ミニバン市場で高い人気を誇っているトヨタのアルファード。2002年に発売されてから現在で3代目となり、高級ミニバンとして存在感を放っています。
そんなアルファードですが、乗り心地や静粛性は気になるところですよね?毎日乗る車ですから、乗り心地は車選びをする上でとても大切です。また、静粛性に関しても、静かで快適な走行ができる方がいいですよね。
今回はアルファードの乗り心地と静粛性について紹介します。ぜひ購入検討の参考にしてくださいね。
第3世代、現行アルファードの特徴
現行型のアルファードは2015年にフルモデルチェンジされ、第3世代となりました。2017年にマイナーチェンジされ、現行型は後期モデルとなります。
アルファードの特徴はなんと言っても、「高級感」です。
内装から外装まで、ラグジュアリーで高級感溢れる作りとなっていて、他車のミニバンとは一線を画しています。
アルファードには17種類のグレードが用意されており、価格帯も300万円台から700万円台まで幅広いこともアルファードならではです。グレードごとに細かな違いがあるので、しっかりと調べることが、後悔のない車選びにつながります。
また、7人乗りと8人乗りがあり、どのように2列目シートを使いたいのかによっても、選び方が変わってきます。
アルファードの乗り心地は?
高級車なのはわかったけど、乗り心地はどうなの?と思う方に向けて、アルファードの乗り心地について、口コミなども交えながら解説していきます。
さすがは高級車の乗り心地
アルファードは内外装の高級感だけではなく、乗り心地にも定評があります。
ハイブリッドかガソリンかの違いや、どのグレードか、によって乗り心地は変わりますが、概ね評判はいいようです。特に700万円台のグレードは、VIPの送迎車に使われることもあるので、乗り心地にはこだわっていると言えます。運転席は高さがあるため見晴らしがよく、運転のしやすさにも定評があります。
ミニバンの中でもLLサイズということもあり、室内高が1400mmと高く設計されているので、大人でも窮屈を感じないサイズなのもいいですね。
一番乗り心地がいいグレードは「Executive Lounge」
前述した700万円台のグレードというのが、この最上級グレードの「Executive Lounge」です。
Executive Loungeとほとんど同じExecutive Lounge S というグレードもあります。2つの違いは、Executive Lounge Sには、エアロ専用バンパーがついていることだけです。Executive Loungeの排気量は3.5Lで、その他のグレードの2.5Lより多い排気量となっています。
排気量の他に、なぜExecutive Loungeが他のグレードより乗り心地がいいのか、理由を解説しますね。
シートがプレミアムナッパ本革
Executive Loungeはシートの素材に、上質な肌触りのプレミアムナッパ本革を採用しています。
このプレミアムナッパ本革は、他のグレードではオプション選択できません。ですのでプレミアムナッパ本革がよければExecutive Loungeを選ぶ必要があります。
2列目がエグゼクティブラウンジシート
アルファードで言うと、どのグレードでも3列目には違いがありません。そのため乗り心地を求めるなら、2列目シートの選び方が大切ということになります。
エグゼクティブラウンジシートの機能は以下の通りです。
ロングスライド |
パワーリクライニング |
パワーオットマン |
角度調整式大型ヘッドレスト |
大型アームレスト |
ウォークインレジスティッチ |
快適温熱シート+ベンチレーションセット |
集中コントロールスイッチ |
携帯・スマホホルダー |
ファイルホルダー |
Executive Loungeの2列目シートは、通常のシートよりも幅が広くなり、成人男性でもゆったりと座れます。また、電動リクライニングシートになっており、アームレストに格納された集中コントロールスイッチで操作が可能です。オットマンもついていて、足を伸ばして座ることができます。格納式のテーブルもついているので、パソコンを広げてちょっとした作業なんかもできそうです。盛り沢山な内容になっていますね。
アルファードの乗り心地をよくするには?
