1979年に初登場して遂に今回8代目となったSUZUKIのアルト。650kgの最軽量ボディにエネチャージシステムで、ガソリン車No.1のリッター37kmの低燃費を実現!
今回は8代目アルトのグレードごとの違いや特徴、そしておすすめのグレードをご紹介していきます!
アルトのグレードごとの違いの見分け方
アルトのグレードごとの大きな違いは、ECOシステムと安全装備の有無によるものです。トランスミッションの違いもこれに応じて自動的に変わるので、あまり複雑なグレード構成ではありません。8代目アルトをおすすめする他車との大きな違いは、軽量ボディとエネチャージシステムによる37km/Lという圧倒的な「低燃費」。そしてアルトは常に「低価格」であるのも魅力のひとつ。今回もエントリーグレードは圧倒的な安さを武器に提供しています。それではまずアルトの違いを知るための、グレード構成からご紹介していきましょう。
アルトグレード構成
アルトのグレードは全部で6つのグレード構成。エントリーモデルは86万円台からと、低価格が魅力のラインナップ。
グレード |
グレードタイプ |
価格帯 |
トランスミッション |
F |
エントリーグレード |
863,500円〜1,031,800円 |
5MT/5AGS |
L |
ベースグレード |
910,800円〜1,079,100円 |
CVT |
S |
ミドルグレード |
1,081,300円〜1,183,600円 |
CVT |
X |
ハイエンドグレード |
1,193,500円〜1,290,300円 |
CVT |
WORKS |
スポーツグレード |
1,537,800円〜1,686,300円 |
5MT/5AGS |
VP |
バン(商用車)グレード |
737,000円〜929,500円 |
5MT/5AGS |
全グレード4WDの設定があり、WORKSグレード以外はエンジンは共通。グレードによる違いはトランスミッションで、5MT/5AGS/CVTがそれぞれのグレードで設定されています。違いのご説明の前に、アルトの共通装備内容をご説明しておきましょう。
アルト共通装備
アルトVP(バン)除く全グレード共通の標準装備の内容です。
全グレード共通標準装備(※一部X・WORKS除く) |
パワーステアリング/パワーウインドウ/マニュアルエアコン/運転席シートヒーター(※4WD車は助手席も標準)/フロントUVカットガラス/CDプレーヤー(AM・FMラジオ付)/2スピーカー/キーレスエントリー/SRSエアバック/ハロゲンヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)/13インチホイール/ハイマウントストップランプ/ESP(横滑り防止)/ エマージェンシーストップシグナル/TECT(衝突被害軽減ボディ)など |
特徴的な違いでは、まずLグレードにはECOシステム「SUZUKI Green System」は備わっていません。他にも安全装備「SUZUKI SafetySupport(スズキセーフティサポート)」はSグレード以上は標準装備になり、以下はLグレード及びFグレード5AGSモデルで「SUZUKIセーフティサポート」オプション装着車のみという違いも。主要装備では、基本はマニュアルエアコンと13インチタイヤですが、X・WORKSグレードはオートエアコンと15インチアルミホイールの違いになります。
運転席のシートヒーターが全グレード標準となっているのは、軽自動車として珍しいといえるでしょう。またナビゲーションシステムは、全グレードオプション指定になります。アルトWORKS(ワークス)グレードはスポーツモデルで、グレード内で唯一のツインカムターボチャージャー搭載モデル。他のグレードと、違いのはっきりとした専用の内外装を備えているのが特徴です。
「5AGS」について
アルトに乗用車では初めて搭載される「5AGS」とは、5speed auto gear Shiftという新型トランスミッション。基本仕様はMTベースになるのですが、5MTとの大きな違いはクラッチがなく2ペダルであること。電動油圧式アクチュエーターが、クラッチおよびシフト操作の最適化を自動で行ってくれるのが特徴です。それによりマニュアルモードでは、クラッチ操作不要でシフトチェンジを行えるようになりました。
通常ATだと3速や4速のギア比で対応しますが、5AGSではその名の通り5速の多段階ギア比を備えているのが最大のメリットになります。尚、この新開発のトランスミッション「5AGS」搭載車は、VP・F・WORKSグレードだけの設定になります。
アルトグレードごとの特徴
それでは各グレードごとの特徴の違いをご紹介していきます。アルトのグレードは違いがはっきりとしており、ご自身にあったグレード選択がしやすいクルマといえるでしょう。
Fグレード
アルトの「F」グレードは装備を省いたエントリーモデル
トランスミッション:5MT/5AGS
SUZUKI Green technology |
SUZUKI Safety Support |
燃費(JC08値) |
無 |
OP(5AGSモデルのみ) |
25.2km〜27.2km/L |
