「カローラのバッテリーはどれだけ持つの?」「いつになったら交換すればよいの?」などと気になっていませんか。これからカローラを買う人も、すでに買った人も、バッテリーを交換する時期を知ることは重要です。
車のバッテリーを知らない人のために、カローラにふさわしい交換時期について紹介します。この記事を読めばバッテリーの基本的な知識を学べるので、長く交換しないことによるトラブルも避けられるでしょう。
そもそも車のバッテリーとは?
車のバッテリーについてよく分からない人もいるでしょう。バッテリーは車にあるさまざまな電気装置を動かすために必要で、劣化しすぎるとエンジンをかけられなくなるかもしれません。車にとって大切なバッテリーの意味を見ていきます。
車の電気装置を動かすために必要
バッテリーは車の電気装置を動かすための大切なものです。自動車用バッテリーは電気を貯め、エンジンの構成要素や車内外の電気系パーツを働かせてくれます。
エンジンを動かすとき「セルモーター」という構成部品に電気を与えるのがメインの役割になります。カーナビやエアコン、ヘッドライトなどさまざまな電気系パーツを動かすのも、バッテリーからきた電気です。
バッテリーに電気を供給するのはオルタネーターです。車の電気は使うとなくなり、エンジンを動かせなくなるのでオルタネーターが重要になります。このようにバッテリーは、車を動かすうえで欠かせない構成要素です。
劣化しすぎるとエンジンがかからないこともある
バッテリーが劣化しすぎると、車が走れなくなります。エンジンを動かせるのは、セルモーターから受けた電気のおかげです。そのセルモーターはバッテリーから電気をもらいますが、供給が途絶えると動かなくなります。
バッテリーが古くなって機能が衰えると、交換が必要です。バッテリーチェッカーで異常が見つかったり、走行中にバッテリーランプが点灯することで寿命のサインが出ることもあります。
バッテリーは車にとって大切なものなので、劣化しすぎて走れない事態は避けましょう。
カローラはいつバッテリーを交換すればよいの?
カローラのバッテリートラブルを避けるために、適切な交換時期を知りたい人もいるでしょう。結論からいうと、2~3年に一度の交換が通例です。しかし車によってはバッテリーチェッカーの異常などから、通例より早い交換を要することもあります。
バッテリーを交換するタイミングについて知っておきましょう。
一般的には2~3年ごと
カローラのバッテリー交換時期の相場は、2~3年に一度です。長く使いすぎるとトラブルのもとですが、相場より交換のタイミングが早すぎても、バッテリー代の無駄遣いになります。
トヨタの公式サイトではアフターサービスの紹介ページにおいて、バッテリーの経年劣化について注意喚起を行っています。そのなかでもバッテリーの理想の交換時期は2~3年に定めています。特に異常が無い場合でも、遅くても3年程度で交換した方がよさそうです。
バッテリーチェッカーによる定期診断も受けよう
バッテリーチェッカーという測定アイテムを使ってみましょう。ここから異常が分かれば、すぐに交換が必要だからです。トヨタのようにメーカーのアフターサービスでも、バッテリーチェックを受けてもらえます。
ネットショップで注文すれば自力での測定も可能です。バッテリーにつなぐことで残量をチェックできるるので、半年に一度のペースでやってみましょう。
交換時期の相場にこだわりすぎず、バッテリーチェッカーからトラブルのサインを調べることも重要です。
バッテリーの劣化サインに注意