「乗り心地をよくする方法はあるの?」と気になる方もいますよね。新車にしても、中古車にしても当てはまることかと思いますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
7人乗りグレードで2列目を左右独立にする
運転席の乗り心地はもちろん大事ですが、アルファードのようなミニバンであれば、後部座席に人を乗せることも多いかと思うので、後部座席の乗り心地も大事です。
そして乗り心地を求めるなら、8人乗りグレードはおすすめしません。
なぜなら、8人乗りだと2列目が6:4分割チップアップチートと呼ばれるベンチシートになっているからです。荷物をたくさん載せたり、小さな子供がいたりするのであればベンチシートの方が使い勝手はいいかなと思います。
しかし左右のシートが離れている7人グレードと比較すると、体を包み込むような感覚はありませんし、電動リクライニングなどもついていません。以上のことから乗り心地を求めるのであれば7人乗りをおすすめします。
シートが合成皮革のグレードを選ぶ
グレードによってシートの材質が異なります。Executive Loungしか選べないプレミアムナッパ本革の他に、ファブリックと合成皮革の2つのシートが用意されています。
ファブリックは3つの中で一番安価です。布地で肌触りが柔らかいことが特徴で、S/HIBRID S、X/HIBRID X の4つのグレードがファブリックを採用しています。
合成皮革は本革より安価に、本革の質感を楽しめることで人気の素材です。
7人乗りの場合、2列目シートをどうするか
エグゼクティブラウンジシートは、Executive Loungだけの特別なシートなので選ぶことはできません。エグゼクティブラウンジシートの他に2種類のシートがあり、グレードによって異なります。
2つのグレードにもそれぞれ特徴があるので、詳しく見ていきましょう。
エグゼクティブパワーシート
エグゼクティブパワーシートは、公式のWEBカタログで"ひとクラス上の座り心地"と紹介されているシートです。
リクライニングとオットマンは電動となっていて、シート間には折りたたみ式テーブルが設置されています。また、最大500mmのシートスライドが可能なので足元を広く使うことができます。
エグゼクティブパワーシートの機能は以下となっています。
ロングスライド |
パワーリクライニング |
パワーオットマン |
角度調整式大型ヘッドレスト |
大型アームレスト |
リラックスキャプテンシート
リラックスキャプテンシートは、3種類のシートの中では一番安いですが、十分な機能を兼ね備えているシートです。
リラックスキャプテンシートの機能は以下です。
超ロングスライド |
横スライド |
リクライニング |
マニュアルオットマン |
上下調整式ヘッドレスト |
回転式アームレスト |
エグゼクティブパワーシートと同様に、シート間に折りたたみ式テーブルが設置されています。リクライニングやオットマンに関しては、電動ではなく手動になっています。
リラックスキャプテンシートの特徴は最大830mmの超ロングスライドです。一番後ろまでスライドさせると、ゆったりと足を伸ばせるくつろぎの空間が生まれます。セカンドシートをより広く使いたいという方にはおすすめのシートです。
アルファードの静粛性はどれぐらい?
