維持費が安いことから軽自動車の人気が高まっています。日産から発売されているデイズは、2019年にフルモデルチェンジされ、2代目になりました。デイズは軽自動車で初めて運転操作支援システム「プロパイロット」が搭載され、安全面でも高い技術を誇ります。
そんなデイズの購入を考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、気になるのは価格ですよね。
今回はデイズの新車乗り出し価格について解説します。デイズをお得に買える方法も合わせて紹介します。
乗り出し価格とは
「乗り出し価格」という言葉はよく聞くかと思いますが、実際なんの価格なのかご存知でしょうか?乗り出し価格の内訳をみていきましょう。
乗り出し価格は、車両価格+諸経費+法定費用
乗り出し価格には、車両価格と諸経費と法定費用の3つが含まれています。車両価格は名前のとおり、車本体の価格です。本体価格に諸経費と法定費用が合わさったものが乗り出し価格となり、総合的な金額になります。
乗り出し価格が100万円なら、その100万円の中にすべて含まれているので100万円で購入できます。
諸経費の内訳
乗り出し価格に含まれる諸経費の内訳は
- 新規検査登録手数料
- 希望ナンバープレート取得費用
- 車庫証明取得費用
- 納車費用
となっています。1つずつ解説します。
<新規検査登録手数料>新車で自動車を購入したらナンバーを取得しなくてはなりません。この登録をすることで、ナンバープレートと車検証が交付されます。自分で手続きすることもできますが、手続きがややこしかったり面倒だったりするので、販売店に任せてしまう人がほとんどです。その場合は代行手数料がかかります。手数料は販売店によって異なりますが、3万円〜5万円のところが多いようです。
<希望ナンバープレート取得費用>自分が希望するナンバーにしたい場合、取得します。自分で取得する場合インターネットから申請できます。費用は5,000円ほどですが、これも販売店に代行してもらえます。その場合は代行手数料がかかり、1万円〜2万円ほどかかるようです。
<車庫証明取得費用>自動車を所有するには、自動車の保管場所を証明する書類が必要です。手続きは簡単で、3,000円前後で取得できます。しかし、警察署での手続きになり、平日のみの対応になるので、難しければ販売店に代行してもらえます。この場合も手数料が必要になり、1万円ほどかかるでしょう。
<納車費用>購入した自動車を家や希望する場所まで納品してもらう場合に必要になる費用です。自分でお店に取りに行けば、支払う必要はありません。
諸費用は、販売店によって異なるので一概に料金は出せませんが、ここではすべて代行してもらったと考えます。だいたいの費用で5万円ほど見ておくことにします。
法定費用の内訳
法定費用は、税金や保険料になります。必ず必要になるもので、販売店による金額の違いはほとんどありません。法定費用には
- 自動車重量税
- リサイクル費用
- 環境性能割(自動車取得税)
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 任意保険料
があります。
<自動車重量税>自動車の重さによって課税され、車検時にまとめて支払います。軽自動車の重量税は2年分で
新車登録から13年未満 | 新車登録から13年経過 | 新車登録から18年経過 |
6,600円 | 8,200円 | 8,800円 |
以上となっています。エコカー減税の有無などによってこれより安くなる場合もあります。
<リサイクル費用>車の処理が適切に行われるようにするため、支払わなければならない費用です。
<環境性能割>自動車取得税の代わりに導入された、燃費性能に応じて課税される仕組みです。燃費の良い車ほどお得になります。
<自動車税>4月1日時点の所有者に課せられる税金で、金額は自動車の排気量によって変わります。軽自動車の自動車税は10,800円です。
<自賠責保料>強制保険とも呼ばれる、加入が義務付けられている保険です。1ヶ月から加入できますが、たいてい車検ごとにまとめて支払います。36ヶ月の保険料は以下のとおりです。
24ヶ月 | 36ヶ月 | |
普通車 | 21,550円 | 29,520円 |
軽自動車 | 21,140円 | 28,910円 |
<任意保険料>任意保険は強制ではありませんが、入っておくべきだと思います。自賠責保険だけでは事故を起こしたとき不十分なため、ぜひ加入することをおすすめします。保険会社や車の排気量、保険内容などでかなり大きな差が出ます。ネットで見積もりを出せるので、調べてみてください。
諸経費は販売店によって異なる
車を買うにあたり、車本体の価格以外にも諸経費や法定費用と言ったさまざまなお金がかかります。法定費用に関しては、国で決められているため、どの販売店で購入しても変わりません。しかし、諸経費は代行手続きが発生することが多く、代行手数料が販売店によって違うため差が出るところです。
