「カローラのサイズってどんな感じ?」「室内は広い?」「せまい路地でも運転しやすいほどコンパクト?」などと疑問に思っていませんか。カローラシリーズのサイズを正確に知れば、室内の広さや、せまい場所でのコントロールのしやすさなどをイメージできます。
今回はカローラの大きさが気になる人のために、現行シリーズのボディサイズをすべて紹介します。シリーズ同士や他のトヨタ車との比較も交えるので、クルマ選びのヒントを得られるでしょう。
現行のカローラシリーズ各種のボディサイズを紹介
2020年9月現在トヨタの新車市場で扱っているカローラシリーズは以下の5車種です。それぞれの全長×全幅×全高をチェックしましょう。
- カローラ: 4495×1745×1435mm
- カローラツーリング: 4495×1745×1460mm
- カローラスポーツ: 4375×1790×1460mm
- カローラアクシオ 2WD: 4400×1695×1460mm
- カローラアクシオ 4WD: 4400×1695×1485mm
- カローラフィールダー 2WD: 4400×1695×1475mm
- カローラフィールダー 4WD: 4400×1695×1500mm
旧世代のアクシオとフィールダーは、2WDと4WDで車高が違いますが、新型は全グレード共通で分かりやすいといえます。
近年のカローラはボディが大きくなっている
近年登場した新型カローラや派生モデルであるツーリングは、ボディが大きくなっているのが特徴です。新しいビジュアルの背景に迫ります。
5ナンバーから3ナンバーにモデルチェンジ
アクシオやフィールダーといった旧世代は5ナンバーでしたが、新型のカローラセダンやツーリングは3ナンバーに変わっています。3ナンバーの方がボディサイズがワイドです。
これまでカローラシリーズはトヨタ車のなかでコンパクトな印象でしたが、新世代の登場により、迫力が増したと感じる人もいるでしょう。
「TNGA」よりGA-Cプラットフォームを採用
TNGAとは「Toyota New Global Architecture」の略で、クルマの骨組みから性能や商品力の高さをお客さんに伝えるための、トヨタ自動車の取り組みです。新世代のカローラシリーズも、TNGAにもとづいて、GA-Cプラットフォームを開発しています。
新プラットフォームの使用により、ボディサイズのコンパクト感は多少犠牲になります。しかし欠点を補って余りあるクオリティにより、新型のカローラシリーズが旧世代よりも使いやすいと感じられるでしょう。
カローラセダンとツーリングは欧州仕様よりはコンパクト
カローラセダンとツーリングは、3ナンバーサイズによるボディのワイド化が目立ちますが、欧州仕様よりサイズは小さめです。たとえば欧州仕様のツーリングは全長が4650mmですが、GA-Cプラットフォームで開発した日本仕様は4375mmに収まっています。
セダンとツーリングは欧州仕様では全幅が1790mmで、日本にあるカローラスポーツも同様です。しかし日本仕様のセダンとツーリングは1745mmと、スポーツより狭くなっています。
以上からカローラセダンとツーリングの日本仕様は、欧州モデルよりコンパクトにまとまっている状態です。
ドアの開放方法やミラー収納時の横幅などを工夫した
新型カローラは海外戦略を意識するために3ナンバー化しましたが、日本仕様では便利に使えるための工夫もあります。ドア形状は膨らみを抑え、車両内側に約20mm入る仕様です。
乗っている人の腰回りのポジションにあるドアトリムも厚さを-16mmにし、乗り降りしやすくなっています。
ドアミラーを引っ込めたときの横幅をプラス5mmに抑えることで、狭い道でも走りやすくなりました。ワイド化したボディのおかげで、扱いやすくなる工夫がしやすくなったのでしょう。
ワイド化したボディで曲がりやすくなった
3ナンバー化したカローラシリーズは、ボディがワイドになった代わりに、前輪の切れ角も大きくなりました。最小回転半径が小さくなることで、小回りが利きやすくなり、駐車場や路地の運転をスムーズにできます。
見た目をコンパクトにすることだけが、クルマをコントロールしやすくなるポイントとは限りません。あえてボディを一回り大きくすることで、自由に動かしやすくする開発方法もあります。
新型カローラは旧モデルからどう変わったのか?
新型カローラシリーズの旧モデルからの変化を探ります。同じワゴンであるカローラツーリングとフィールダー、カローラセダンとアクシオの違いから学びましょう。
カローラツーリングとフィールダーの違い
カローラツーリングのサイズは、全長が4495mm、全幅が1745mmで、フィールダーよりもワイドになっています。しかし全高だけはツーリングが1460mmと、フィールダー 2WDの1475mmも低い仕上がりです。
インテリアでもリアシートの足を入れるスペースが、ツーリングの方がフィールダーより狭いなど、小さくまとまった印象です。
新型カローラとアクシオの違い
カローラセダンも全長が4495mm、全幅が1745mmで、先代のアクシオよりもワイドに仕上がっています。しかし全高はアクシオ2WDの1460mmに対し、新型は1435mmと低くなりました。頭上空間が限られているので、行動面の制約が少し厳しいかもしれません。
ボディをワイドにする代わりに全高を抑えることで、総合的なサイズは変わらないように見えます。
新型カローラシリーズを他のトヨタ車と比較する
新型カローラの各モデルを、同じクラスのトヨタ車と比べ、それぞれの位置づけを明らかにします。
カローラとカローラツーリングの全幅はプリウスと同じ
カローラやカローラツーリングの全幅である1745mmはプリウスと同じです。プリウスは量産型ハイブリッドカーの元祖として現在も活躍しています。プリウスと同じ幅にすることで、カローラシリーズも似た感覚で運転しやすいでしょう。
カローラシリーズはプリウスよりも相場が安いので、手ごろな価格で洗練されたスタイルのクルマを運転したい人にとっておすすめです。
新型カローラのセダンとしての位置づけは?
新型カローラの位置づけは、アリオンやプレミオに近いと考えましょう。アリオンとプレミオの全長×全幅×全高を以下に挙げます。
- アリオン: 4590×1695×1475mm(4WDは全高1485mm)
- プレミオ: 4595×1695×1475mm(4WDは全高1485mm)
カローラの4495×1745×1435mmと比べると全長と全高の数値が大きく、全幅を絞っている印象です。アリオンとプレミオのメインの排気量は1.5LのNAに対し、カローラは1.8LのNAになります。走りの力強さではカローラが一枚上でしょう。
カローラスポーツのコンパクトカーとしての位置づけは?
カローラスポーツと似たトヨタのコンパクトカーには、ヤリスがあります。ヤリスの全長×全幅×全高は、3940×1695×1500mmで、4WDのみ全高が1515mmです。
カローラスポーツの4375×1790×1460mmと比べると、ヤリスは全高が高いながら、全長と全幅の数値から小さくまとまったイメージです。ベースグレードの排気量が1Lクラスに対し、カローラスポーツは1.2Lがメインになっています。
以上からカローラスポーツはヤリスより一段上のクラスと位置づけられます。
まとめ
現行のカローラシリーズにおけるサイズを挙げ、他のトヨタ車、同車種の欧州仕様などとの比較分析を行いました。新世代のカローラシリーズは5ナンバーから3ナンバーに生まれ変わったことで、ブランドの新しい歴史を築いています。
クルマのサイズを知れば、生活面での使いやすさだけでなく、トヨタにおける位置づけも分かるでしょう。自身がこだわるクルマ選びのポイントに、カローラシリーズが当てはまっているかは、サイズ比較で分かることもあります。
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