トヨタ ハリアー

ハリアーのサイズ(長さ・横幅・高さ)の数字を全部紹介

今、世の中は空前のSUVブームです。

その中でも、特に「街乗りSUV」とも称される”クロスオーバーSUV”の人気が高まっています。
本格的な山道や悪路を走る目的で設計された”クロスカントリーSUV”とは異なり、街乗りメインで設計されたクロスオーバーSUVは、スタイリッシュなデザインと使い勝手を両立しており、老若男女問わず根強い人気を誇るジャンルです。

今回はそんなクロスオーバーSUVの中でも”ミドルサイズ”の”高級クロスオーバーSUV”に分類される『トヨタ ハリアー』のサイズについて詳しく解説していきます!

ボディサイズと室内空間の大きさが反比例?!

ハリアーのボディサイズは、”ミドルサイズ”の”高級クロスオーバーSUV”というセグメントにおいては、大きめです。
一方で、室内空間については、同セグメント内ではやや小さい傾向があります。

このような逆転現象が起きているのは、ハリアーのデザイン性が要因です。
ハリアーはクロスオーバーSUVの中でも、特に流線形を意識した”クーペルック”なデザインが特徴となっています。
故に、見た目が伸びやかでスタイリッシュな反面、室内空間は若干小さくなってしまっているのです。

それでは、具体的にハリアーの車内外のサイズはどれほどなのか、同一セグメント内の車種と比較するとどうなのか、検証していきましょう!

ハリアーのサイズを検証!

それでは、早速ハリアーのサイズの解説に入ります。

はてな

ハリアーのサイズと聞くと皆様はどんなイメージをお持ちでしょうか?


人によって感じ方は異なるものの、少なくともコンパクトな車種であるというイメージをお持ちの方は少ないことでしょう。

今回の解説の目的は、そんなぼんやりとしたイメージをクリアにすることです。
車の外も中も、すなわち、ボディサイズも室内空間のサイズも全て解説します!

ハリアーってどんな車種?プロフィールからご紹介!

サイズに関する具体的な数値をご紹介する前に、ハリアーのプロフィールをおさらいしておきましょう。

高級クロスオーバーSUVとして一定の地位を確立しているハリアー。
初代のデビューから約20年の歳月が経過したハリアーは、2021年2月現在の現行型で4代目となります。

そんなハリアー今までどのような歴史を紡いできたのでしょうか?

初代ハリアー

初代ハリアーは、1997年12月にデビューしました。
「高級サルーン(セダン)の乗り心地と快適性」をコンセプトに開発されたこの初代ハリアーこそ、今や世界各国の自動車メーカーが売り出している”高級クロスオーバーSUV”の先駆けと言える存在でした。

このコンセプトの力強さを裏付けるような事実があります。
この初代ハリアーは日本においては『トヨタ ハリアー』の名で販売されましたが、なんと海外においては同一内容でありながらトヨタ社が展開する高級ブランド『LEXUS(レクサス)』の一員の『RX(アールエックス)』として販売されたのです。

そう、今や誰もが知るトヨタの高級ブランドであるLEXUSの名を冠して、北米市場限定でありながらも初代から展開したことからも、ハリアーの”高級クロスオーバーSUV”としての意気込みが感じられます。

参考までに、初代ハリアーのボディサイズは下記の通りです。

初代ハリアーのボディサイズ

  • 全長×全幅×全高=4,575×1,815×1,665[mm]

2代目ハリアー

次に、2代目ハリアーを紹介しましょう。2代目ハリアーは、2003年2月から発売されました。このモデルの特徴は2つあります。

1つは、世界初のプリクラッシュセーフティ(衝突被害軽減ブレーキ)搭載車であるということ。
もう1つは、高級クロスオーバーSUVのカテゴリではこちらも世界初、クロスオーバーSUV全体でも世界で2番目となるハイブリッドモデルが発売されたということです。
初代と同じく、2代目ハリアーについても海外においては基本的に同一内容でありながら『LEXUS RX』として発売され、更にハイブリッドモデルとして『RX450h』も展開されました。