見積もりを出してもらえば内訳がわかるので、適正な価格なのか調べてみると良いかと思います。
デイズの乗り出し価格
デイズの乗り出し価格は一体いくらになるのでしょうか。デイスには7種類のグレードがあるので、乗り出し価格も異なります。
グレードごとの車両価格
デイズのグレードごとの車両価格をみてみましょう。
ボレロ | 1,468,500円 |
S | 1,327,700円 |
X | 1,380,500円 |
ハイウェイスターX | 1,5675,000円 |
ハイウェイスターX プロパイロットエディション |
1,666,500円 |
ハイウェイスターG ターボ | 1,648,900円 |
ハイウェイスターG ターボ プロパイロットエディション |
1,747,900円 |
このようになっており、1番安いグレードと1番高いグレードの差は40万円ほどですね。
デイズの諸経費
デイズの法定費用についてみていきます。諸費用は販売店によって異なるため、今回は省きます。法定費用はどのグレードでも変わりません。
自動車税 | 10,800円 |
自動車重量税 | 3,700円 |
リサイクル費用 | 6,280円 |
環境性能割 | 0円 |
自賠責保険料 | 29,550円 |
合計 | 50,330円 |
デイズはエコカー減税対象車なので、自動車重量税と環境性能割が割引になります。法定費用の合計金額は50,330円になりました。このほかに諸経費とメーカーオプション、ディーラーオプションが追加されます。
車両価格と先ほど出した諸費用、法定費用をすべて合わせると1番安いグレードのSで1,428,030円、1番高いハイウェイスターG ターボ
プロパイロットエディションで、1,848,230円となりました。
乗り出し価格を安くする方法
自動車は決して安くない買い物なので、できる限り費用を抑えたいですよね。乗り出し価格を安くする方法を紹介します。
車両価格を安くする
当たり前の話ですが、乗り出し価格のほとんどを占める車両価格を安くすれば、乗り出し価格も下がります。車両価格を下げるには
- グレードを落とす
- 営業マンに値引きしてもらう
という方法があります。グレードを落とせば車両価格を下げられますが、妥協することになってしまうので後悔する恐れがあります。装備や機能に強いこだわりがない人にはおすすめの方法です。
営業マンに値引きしてもらう方法は、難しさはありますが期待できるかもしれません。コロナウイルスの影響で高価な自動車の売り上げは下降しています。そのため、以前より値引きしてもらえる確率は高いと思われます。ただ、横柄な態度やあまりにも無茶な値引きはやめましょう。お互いが気持ちよく交渉できると良いですね。
諸経費を安くする
法定費用は税金や保険料なので、費用を下げることは不可能です。その分諸経費を抑えて乗り出し価格を安くしましょう。
- 新規検査登録手数料
- 希望ナンバープレート取得費用
- 車庫証明取得費用
- 納車費用
諸経費は販売店に代行してもらうことが多く、最初から見積もりに入れられていることがあります。時間がない人や面倒なことはやりたくないなどであれば、そのまま販売店にお願いするのが良いでしょう。その場合でも、見積もりの内訳を確認して高すぎる項目に関しては、なぜこの金額なのか聞いてみましょう。少しでも費用を抑えたい人やできることは自分でやりたいという人は、代行してもらわず自分で手続きすることで、費用を抑えられます。
まとめ
デイズの車両価格は1,327,700円〜1,747,900円で、この金額に法定費用と諸経費が上乗せされるため、1,400,000円〜1,800,000円ほどになります。このほかにもナビやオプションをつければもう少し金額が高くなります。
デイズを新車で購入するとき、車両価格のほかに法定費用と諸経費が必要です。法定費用は税金や保険料なので、値引きなどは難しくどこの販売店でも料金は変わりません。諸経費は、販売店が独自に決めているため多少の値引きや、自分で手続きをすることで安くなります。費用を抑えたいなら、できる手続きは自分でやるようにしましょう。
納得のいく価格でデイズを手に入れましょう!
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これだとディーラーや中古車販売専門店の思うツボです。。
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このように対応することで、ディーラーや中古車販売専門店に足元を見られることもなく、ご自身が希望する金額に最も近い価格で売却することができるかと思います。
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