Fグレードには他のグレードと違い、低燃費を実現するための「ECOシステム」が備わっていません。他にも特徴的な違いとして、トランスミッションにCVT設定がなく、5MTと5AGSのどちらかの選択になります。燃費がアルト乗用グレードでは最も少ないJC08値で27.2km/L(5AGSモデルで29.6km/L)となり、アルトの居住空間や運動性能を評価している方におすすめするモデルといえるでしょう。
特殊な装備はないとはいえ、アルトの新開発プラットフォームによる恩恵は受けています。他の軽自動車と違い、その軽さと剛性の高さで、アルトの走行時の特徴の良さはしっかりと体感できます。
Lグレード
アルトの「L」グレードはコストパフォーマンスに優れたモデル
トランスミッション:CVT
SUZUKI Green technology |
SUZUKI Safety Support |
燃費(JC08値) |
標準装備 |
OP |
33.2km〜37.0km/L |
Fグレードとの大きな違いでは、アルト自慢のおすすめ装備「ECOシステム」が、この「L」グレードより標準になります。トランスミッションも低燃費貢献のためにCVT化。アルトの低燃費37.0km/Lが発揮されるのはこのモデルからで、メーターも専用のエコインフォメーション表示付きのものに変わります。低燃費アルトが100万円以下で手に入るという、非常にコストパフォーマンスに優れた特徴を持っています。価格を抑えて低燃費を体感した方におすすめのモデルといえるでしょう。しかし安全装備は「L」グレードもオプション装備となります。
Sグレード
アルトの「S」グレードは主要装備を備えたミドルモデル
トランスミッション:CVT
SUZUKI Green technology |
SUZUKI Safety Support |
燃費(JC08値) |
標準装備 |
標準装備 |
33.2km〜37.0km/L |
「S」グレードからの違いとして、おすすめ装備のひとつである「セーフティサポート」が標準になります。それ以外にも運転席シートリフターやリアシートにヘッドレストが備わり、全面UVカットガラスに変更され、リア三面はスモーク化。Lグレードとの違いは安全装備の充実だけでなく、室内の快適性を向上させ乗用車としての機能をさらに高めた点になります。アルトの特殊装備を求める方におすすめするモデルです。
Xグレード
アルトの「X」グレードは快適装備を追加したハイエンドモデル
トランスミッション:CVT
SUZUKI Green technology |
SUZUKI Safety Support |
燃費(JC08値) |
標準装備 |
標準装備 |
33.2km〜37.0km/L |
「X」グレードからの違いはSグレードまでの装備に加え、電動ドアミラー・フルオートエアコン・プッシュスタート式への変更と、高級感が一気に高まります。外観もルーフアンテナや15インチアルミホイールなどで違いを見せて差別化を行い、走行安定性と乗り心地の向上も。ステアリングにチルト機能が備わるなど、細かいポイントもライバルに負けない装備が特徴です。細かいオプション選択をしなくとも、快適装備がすでに備わっているのがおすすめポイントといえるでしょう。
WORKS(ワークス)
SUZUKIの誇る軽スポーツカーがアルトの「WORKS(ワークス)」になります。
トランスミッション:5MT/5AGS(WORKS専用チューニング)
SUZUKI Green technology |
SUZUKI Safety Support |
燃費(JC08値) |
標準装備 |
標準装備 |
23.0km〜23.6km/L |
WORKSとその他のアルトの違いは、その名前を冠するにふさわしい軽スポーツカーであること。アルトの中で唯一ツンカムターボを搭載したモデルです。WORKS専用チューニングを施したスポーツエンジンの為に、エコ装備は備わっていますが燃費はそれを補う程度。WORKS専用のブーストインジゲーター搭載メーターや、RECARO社製のスポーツシートなど、内装はもちろん外観から全く違いのわかるWORKS専用装備で差別化しています。軽自動車で最高のスポーツ走行を楽しみたい方におすすめのモデルです。
VPグレード(商用)
乗用グレード以外にも、商用のアルトVPグレードもご一緒に紹介しておきましょう。
トランスミッション:5MT/5AGS
VP(バン)専用主要装備 |
燃費(JC08値) |
パワーステアリング/キーレスエントリー/AM・FMラジオ(スピーカー内蔵)/セキュリティアラーム/ESP/マニュアルエアコンなど |
24.0km〜26.2km/L |
VPグレードの違いとしては装備を可能な限り無くし、低価格と業務での使い勝手を優先したモデルになります。パワーウインドウもなく、リアシートもラゲッジスペース拡大時により広いスペースを確保できるよう、簡素なベンチ式の背もたれを採用。マニュアルエアコンなどの基本装備を除き、快適装備は一切有りません。しかしビジネスユースなご利用にはおすすめのモデルで、VP自慢の積載量とアルト本来の運動性能は、きっと毎日のお仕事に貢献してくれることでしょう。
アルトの特殊装備の内容について
ここではアルトの特徴の中でも、SUZUKI独自の安全装備・ECO走行システムの詳細についてご説明していきます。まずはアルトがおすすめされる最大の理由、ガソリン車No.1の低燃費を実現したECO走行システムとはどのようなものでしょう?