参考までに、2代目ハリアーのボディサイズは下記の通りになります。

2代目ハリアーのボディサイズ

  • ガソリンモデル  :全長×全幅×全高=4,735×1,845×1,670~1,680[mm]
  • ハイブリッドモデル:全長×全幅×全高=4,775×1,845×1,690[mm]

3代目ハリアー

続いて、3代目ハリアーのご紹介です。3代目ハリアーは、2013年11月に発売が開始。

それまでの初代・2代目ハリアーとは異なり、RXとは分離した車種として、また日本国内専売車種として展開されました。
エンジンが先代よりもダウンサイジングされ、エクステリアデザインも特に前後ライトが切れ長のデザインとなるなど、これまでよりもスタイリッシュな造形となっていることが特徴です。

参考までに、3代目ハリアーのボディサイズは下記の通りになります。

3代目ハリアーのボディサイズ

  • 全長×全幅×全高=4,720~4,770×1,835×1,655~1,690[mm]

4代目ハリアー

最後に、4代目ハリアーのご紹介です。4代目ハリアーは、2020年6月に発売が開始され、本記事執筆時点である2021年2月現在における現行型となります。

大きな特徴としては、これまでハリアーのトレードマークであったフロントエンブレムの『チュウヒ(タカ科の鳥:車名であるハリアーはチュウヒの英名)』が、他のトヨタ車種と同じトヨタマークへと変更された点です。
その代わりに運転席および助手席のドアパネルにさりげなくチュウヒの模様が入っておりますが、外見の印象は良くも悪くもこれまでとは変わりました。

また、本モデルでは初代・2代目ハリアーのように、再び同一内容で車名を変えて海外展開を再開しています。LEXUSブランドではないものの『トヨタ ヴェンザ』として北米地域を中心に販売されているのです。

そんな4代目ハリアーのボディサイズをはじめとする諸々のサイズは本記事のメインテーマですので、次項からの詳しい解説をご覧ください。

全グレード共通の大きさ!ハリアーのボディサイズを検証!

お待たせ致しました。ハリアーのプロフィール紹介が終わったところで、本記事のメインテーマに切り込んでいきましょう。

はじめに車両外側の、いわゆるボディそのものの長さ・横幅・高さのサイズを示す”全長”・”全幅”・”全高”についてご案内します。

ハリアーのボディサイズ

  • 全長×全幅×全高=4,740×1,855×1,660[mm]

ハリアーの室内空間の大きさは、全グレード統一の1パターンのみです。
勿論、オプションである『モデリスタ』や『GR』系のエアロパーツを装着すると若干大きさが変動するものの、基本的には上記のボディサイズという理解で問題ありません。

室内も1パターン!ハリアーの室内空間サイズを検証!

続いて、車両内側の室内空間の長さ・横幅・高さのサイズを示す”室内長”・”室内幅”・”室内高”をご案内します。

ハリアーの室内空間サイズ

  • 室内長×室内幅×室内高=1,880×1,520×1,185~1,215[mm]

ハリアーは、室内空間の大きさについても全グレード統一の1パターンのみで、室内高については1,215mmが標準です。
但し、ガソリンモデルおよびハイブリッドモデル双方の上級グレードである『Z』および『Z ”Leather Package”』に設定されているオプションである『調光パノラマルーフ』を装着した場合のみ、室内高が1,185mmへと減少します。

ハリアーの使い勝手は?公道と駐車場で解説!

ここまでは、ハリアーのサイズについて解説させていただきました。
ところで、

はてな

実際にこのサイズの車の日常生活における使い勝手、すなわち取り回しの良し悪しはどうなのでしょうか?


ここからは、ハリアーのサイズから見る使い勝手を検証します。

公道における取り回しは?狭い住宅街は苦労する?!