バッテリーを使い始めてから3年に到達する前に、車が劣化サインを示すことがあります。具体的には以下の症状がないかチェックしましょう。
- エンジンがかかりにくくなった
- ヘッドライトが走っているときに暗くなる
- クラクションの音が小さくなった
- パワーウインドウが鈍くなった
- カーナビやメーターなど電気系パーツがうまく動かない
- バッテリー液が減りすぎていたり、天板から漏れたりしている
- バッテリー本体が膨らんでいる
- バッテリーの端子付近で汚れが目立つようになった
このように車を調べてみると、バッテリー関連の異常が起きることがあります。上記に挙げた項目のうち、複数に当てはまるようならバッテリー交換のサインと考えてください。
バッテリーランプ点灯はオルタネーター損傷のサイン
バッテリーランプが点灯していると、本体ではなく関連パーツの異常があるかもしれません。特にオルタネーターやベルトに異常が見つかるケースが多いので注意しましょう。
オルタネーターが壊れると、交換だけで解決できない可能性があります。この場合はディーラーや修理工場に頼みましょう。
バッテリーランプが点灯したときは、本体だけの問題ではありません。オルタネーターの故障を疑い、ディーラーや修理工場などの業者に相談しましょう。
バッテリーの情報の見方
バッテリーを交換する場合、カローラに合わせた適合種類を正しく選ばなければなりません。合わないバッテリーを選ぶと装着できなかったり、車を動かせなかったりするので注意しましょう。
適合バッテリーの情報は車検証から調べられる
あなたが所有していたり、これから買おうとしたりしているカローラに合うバッテリーは、車検証から分かります。
特にカローラはセダンだけでなく、コンパクトモデルの「スポーツ」、ワゴンモデルの「ツーリング」と複数に分かれているので、バッテリーの種類を間違えないように注意です。
車検証には車両型式が書いてあるので、これに合わせて適合バッテリーを探せば、間違えずに済みます。
カローラのモデル別適合バッテリー一覧
現行のカローラのモデル別における適合バッテリーは以下のとおりです。
モデル | 車両型式 | 適合バッテリー |
セダン・1800cc | 6AA-ZWE211
6AA-ZWE214 3BA-ZRE212 |
LN1 |
セダン・1200cc | 3BA-NRE210 | LN2 |
ツーリング・1800cc | 6AA-ZWE211W
6AA-ZWE214W 3BA-ZRE212W |
LN1 |
ツーリング・1200cc | 3BA-NRE210W | LN2 |
スポーツ・1800cc | 6AA-ZWE211H | LN1 |
スポーツ・1200cc | 3BA-NRE210H | LN2、LN2-ISS |
スポーツ・1200cc | 3BA-NRE214H | LN2-ISS |
以上がカローラの適合バッテリーです。自身が使うモデルに合わせてバッテリーを選びましょう。
数字やアルファベットは何を表している?
カローラの適合バッテリーであるLN1やLN2は、 ヨーロッパ統一規格の鉛蓄電池における日本仕様です。俗に「EN規格」とも呼ばれています。
カローラ用のEN規格バッテリーは「ECO.R ENJ」が正式名称です。日本の気候風土に合わせながら、JISの安全性基準も満たしています。本来のEN規格は寒冷な気候に合わせたものですが、日本は温暖で気候なので、適切な仕様基準も変わっているのです。
LN1やLN2はバッテリーのタイプであり、日本のルールに従って作られています。
バッテリーの型番の見方は?