ここまでアルファードの乗り心地についてグレードごとに説明しましたが、静粛性についても気になるところだと思います。静粛性は主に、
- エンジン音
- ロードノイズ
- 風切り音
などが挙げられます。この3つにアルファードを当てはめて見てきましょう。
エンジン音
車の心臓部であるエンジンから聞こえる音です。エンジンがなければ車は動かないのでこのような呼び方をされます。
音については主観の部分もありますが、アルファードの場合、一般道を一定のスピードで走行するときのエンジン音は静かでほとんど気にならないとの情報がありました。
ロードノイズ
ロードノイズとは走行中にタイヤと路面との摩擦や衝撃によって、発生する音のことを言います。
ロードノイズは路面状況や走行スピードによって大きく左右されます。アルファードのロードノイズと言うよりは、路面状況などによって変化すると考えた方が良さそうです。
風切り音
風切り音とは、車体の周りに発生する風が衝突し発生する音のことです。
スピードが速い方が風切り音は大きくなります。ドアや窓周りに使われているゴムの劣化によって風切り音が大きくなる場合もあります。
アルファードは風切り音が大きいわけではないですが、さらに音を抑える方法も後ほど紹介します。
静粛性を求めたグレードの選び方
静粛性について紹介してきましたが、具体的にどうやって静粛性をよくするのか、選び方を解説していきますね。
ハイブリッドは音が静か
アルファードにはハイブリッド車とガソリン車があり、ハイブリッド車はガソリンとモーターの2つを併用して燃費をよくする仕組みです。ですのでエンジンだけを使うガソリン車よりも、モーターを併用しているハイブリッドの方がエンジン音は少なくなります。
ハイブリッドの先駆者であるプリウスは、走行中のモーター音が静かすぎて人が気付かず危険なため、わざと人口音を付けています。それぐらいハイブリッドモーターは静かということですね。
しかし、ずっとモーター走行しているわけではないので、ハイブリッドでもエンジンに切り替わればエンジン音は発生します。さらに言うと赤信号から青信号切り替わったときや、坂道を走行している時などはパワーを要すのでエンジン音は大きくなります。
ただ、モーターも併用していると言う点から、ハイブリッドモデルの方がエンジン音は静かであると言えるでしょう。
排気量が多い V6 3.5Lエンジン
一般的に排気量が多いとエンジンのパワーが大きくなるため、加速もスムーズになります。スピードを上げる際に回転数を上げずに済むので、振動も少なくなりエンジン音も小さくなります。
アルファードには2.5Lと3.5Lの2つの排気量がありますが、排気量の多い3.5Lの方がエンジン音が静かになるでしょう。
静粛性を向上させる方法
欲しいグレードが決まっている場合や、もうすでに買ってしまったという場合には、静粛性を向上させる方法はないだろうかと思う方のために、今からでもできる静粛性を向上させる方法をお伝えいたします。
ただ、エンジン音に関しては自分でなんとかするというのが難しいので、ここではロードノイズと風切り音を軽減させる方法について紹介します。
タイヤを換える
ロードノイズはタイヤと路面の摩擦で発生する音だと説明しました。タイヤの種類によってその摩擦音や衝撃を減らせる可能性があります。世の中人はたくさんのタイヤメーカーがあり、メーカーによる特徴があります。
ブリヂストンの「レグノ」は静粛性の高さで有名です。他にもアルファードと相性の良いタイヤなどもあるはずなので、販売店でお店の人に聞いてみるといいかもしれません。
遮音、吸音シートを敷く
ロードノイズはタイヤからサスペンションを伝わり振動や音になります。ですので足元のフロアマットの下に遮音マットや吸音シートを引くと軽減されることがあります。
遮音マットなどはお店にも売っていますし、ネットでも買うことができます。ロードノイズを減らしたいと思っている方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
風切り音防止テープを貼る
ドアや窓の隙間から入ってくる音を防ぐことで、風切り音を抑えることができます。
ドアや窓周りに使われているゴムが劣化し、風が入り込んでいる場合があるのです。劣化していなくても、風の侵入を防ぐためにドアや窓のパネル周りに風切り音防止テープを貼ることで、風切り音を防ぐことができるかもしれません。
遮音マット同様にお店やネットで購入可能です。
まとめ
アルファードの乗り心地と静粛性について紹介しました。
アルファードには最上級グレード"Executive Lounge"があります。Executive Loungeはエグゼクティブラウンジシートを採用しており、他のシートより幅が広くなっていてゆったり座ることができます。電動リクライニングや電動オットマンなどの機能も充実していて申し分のないグレードです。乗り心地がいいグレードであることは間違いないでしょう。
静粛性については、やはり高級ミニバンということで全体的には良いという意見が多数でした。
ただ、やはり綺麗ではない道路を走るときのロードノイズやスピードを出したときの風切り音は気になる方もいるでしょう。フロアマットの下に遮音マットなどを敷いてロードノイズを防ぎ、ドアや窓のパネル周りに風切り音防止テープを貼ってみてください。
いろいろ工夫して快適なカーライフを送ってくださいね。
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