まずは、公道における取り回しについての解説です。

皆様はハリアーのボディサイズを見てどんなイメージを持ちましたか?
少なくとも、コンパクトであるというイメージを持った方はそれほど多くないことでしょう。

それもそのはず。ハリアーのボディサイズは、『普通乗用自動車』というカテゴリに分類される、いわゆる「3ナンバー」サイズなのです。
ほとんどの公道においては取り回しに支障がないものの、センターラインが無いような狭い住宅街の道路では取り回しに苦労する場面も出てくるでしょう。

このような狭い道路であっても、「5ナンバー」サイズであれば苦労しないのですが・・・。
5ナンバーとは、『小型乗用自動車』というカテゴリに分類される車を指すナンバーです。
ある一定の範囲内に収まる車に対して、このナンバーが付与されます。

5ナンバー指定されるの具体的な条件は下記の通りです。下記の排気量またはボディサイズのうちどれか1項目でもオーバーすると3ナンバー扱いとなります。

5ナンバーサイズの条件

  • 排気量:2,000cc以下
  • 全長 :4,700mm以下
  • 全幅 :1,700mm以下
  • 全高 :2,000mm以下

さて、この5ナンバーサイズの条件とハリアーのボディサイズを比較してみるとどうでしょうか?

まず、全長に関しては5ナンバー条件よりも4cm長くなっています。
ただ、ハリアーを運転するに当たり、この4cmが気になることはほとんど無いでしょう。

注目すべきは全幅。ハリアーの全幅は、なんと5ナンバー条件より15cm以上も長いのです。
この長さはおよそドアミラー1枚分に相当しますので、中々のインパクトであることが想像できます。

この幅の違いを念頭においてセンターラインが無い狭い住宅街の道路を走行することを想像してみてください。
仮にハリアー同士が擦れ違う場合、5ナンバーサイズギリギリの全幅を持つ車両が擦れ違う場合と比較すると、30cm以上すれ違いのスペースが失われることになります。

この差はかなり大きいですよね?このような狭い道においては、ハリアーの取り回しには十分ご注意ください。

駐車場における取り回しは?状況によって判断すべし!

次に駐車場における取り回しについての解説です。一言で駐車場と言っても、大きく分けて3種類あります。
『平面駐車場』、『自走式駐車場』、そして『機械式駐車場』です。
それぞれの駐車場について、サイズを確認してみましょう。

平面駐車場について

平面駐車場とは、最も多く存在しているタイプの駐車場であり、いわゆる「その辺にある駐車場」です。
一般的な規格としては、1枠当たり長さ5,000mm、幅2,500mmであるため、ハリアーであれば問題なく駐車することができます。

自走式駐車場について

自走式駐車場とは、スロープを使って自分で運転しながら上下階へ移動する立体駐車場のことです。
ショッピングセンターをはじめとする各種施設や地下駐車場等で見ることができます。

郊外の施設に付随する自走式駐車場であれば、基本的に何も気にせず利用できますが、街中にある自走式駐車場は小規模に設計されている場合もあるため注意が必要です。
そうは言ってもハリアー程度の大きさであれば入庫できる場合がほとんどですが、一部の自走式駐車場では全高では入庫不可の場所もあるのでご注意ください。

機械式駐車場について

機械式駐車場とは、機械で車を上下させることにより、狭いスペースに沢山の車を収納する駐車場のことです。
街中で多く見受けられる回転式タワー駐車場や、マンションの敷地内で車がコレクションのように積み上げられている駐車場が代表的なものになっています。
機械式駐車場の場合、余程設計が古いものではない限り、全長と全幅の観点からはハリアーは問題ありません。

但し、全高に関しては要注意です。機械式駐車場は、基本的に全高1,550mm以下の自動車にしか対応しておりません。
ハリアーの全高1,855mmであるため、一般的な機械式駐車場の1台分の高さの限界よりも30cm以上高いこととなり、ほとんどの場合入庫不可となるのです。

ただ、「ハイルーフ車OK」といった類の案内があれば全高2,000mm以下の車種も対応している場合があるため、ハリアーにも希望が持てます。
しかしながら、仮にハリアーが駐車可能なハイルーフ対応の機械式駐車場があったとしても、1つの駐車場当たりの駐車可能台数は非常に限られているのです。故に、ハリアーは機械式駐車場には向きません。

競合車種と比較!ハリアーの立ち位置は?

