ハイブリッドカー「アクア」は、いまだ人気衰えず月間1万台を販売するトヨタの大ヒット低燃費コンパクトカーです。今回その低燃費を活かして休みに遠出をする場合に、この「アクア」でそのまま旅先での車中泊が可能なのか気になり実際に検証していきます。
またその寝心地や快適性はどのようなものかを探っていきます。室内は比較的に空間にゆとりある印象の「アクア」ですが、車中泊というニーズにコンパクト規格内でどこまで対応できるのかみていきましょう!
アクアで車中泊をしてみよう!
「アクア」で車中泊に適した車といえば、唯一フルフラットになる「S Business package」です。ビジネス特化モデルとしてラインナップされた特別仕様車ですが、仕事で荷物を大量に積むことを目的とした専用の「フルフラットボード」を採用しているのが特徴。
しかし、一般家庭にビジネス特化モデルを購入するシーンを想定するのは難しいということで、今回はベーシックな「アクア」を使用しての車中泊を想定した検証をしていきます。コンパクトカーというサイズの中でどれだけ快適な空間を得られるのか、車中泊に対しての必要な情報を調査して問題点と対策を挙げていきます。
「アクア」で車中泊をお考えの方は是非参考にしてください。
室内スペース
まずはアクアの室内寸法や、ラゲッジスペースの有効サイズをみていきましょう。果たして大人が横になれるスペースは確保できるのでしょうか?
室内サイズ |
ラゲッジサイズ |
||
室内長 |
2,015mm |
ラゲッジ内長 |
720mm |
室内幅 |
1,395mm |
ラゲッジ内幅 |
1,090mm |
室内高 |
1,175mm |
ラゲッジ内高 |
810mm |
シートを前に倒した時の最大長 |
1,650mm |
「アクア」の室内、は一般的なコンパクトカー基準のサイズになります。ラゲッジ容量はVDA方式で「300L」とそれなりの広さを持っていますが、シートアレンジによるフルフラット化はできません。これを前提にフロントシートを最前方にスライドし、リアシート背もたれを倒した場合に得られる直線での室内有効長は最大で「1,550〜1,650mm」です。
数字だけを見ると女性など小柄な方なら問題なく横になれるだけの長さを得ていますが、一般的な男性の身長だとかなり窮屈になってしまいます。しかし直線での長さがこれだけ確保できるとなると、斜めになった場合の長さは更に余裕が出ますので男性お一人での車中泊ならば問題なく行えるスペースだと言えるでしょう。
「アクア」での車中泊の問題点
「アクア」での車中泊に関して、問題点は次のようなことが挙げられます。
車中泊での問題点
注意ポイント
・荷台がフラットにはならない
・運転席と後部座席の隙間
「アクア」の場合、オプションの「デッキボード」を装着しても段差が70mm〜100mmほど出来てしまい完全なフラットスタイルにはなりません、この僅かとはいえ気になる「段差」が最大のネック。後席の背もたれを倒し、運転席を最大まで前にスライドした場合、後席の足元に当たる部分の隙間がポッカリと開いてしまいます。寝るときにはこの部分の隙間に身体が落ち込んでしまい、これもまた寝心地を損なう要因です。「アクア」での車中泊に対する大きな問題は、以上の2点となるでしょう。
「アクア」車中泊向けの改善策
「アクア」での車中泊を想定した際の2点の問題点について、改善策をご提案していきます。
改善策
市販のフルフラットボードが40,000円〜50,000円前後で販売されていますので、こちらを用いるのが1番効果的といえば効果的です。コストを抑えて車中泊を楽しみたい方は、席の間の隙間に足元に高さの合うBOXを間に詰めて上にクッションなどを置くという手段が最も手っ取り早い方法としておすすめです。段差の部分も底の浅いBOXを置いて板を当てると解消されますが、そこまでの用意がない場合は足元を放り出すような向きで利用することで脛から足元ほどの部分が浮くくらいで済みいくらかはマシな状態に。「アクア」の室内天井高は余裕があるので、段差をフォローするのに市販のマットを上に敷いても充分なスペースは確保できます。身長が160cmを超える方は斜めにスペースを活用するようにしましょう。
緊急ではなく予め旅行などでの前提の準備をしてから車中泊を行う方は、このような隙間を埋める小物とマットなどをご用意しておくのが良いかと思います。以下のようなホームセンターで入手できるもので解決すると思います。
「アクア」車中泊仕様に必要なもの
品目 |
サイズ |
必要数 |
注意事項 |
コンテナBOX |
高さ260mmくらいのもの |
2個 |
足元隙間埋め用 |
高さ180mmくらいのもの |
2個 |
ラゲッジ用底上台座 | |
コンパネ(板材 |
厚12×幅300×長910 |
1枚 |
ラゲッジ底上用① |
厚12×幅250×長910 |
1枚 |
ラゲッジ底上用② | |
マットレス |
シングルサイズ(折り畳み式) |
1枚 |
フルフラット敷用 |
クッション |
お好みで |
サイズさえ間違えなければ「アクア」は特に大きな加工など必要なく、ただ置いていくだけでフルフラットスペースが完成します。ラゲッジ底上げ用の板は強度の為にも最低限の厚さを必要としますが、台座BOXの高さと合わせて計算すること。また荷台の開口部の内側樹脂カバーに接触しないように最大500〜550mm程度の長さになるような組み合わせをおすすめします。最後はシングルの折り畳み式マットレスなどを広げて敷いたら、「アクア」お手軽車中泊仕様の完成です。
アクアでの車中泊の寝心地や快適さは?
「アクア」での車中泊の寝心地や快適さは、「事前の準備次第」ということになります。スペースが確保できるというだけで、「アクア」には100V電源などの車中泊に合わせた装備は整っていません。スペースは充分に確保できますので、車中泊に向けた寝心地や快適性を上げる為には問題となる2点の解消が不可欠です。
特別仕様車の「S Business package」を除き、他車種のように完全に段差をなくせるラゲッジボードもオプションでも存在しませんので、市販のものを利用するかご自身での対策が必要になってきますが、材料もホームセンターで入手できる内容程度。難しい加工もなくて快適性がグッと向上するので、是非ご自身の手で「アクア」の車中泊スタイルを作ってみてください!
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「近くの中古車販売専門店にとりあえず行ってみようかな」
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これだとディーラーや中古車販売専門店の思うツボです。。
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