アルトのECO装備「SUZUKI Green technology」
「L」グレード以降のアルトに標準搭載されている、おすすめのエコ走行システム「SUZUKI Green technology」は以下の内容です。これらを「SUZUKI ENERGY MANAGEMENT」で制御することにより、アルトおすすめの理由となるガソリン車No.1の低燃費を実現させました。
「SUZUKI Green technology」装備グレード:L・S・X・WORKS |
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ene-CHARGE (エネチャージ) |
IDLING STOP (アイドリングストップ) |
eco-COOL (エコクール) |
減速時のエネルギーで発電・充電し、バッテリーに蓄えた電力を電装品に供給するシステム。 無駄な燃料消費を抑えます。 |
新開発のアイドリングストップ機能は、なんと時速13km以下でエンジン停止します。 |
エアコンの使用で蓄冷剤を凍らせておき、アイドリングストップ中には送風で蓄冷剤からの冷気を送り車内を冷却するシステム。 |
SUZUKI独自のene-CHARGE(エネチャージ)システムは、ハイブリッドとは考え方が違い、走行には電力を使いません。ene-CHARGEシステムは、アクセルを踏まない「減速時の惰性力」で発電し、車に必要な電力を補うシステム。この「発電のために無駄なガソリンを使わないための装置」という考えが、走行に電力を用いる前提のハイブリッドシステムとの大きな違いになります。軽量化されたアルトにこのene-CHARGEシステムと、他と違い早い段階で機能するアイドリングストップが備わり、低燃費に大きく効果を発揮しています。
この機能はアルトをおすすめする上で、最も重要なポイントといえるでしょう。
アルトの安全装備「SUZUKISafetySupport」
「S」グレードより標準装備のアルトの安全装備「SUZUKISafetySupport」内容はこちらになります。
「SUZUKI Safety Support」 装着車の内容 |
レーダーブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ・誤発進抑制機能)前進時・後退時反応/車線逸脱警報機能/ふらつき警報機能/先行車発進お知らせ機能/ハイビームアシスト/オートライト |
特におすすめなのは、デュアルレーダーシステムによるブレーキサポート。これは走行中の衝突被害軽減だけでなく、踏み間違いなどの事故を防ぐこともできるのが特徴になります。低価格軽自動車用の装備とは思えない高度な技術導入を行っている点は非常におすすめです。(※「F」グレードは5AGSモデルのみ「SUZUKI Safety Support」をオプション選択可能。)
アルトおすすめグレード
総合的にアルトのおすすめグレードは、「L」グレードのSUZUKIセーフティサポートオプション装着車といえるでしょう。おすすめする理由は、まず価格が2WDモデルならオプション装着後も100万円を切り、SUZUKI独自の特殊装備も全て兼ね揃えるという、最もコストパフォーマンスに優れているという点です。他車と違いアルトに求められる特徴は、「低価格」と「低燃費」になります。この二つの要素をしっかり満たしつつ、先進技術の安全装備まで加わるのはとても魅力的といえるでしょう。このおすすめするLグレードのオプション装着車なら、ガソリン車No.1のリッター37.0kmという低燃費と、新規格プラットフォームでの高い剛性からくる運動性能も手に入ります。
バンやスポーツグレードなど用途の違いがはっきりしたグレード選びを除けば、おすすめするLグレードのセーフティサポート装着車の選択は、最も間違いのないアルトのグレード選びといえるでしょう。内装の物足りなさを感じる方は、Sグレードを選ぶよりはXグレードまで選択の幅に入れないと、大きな違いを感じないと思われます。しかしLグレードオプション装着車と、Xグレードの価格差は20万円以上。この価格差を埋めるほどの内容の違いになっているのかを、まずはしっかり比較検討することをおすすめします。
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