ハリアーのサイズや取り回し具合はおわかりいただけましたでしょうか?
ここからは、ハリアーと他の高級クロスオーバーSUVのサイズを比較してみましょう。今回比較するのは3つの車種です。

1つ目は、ハリアーと同じルーツを持ち、LEXUSブランドから展開される『RX』。
冒頭のプロフィールでご紹介した通り、初代および2代目ハリアーのレクサス版になります。
そんなRXは3代目でハリアーとは別の道を辿り始め、2021年2月現在の現行型は4代目となっていますが、高級クロスオーバーSUVの元祖の人気は今でも健在です。

2つ目は、RXと同じくLEXUSブランドから展開される『NX(エヌエックス)』。
RXを一回り小さくしたような、RXの弟分とも呼ぶべき車種です。
昨今のクロスオーバーSUVブーム、LEXUS独特の高級感、更に日本の道路事情にフィットした”ちょうどいい”ボディサイズから、RXに次ぐ高い人気を誇っています。

そして3つ目は、言わずと知れたドイツ御三家の1つ『ダイムラー社』が展開するブランドである『Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)/ Mercedes-AMG(メルセデス・エーエムジー)』が展開する『GLC(ジーエルシー)/GLC Coupé(ジーエルシー・クーペ)』です。
このGLC、近年の日本市場において人気急上昇中の車種になります。

それでは、ハリアーと同じ高級クロスオーバーSUVに所属するそんな3車種を合わせた、計4車種のサイズを見てきましょう。ここからは最低地上高のデータも追加させていただきます。

競合4車種寸法比較

◆ハリアー

<全グレード共通>

  • ボディサイズ:全長×全幅×全高=4,740×1,855×1,660[mm]
  • 室内空間  :室内長×室内幅×室内高=1,880×1,520×1,185~1,215[mm]
  • 最低地上高 :190~195[mm]

◆RX

<RX300・RX450h>

  • ボディサイズ:全長×全幅×全高=4,890×1,895×1,710[mm]
  • 室内空間  :室内長×室内幅×室内高=2,095×1,590×1,130~1,200[mm]
  • 最低地上高 :200[mm]

<RX450hL>

  • ボディサイズ:全長×全幅×全高=5,000×1,895×1,710[mm]
  • 室内空間  :室内長×室内幅×室内高=2,630×1,590×1,130~1,200[mm]
  • 最低地上高 :200[mm]

◆NX

<全グレード共通>

  • ボディサイズ:全長×全幅×全高=4,640×1,845×1,645[mm]
  • 室内空間  :室内長×室内幅×室内高=2,080×1,520×1,165~1,180[mm]
  • 最低地上高 :165~170[mm]

◆GLC

<GLC220d・GLC300・GLC350e>

  • ボディサイズ:全長×全幅×全高=4,665~4,670×1,890×1,645[mm]
  • 室内空間  :室内長×室内幅×室内高=1,900×1,415×1,260[mm]
  • 最低地上高 :160[mm]

<Mercedes-AMG GLC43・Mercedes-AMG GLC63S>

  • ボディサイズ:全長×全幅×全高=4,670×1,930×1,625[mm]
  • 室内空間  :室内長×室内幅×室内高=1,900×1,415×1,260[mm]
  • 最低地上高 :170[mm]

<GLC220d Coupé・GLC300 Coupé・GLC350e Coupé>

  • ボディサイズ:全長×全幅×全高=4,730~4,740×1,890~1,930×1,600~1,605[mm]
  • 室内空間  :室内長×室内幅×室内高=1,860×1,415×1,250[mm]
  • 最低地上高 :160[mm]

<Mercedes-AMG GLC43 Coupé・Mercedes-AMG GLC63S Coupé>

  • ボディサイズ:全長×全幅×全高=4,740×1,930×1,590[mm]
  • 室内空間  :室内長×室内幅×室内高=1,860×1,415×1,190~1,250[mm]
  • 最低地上高 :170[mm]

上記の情報を踏まえて、競合4車種のボディサイズおよび室内空間について比較検証してみましょう。

競合4車種のボディサイズを比較!