LN1やLN2という規格の他にも、バッテリーには型番があります。多くは「60B19L」のように、数字とアルファベットの組み合わせです。
この例でいうと、最初の2つの数字「60」はバッテリーの性能ランクで、大きいほど優れています。次のアルファベットはバッテリー短側面のサイズです。Bなら正面から見たところの奥行きが129mmで、高さは203mmと決まっています。
後半の2ケタの数字「19」は長側面のサイズとして、手前の面の幅を表しています。最後のアルファベットはプラス端子の位置で、Lは左、Rが右です。
このようにバッテリーの型番の見方を覚えることで、重要な情報をチェックできます。
バッテリー代を安く済ませる方法
バッテリーの交換にはお金がかかります。なるべく安く済ませたいと考える人もいるでしょう。Amazonのようなネットショップでバッテリーを注文すると予算を抑えやすいといえます。交換費用を低く済ませる方法を知るとよいでしょう。
Amazonで買った方が安くなりやすい
結論からいうと、バッテリーはAmazonで購入した方が金額が安いといえます。自身で取りつけさえできれば、商品価格と足りない工具を補うお金だけで済むからです。
店で取り替えた場合は交換に支払う金額が高くなります。バッテリー本体の価格に限らず、取替工賃も請求されるからです。一方で処分費用はガソリンスタンドやカー用品店によっては無料~数百円で済みます。
以上を考えても、バッテリーは自力で取りつけ方を覚え、ネットショップで注文した方がお得でしょう。
バッテリー装着に自信がなければ業者に頼む
車の部品をいじるのが苦手で、バッテリーを自力で取りつけられない人もいるでしょう。予算を準備できるなら、カー用品店に交換を頼んでください。
カローラはトヨタの車なので、ディーラーに相談しやすいといえます。それ以外でもオートバックスやイエローハットのような大手カー用品店もおすすめです。バッテリーの取りつけ方法をプロのスタッフから学べれば、次回以降は自力で交換できるでしょう。
車の部品をいじるのに慣れていないなら、ディーラーやカー用品店などの業者に頼むのがおすすめです。
バッテリー交換を自身で作業するときのポイント5つ
バッテリー交換をDIYで済ませるときは、手順や準備する道具などのポイントを踏まえましょう。5つに分けて自力で作業するときのポイントをまとめました。
必要な道具をそろえよう
バッテリー以外に用意するものとしては、ゴム手袋、レンチ、メモリーバックアップです。バッテリーは電気を出す道具なので、感電防止のためにゴム手袋は重要です。
端子を外したり締めたりするうえでレンチも要します。メモリーバックアップは交換中における電子機器の情報を保存しておくための道具です。
バッテリー本体だけでなく、交換に必要な道具をひととおり揃えてから作業を始めてください。
バッテリー交換の基本手順は?
バッテリー交換の大まかな手順は以下のとおりです。
- 車のエンジンや室内灯は切っておく
- バッテリーのステーをレンチで回して外す
- メモリーバックアップを接続する。クリップがバッテリー端子を外すねじに当たらないように注意
- バッテリーの-端子を外す。レンチが端子に触れないように注意しつつナットを回す。ある程度緩んだから上方向へ外すこと
- +端子も同じ手順で外す。外したあとのプラスとマイナスの各ケーブルは端子に近づけすぎないように
- 古いバッテリーを取り出し、新品と入れ替える
- プラス、マイナスの順に端子ナットを締め直す
- メモリーバックアップを外す
- ステーをつけ直して完成
以上でバッテリーの交換は終了です。早ければ約5分程度で済ませられるでしょう。分からないことがあれば、YouTubeでバッテリーを交換する動画を参考にしながら作業してみてください。
メモリーのバックアップを事前に済ませよう
自力でのバッテリー交換作業で重要なのは、メモリーバックアップです。
車内の電子機器によっては、デジタル時計のようにメモリー機能があります。しかしバッテリーを外すことでメモリーが消え、再設定が面倒です。事前にメモリーバックアップを装着することで、メモリーが消える心配がなくなります。バッテリー交換後の余分な手順を減らしたいなら、バックアップは必要な作業です。
電子機器を扱う作業なので、データのバックアップは事前に済ませましょう。
まとめ
カローラのバッテリー交換時期は、多くは2~3年が相場です。しかしバッテリーチェッカーや走行中の異常などが起きることでも交換が必要になる可能性があります。
古くなったバッテリーを使い続けると、電力供給がままならなくなり、最悪の場合走行不能になるかもしれません。事態を避けるには、交換のサインが出てからすぐにバッテリーを取り替えましょう。
バッテリーはカー用品店などの業者から買えますが、ネットショップでの注文も可能です。DIYによる交換手順を覚えれば、業者への依頼費を避けられるでしょう。
今回の記事を参考に、カローラのバッテリーを正しいタイミングで交換するよう心がけてください。
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