−SAIII(2WD) | 0円 | 0円 | 10,800円 | 7,010円 | 29,550円 (37ヶ月) |
XーSAIII・G−SA III | 3,700円 | ||||
全グレード4WD |
上記を合わせた新車購入時の「法定預かり費用」は、グレードごとに以下のようになりました。
・X−SAIII/G−SA III/全4WDモデル「51,060円」
続いて新車購入時にかかる「諸経費(雑費)」についてみていきましょう。
販売諸経費について
ミライース新車購入時には、乗り出しまでに先に述べた法定(預かり)費用以外にも、印紙代などの費用が発生します。
・車庫証明等登録手続き関係も含む登録代行手数料
・納車費用やこれらに掛かる消費税等
ミライース新車購入の乗り出し時は、このような「販売諸経費」も含めた価格になりますが、販売店により多少異なってきます。ミライースの場合ダイハツディーラーで購入時の平均は「46,000〜50,000円」前後と考えておけば良いでしょう。
この法定(預かり)費用と販売諸経費を合わせて、ミライースの新車購入時にかかる諸経費は概ね「10万円」程度となります。
オプションについて
新車購入時に選べるオプションには以下のようなものがあります。
エクステリア
項目 | 詳細 | 価格 |
エアロパック | フロント・サイド・リアの3点セット | 55,638円 |
メッキパック | メッキガーニッシュセット | 32,076円 |
LEDフォグ | LED方式のフォグランプ | 34,364円 |
アルミホイール | 13インチ・14インチあり | 42,020円〜 |
インテリア
項目 | 詳細 | 価格 |
カーペットマット | 室内マット1台分 | 15,576円〜 |
ビジネスデッキボード | 荷室をフラット化するボード | 9,900円 |
本革巻きステアリング | 本革巻きのステアリングホイール | 56,430円 |
インテリアパネルパック | コンソールやドア周りのパネル装飾セット | 39,930円 |
セーフティ・セキュリティ・ユーティリティ
項目 | 詳細 | 価格 |
コーナーセンサー | フロント×2・リア×2のセット | 65,472円 |
リモコンエンジンスタータ | 離れた場所からエンジン始動可能。グレードごとにあり | 48,334円〜 |
AC100V電源 | 家庭用機器が使えるコンセント | 27,588円 |
ナビゲーションシステム | 7インチワイドメモリーナビ各種 | 93,500円〜 |
グレードやオプションの装着状態によって、取り付けできないものもありますので、詳しくはディーラーで相談しながら組み合わせを考えていきましょう。
販売店によっては、ナビパックなどのお得な仕様も時期により販売されますので、オプションも気になる方は決算時期などを待つのも良いかもしれません。
ミライースの値引きについて
値引きについては、元々が「低価格」というスタンスから、低グレードほどなかなか厳しい現実があります。
通常交渉 | 競合との比較 | オプション込み | 総合評価 |
3万〜5万程度 | 5万円〜7万円程度 | 12万円相当 | 3万円〜12万円の範囲 |
特に競合を提示せずに交渉して、おおよそ法定諸経費分のサービスが目安になります。現場では、「エコカー減税によりお得になる金額」も踏まえた話や、ミライース自体の下取り価格もまだ高いので強気の状態が続いています。
比較での交渉では、ライバル車の見積もり次第ですが、新車価格の5〜10%程度が最大値になるでしょう。オプションは車両値引きや、オプション提供の「実質値引き」も含めての見込み額になります。
ミライースの競合車種は?
引き合いに出す競合車種のモデルをお伝えしていきましょう。
ミライース | 858,000円〜 |
スズキ アルト | 863,500円〜 |
プレオ+ | 913,000円〜 |
ピクシスエポック | 858,000円〜 |
ライバルであるスズキのアルトとの競合だけでなく、ダイハツのOEM車であるスバルのプレオ+(プラス)、トヨタのピクシスエポックと販売店の違いによる値引き合戦を利用するのもよいでしょう。
販売店や時期によっては、決算や在庫処分などでの大幅値引きもあり得ますので、根気よく交渉していくことをおすすめします。
ミライースの新車乗り出し価格
ダイハツ「ミライース」の新車乗り出し価格はエントリーモデルの「B」グレードで約908,000円から、ハイエンドモデルの「Gリミテッド−SAIII」で1,228,500円の見込みとなりました。
想定値引き幅は「Bでは5万程度」ですが、「G−SAIIIでは12万」ほど見込んでいます。エントリーグレードでは、値引きは相当難しいでしょう。しかし「X−SAIII」以降は価格もそれなりになるので、ライバル車との比較などで多少値引き幅も増えると思われます。
単なる「価格を抑える」というだけでなく、装備と価格のバランスで「コストパフォーマンスに優れる」グレードを探してみるのはいかがでしょうか。商用などでの目的が明確な場合はのぞき、下位グレードで値引きを努力するよりは、中堅グレード以降での値引き幅を努力していく方がお得になります。
エントリーモデルとハイエンドモデルの価格差は約「320,000円」となりますが、価格以上に内容が全く変わってきます。ミライースの新車購入検討の際は、ぜひ「価格」と「装備」をよくチェックしてください。
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