それでは、競合4車種のボディサイズを比較してみましょう。4車種を一気に比較すると混乱してしまうので、少しずつ進めていきます。

ルーツは同じでももはや別の車種?!RX!

まずは、ハリアーとRXの比較です。初代・2代目では共通のボディを使用していた両車種ですから、2021年2月時点での現行型同士を比較してもサイズが似通っているのかと思いきや、実は違います。

ハリアーとRXガソリンモデルである『RX300』およびハイブリッドモデルである『RX450h』を比較すると、両車種の全幅と全高はほぼ同じ大きさです。
ところが、全長はハリアーよりもRXの方が15cmも長くなっています。

更に驚きなのは『RX450hL』。
RX300やRX450hと同様、全幅と全高はハリアーとほとんど変わりありませんが、全長はなんとハリアーより26cmも長いのです。

それもそのはず。ポイントはグレード名の末尾の”L”。

これはロングボディあるいはロングホイールベースであることを意味しています。
すなわち明確な意図を持って全長を延長しているのです。
おまけに、ハリアーやRX300、RX450hが2列シート5人乗り仕様であることに対し、RX450hLは3列シート7人乗り仕様となっています。

同じルーツを持つはずのハリアーとRXですが、ここまで来るともはや全く別の車種ですね。

NXとの比較で見るハリアーの立ち位置とは?

正直に申し上げます。ハリアーとルーツが同じということでRXを取り上げましたが、今となってはセグメントが異なる車種なのです。
茶番・・・とまではいきませんが、参考情報にお付き合いいただきましてありがとうございました。

さて、ここからが本番です。次はNXとの比較をしてみましょう。

まずは全長から。NXはハリアーよりも全長が9cm短くなっています。

LEXUS同士で比較すると、NXとRXの全長差は25~36cm。明らかに差別化を図っているので、ユーザーの好みがハッキリと分かれるので車種選択に迷いが生まれにくくなりますが、NXとRXの間を埋める選択肢があれば良いなというのもまた世論なのでしょう。そう、この空隙にハリアーを埋め込んできたのです。

高級クロスオーバーSUVをこのように配置する芸当は、他メーカーではなかなか見られません。流石はトヨタ。痒い所に手が届きます。

続いて、全幅と全高を比較してみましょう。すると、NXのそれはハリアーのそれをほんの少しだけ小さくした設計であることがおわかりいただけます。

つまり、ハリアーとNXの大きさは非常に似通っているのです。
かつてRXの兄弟であったハリアーですが、今日ではNXの兄弟と呼ぶ方が相応しいでしょう。

これが日本車と欧州車の違い?!GLCとの比較で見えるものとは

続いてGLCとの比較になります。Mercedes系全般の特徴でもありますが、実に多種多様なグレード設定があるのがこのGLCです。

ボディタイプで大別すると、オーソドックスなクロスオーバーSUVタイプと、デザイン性を突き詰めたCoupé(クーペ)の2種類があります。
そこからそれぞれのボディタイプに関してエンジンスペックや駆動システムによって更に5種類ずつに分かれるのです。
実は更に細かいグレードも存在していますが、本記事では割愛させていただきます。

このようにバラエティーに富んだGLCですが、ボディサイズの観点から見るとそこまで複雑ではありません。
全長に関しては、NXの時と同様で、GLCよりもハリアーの方がやや大きくなっていますが、GLC Coupéに関しては同等です。
また、全高に関しても、GLCよりもハリアーの方がやや大きい設定になっています。

一方で、全幅に関しては立場が逆転し、ハリアーよりもGLCの方がやや大きい設定です。
ここに日本車と欧州車の特徴が浮き彫りになっています。
つまり、同じようなボディサイズであっても、より全長と全高が大きいのが日本車、より全幅が大きいのが欧州車なのです。

どちらが良くてどちらが悪いというわけではありません。
しかしながら、全幅を大きくすることによって車の重心が下がって見えるため、どうしても欧州車の方がよりスタイリッシュな印象を受けます。

この傾向がより一層顕著になっているのがGLC Coupé。全長はハリアーと同等でありながら、全幅はやや広く、全高に至ってはハリアーよりも10cm以上低く設定されています。
一般的にクーペと言えばデザイン性や空力重視のスポーツカーやスペシャリティカーを彷彿させますが、このGLC Coupéも例に漏れず、クロスオーバーSUVでありながらデザイン性も大いに追求しているのです。

競合3車種の室内空間を比較!

続いて、競合4車種の室内空間を比較してみましょう。ボディサイズの解説と同様、ハリアーとそれぞれの車種を個別に比較していきます。

ボディサイズの大きさは室内空間の広さに比例!RX!

RXのボディサイズがハリアーよりも大きいことは前項で解説させていただきました。勘の良い皆様であればおわかりでしょう。
そう、このボディサイズの大きさに比例して、室内空間も大きくなります。

ボディサイズの際の傾向と同様、ハリアーとRXの室内幅と室内高はそこまで大きく変わりません。
一方で室内長については、ハリアーよりもRX300とRX450hの方が20cm以上大きくなっています。

更に驚きなのは、やはりRX450hL。なんと室内長は、ハリアーと比較して75cmも大きいのです!

ここで、疑問に思った方もいらっしゃることでしょう。
前述のボディサイズ比較においては、両車種の全長差が26cmであると紹介したにもかかわらず、室内長差が75cmとは一体どういうことなのか。
車内外のサイズ差約50cmは、一体どのようにして生まれたのかと。

そもそも、LEXUSを含むトヨタ車の室内長の定義は「前席メーターパネルから最後列座席ヘッドレスト裏まで」です。
既にご案内の通り、RX300およびRX450hは2列シート、RX450hLは3列シートですが、わずか26cmの前後空間にもう1列シートを導入するのは不可能ですよね?

そこで、RX450hLではラゲッジスペースを侵食して、3列目シートを設置しています。
その結果として、RX450hL はRX300およびRX450hとの全長差以上に3列目シートを後方に設置しているため、このような結果になったのです。

いずれにしても、RXの室内空間はボディサイズと同様、ハリアーよりも段違いに大きなものとなっています。
そのため、ボディサイズの項でご案内した時と同様、ハリアーとは異なるセグメントの車種であると捉えたほうが良いでしょう。

実用性のNX!デザイン性のハリアー!

続いて、NXとハリアーの比較をしてみます。室内長と室内高に関しては、RXの場合と同様、両車種とも大きな差はありません。

その一方で、RXとは異なる方向性で興味深いのが室内長です。両車種の全長を比較した際に、NXの全長はハリアーよりも9cm短いとご案内しました。

ところが、室内長を比較すると立場が逆転。
なんと室内長においては、ハリアーの方がNXよりも20cm短いのです。

一見すると、どちらか一方の車種の室内空間が歪んでいるとしか思えないデータですが、これはあくまでも数字のマジック。
このような現象が発生した要因は、両車種のボディラインの違いにあります。

NXのボディラインは、オーソドックスなクロスオーバーSUVの形状です。
一方、ハリアーのボディラインはNXよりもクーペルックな流線形を意識しており、特にボディ後方の丁度後部座席頭上からテールランプまでは、NXのそれと比較して角度が緩やかになっています。
このため、後部座席頭上の空間が狭くなることから、ボディサイズがNXより大きくてもハリアーの後部座席をNXよりも前方に配置せざるを得ず、結果的に全長と室内長の逆転現象が起きてしまうのです。

故に、実用性を重視するのであれば、ボディサイズがややコンパクトで室内空間が広いNXを。
デザイン性を重視するのであれば、スタイリッシュで伸びやかな流線形を描くハリアーをおすすめします。

ハリアーよりも更にデザイン性を突き詰めたGLC!

最後に、GLCとハリアーを比較してみましょう。
ボディサイズの項でご説明した通り、GLCシリーズの特徴はデザイン性を重視していることにあり、その特徴は室内空間にも影響しています。

オーソドックスなクロスオーバーSUV形状をしたGLCに関しては、室内長はハリアーと同等です。
一方で、全幅ではGLCの方が大きかったにもかかわらず、室内幅ではGLCの方が10cm程度小さくなっています。

これは欧州車の特徴でもありますが、この逆転現象の原因はハリアーよりもGLCの方がドアの厚みが大きいからです。
GLCのドアの厚みが大きいのは車内の静粛性を向上させる狙いもありますが、やはり低重心に見せるデザイン性を意識したボディラインを実現するために、室内空間に還元できない部分の全幅を広げていることが要因になります。

また、室内高についても、こうした低重心に見せるデザイン性の影響を受けていることが特徴です。
GLCの全高がハリアーよりも小さいにもかかわらず、室内高がハリアーよりも若干大きいのは、最低地上高がハリアーよりも低いからに他なりません。

最低地上高を低くすると、低重心でスタイリッシュな印象を与えます。
ドレスアップのためにエアロを装着したり、サスペンションを純正のものから取り替えて車体全体を下げたり、極端な例では”鬼キャン”と呼ばれるタイヤが”ハの字”に開いているいわゆる”ヤン車”に至るまで、これらは見かけの車両の重心を下げるために行っているのです。
流石に”鬼キャン”はやり過ぎですが、デザイン性を重視するGLCにおいても、クロスオーバーSUVでありながら、このような法則に則っています。

また、GLC Coupéにおいては、このデザイン性重視の度合いが更に顕著になることが特徴です。
オーソドックスなクロスオーバーSUVタイプのGLCと比較すると、室内幅は同等であるものの、室内長と室内高は切り詰められています。

ここまで記事を読んでいただいた皆様であれば、もうおわかりでしょう。
NXとハリアーの比較のケースと同様、この要因はCoupéのデザイン性そのものです。

特に室内長については、後部座席頭上からテールランプにかけての流線形を表現するために、車体を横から見た時の屋根の角度が緩やかになっています。
そのため、オーソドックスなクロスオーバーSUVタイプのGLCと比較して後部座席を前方に配置しなければならないことから、室内長が短くなっているのです。

NXとハリアーの比較の項でもこうした解説をさせていただきましたが、GLC Coupéはハリアー以上にこの傾向が強くなっており、デザイン性を重視しています。
故に、GLC Coupéとハリアーを比較すると、全長が同等であるにもかかわらず、GLC Coupéの室内長の方がハリアーよりも短くなっているのです。

まとめ

今回は、ハリアーのサイズについて分析・解説させていただきました。
元々の源流は同じであるハリアーとRXですが、2021年2月現在の現行型においては、もはや異なるセグメントの車種となってしまったため、”ミドルサイズ”の”高級クロスオーバーSUV”というセグメント内でサイズを比較するならば、ハリアー・NX・GLCの3車種がライバルとなります。

これまでの解説から、ボディや室内空間の大きさを踏まえておすすめの選び方を並べてみると次のように言えるでしょう。
3車種と言いながら、車種の項目が4項目になっていることは、GLCとGLC Coupéの特徴の違いからご容赦ください・・・。

サイズ視点でのおすすめの選び方

  • 実用性重視  :NX→GLC→ハリアー→GLC Coupé
  • デザイン性重視:GLC Coupé→ハリアー→GLC→NX

ところで、本記事はハリアーをテーマにした記事ですので、結局ハリアーはどんな方々におすすめなのかという点がポイントになるでしょう。
ズバリ、サイズの観点からハリアーをおすすめできるのは、極端にデザイン性を重視してはいないものの、実用性よりもデザイン性を重視する割合が大きい方々です。

ハリアーの特徴はクーペルックな流線形のボディであるため、後部座席頭上は少なからず圧迫感を感じてしまいます。
勿論、後部座席は実用的に大人が乗れないということはありませんが、基本的には前席利用のみ、あるいは後席に乗るとしてもお子様が中心という方々には、このハリアーは自信をもっておすすめできる車種です。

このように、似通った大きさを持つ車種にもそれぞれ特性があるため、本記事を参考に皆様の人生を彩るベストチョイスをしてくださいね!

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